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銀永　杏胡（ぎんなが　あこ） 表情が表に出にくい、見た目よりはよく喋る。面倒なことは避けがち。仕事上の付き合いだとドライ。引きこもりなので体力がない。運動音痴。 職業技能はコンサルタント(基本)から、ほかの言語は星座はラテン語由来が多いためラテン語、物理学の代わりに天文学、天文学の延長で少しだけオカルト。 趣味技能は面倒なことは避けがちなため回避、お客さんを観察するのが好きので目星・聞き耳。 ｼﾅﾘｵ:四季物語 冬(HO1)、 ↓秘匿バレあり 不老長寿の人間である。見た目は10代後半あたりから変わっていない。人間の5倍ほどの寿命だが不死ではないため、物理的な要因で死に至る可能性は人間と同等。実年齢は39。 祖先はクウチルウタウスの禁呪を背負った民族であり、人間同士で交配していくに連れて不老不死ではなく不老長寿になったと聞いている。それは随分と昔の話らしい。 数少ないその民族の末裔だが、不老長寿の人間の存在など知られるわけにはいかないため、いろいろな土地を移り住み、仕事以外で人との関わりを絶ち孤独に生きている。 家族は、掟として15歳になったら独り立ちし民族に関わらず生きていく決まりになっており、中学卒業と同時に家を出た。いま家族はどうしているかわからない。 母は父を看取ってから死ぬそうだ。父がいなくなってしまってはきっと孤独に耐えられないからと、そう幼い頃に一度だけ話してくれたことを覚えている。 両親の中でいつかはいなくなる存在だと、一番ではないのだと悟ったのはこの頃からだった。それを寂しいも思う気持ちはいつしかわからなくなっていた。誰かをそこまで思う気持ちを、思われる気持ちを知らない。知ることもないだろうと思っている。 高校には行かず短期のバイトを繰り返しながら生活費をやりくりし、土地を転々としている。今の場所はもう3~4年ほどになるだろうか、そろそろ移らねばと思う反面、人と接することの少ないこの場所が気に入っている。 星に詳しいのは家族から学んだから。クアチルウタウスについては不老不死であることくらいしか知らない。一度調べようとしたこともあったが(オカルト10)、面倒だったため諦めた。 名前の由来はイチョウ(銀杏)から、花言葉は「荘厳」、「長寿」、「鎮魂」。永は長い時間を生きているから。胡は中国の民族を指したり長生きを意味したりするため。

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