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🥀荊棘(いばら) 174cm AB型 24歳 男 私/貴方 俺/お前 禿〜新造時代の源氏名 ▷▶︎▷山査子(サンザシ) 本名▷▶︎▷春日隆基(かすが りゅうき) 本人が知っているのか知っていないのか… ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ▫️技能 <EDU×10+APP×10>で取得。 職業技能改変点無し。 ▫️特徴表 <4-9 演技> あなたは演じることが得意だ。人の特徴を捉えることも上手い。<芸術：演技>、<変装>、<人類学>に50%好きな値を割り振ることが出来る。 <1-9傾国> あなたは美貌によりその名声を勝ち得てきた。あなたの言葉には国をも動かす力があるとさえ謳われる。<信用><説得><言いくるめ>の初期値は50%である。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ▫️設定 吉原で働く女郎の青年。位は昼三。 客の前と仲間達の前で性格が異なる。所謂スイッチのオンオフがあるタイプ。 元々声も高く中性的な容姿であることに加え、そちらの方が客からのウケが良いという理由で、性別は男であるが客の前では女の様に振舞う。身につける物もすべて男ウケのするものである。 愛想と気立てがいい物腰柔らかな女郎を演じる様に努力している。(特徴表-演技) 営業スイッチを切っている時(主に仲間の前や休日)は普通の男性的な口調と振る舞いをする。性自認も男。歳を重ね大人しくなったこともあり落ち着いた口調だが性格もしっかりと男。性根が若干卍系。幼い頃はまぁまぁヤンチャな性格をしていたが、自分に憧れてくれる若い子たちを幻滅させてしまったら悪いなと思い落ち着いた大人の男性でいようと心かけるようになった。 物心ついた時から吉原にいることから義務教育を受けていないが、顔がいいだけの馬鹿な女郎は直ぐに飽きられるという考え方のため知識欲が旺盛。 容姿が整っていることは自覚有り。謙遜もしない。本当に女郎になるために生まれてきたんだな〜と自嘲している。 そして使えるものは全部使うので容姿を自身の最大の武器としている｡(特徴表-傾国) 同じ見世の人達を家族と認識し大切に思っている。特に禿含む女郎たちを兄妹や娘息子のように可愛がっている。 女郎以外の従業員に対しても基本的には友好的だが女郎ほどでは無い。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ▫️深層心理・行動原理・パッション 全ての生物は捕食者と被食者に区別されている。 食う者と食われる者、俗な言葉で言うと"勝ち組"と"負け組"だ。 その理はどのようなコミュニティであっても存在し、現代日本から隔絶されたこの今吉原においても例外ではない。 弱者は強者によって自由な権利も安寧の環境も存在意義も食われ、抑圧され続ける。 この世界でそういった強者と弱者はどの様な基準で決まるのか？ 才能、個性、カリスマ、華、地位、人望、出生… 様々である。 そして、この今吉原において売り物である女郎は紛うことなき完全な被食者。"負け組"である。 金で買われ、客の機嫌を伺い、客の思うままに振る舞い夢を見せる。そこに女郎本人の感情や意志などは必要ではない。需要がある限りは消費され続け、無くなればそこで役目を果たす資格すら奪われる。 吉原で女郎として生きていくために選択肢は無い。この生き方しか知らず、この生き方しか選べないのだ。(そうなのだ🐹) だが、荊棘はこれがどうにも許し難い。 荊棘は物心ついた時から吉原で育ち、その頃から女郎になることが決まっており選択の自由はなかった。 特に幼い頃から女郎になる事が決まっていた自分自身の人生を悲観している訳では無い。 しかしその決められた運命に抗わずいることが荊棘にとってどうしても生きた心地がしないのだ。 捕食者の圧力や支配によって被食者は恐怖し、押さえ付けられる。 弱ければ自分の意思を主張する声どころか悲鳴すら上げられなくなる日が来る。 そんな状態は生きたまま死んでいるのと一緒では無いか。 荊棘はこの閉じられた世界の中でも自分らしく生きられるように、自分を殺されないように強くなりたいと思った。 そしてそれと同時に、他の女郎たちがそうであることが許せないのである。 今見世にいる全ての女郎たちは皆、荊棘にとって誰一人として欠けて欲しくない大切な家族である。 愛する家族が被食者としてこれ以上奪われ続け、替えのきく道具のように扱われ、望まない人生を歩まされ続ける現状を良しとは出来ない。 黙って従うのは人形でも出来る。自分は人形ではない。勿論自分の家族もだ。 一介の女郎ごときの荊棘1人では何も変わることは無いだろう。しかし、何かを変えられるくらいに強くならなければいけないと思った。 無謀な事だと分かっていても女郎の取り巻く現状を変えたいと思い、少しでも女郎たちの不安や憂事の種を取り除きたいと思っている。 ▫️外の世界を知りたい！ 外の世界での常識や規則、暮らし方を全く知らない自分は、碌に生きては行けないだろうと理解している。 しかし、商品ではない自分自身に思いを馳せることも、未だ知りえぬ外の世界に羨望する気持ちがある。 荊棘は男であるが、吉原の中のあまり性別による差がない世界で生きてきたため、外の世界の価値観では男として自分がどの様に扱われているのか身をもって体験してみたいと思う。 また、金銭の発生しない色恋というものにも興味がある。客と女郎の関係では純粋な恋愛に発展することが稀であるが、外の世界ではそういった純粋な恋愛が殆どらしいと聞き、驚いたことがある。(自分が体験したいというよりその光景を観測したい) それに加えて外の世界に足を踏み入れたい理由は自分のためだけではなく、同じように外の世界へ憧れを持つその他の女郎たちを思っての事でもある。 女郎の中には外からこの世界に自ら望んで足を踏み入れ、また外の世界に帰りたい者もいるし、荊棘のように外の世界を知らなくても自由を希う者もいる。外の世界を望んで足抜けを試みた女郎の中には親しかった者もいた。 そういった者たちの自由や希望が奪われ、生涯をこの廓の中に閉じ込められたまま終わってしまう現状を悔しく思った。 外に出る事を荊棘本人もあまりにも非現実的すぎると諦めたことがある。しかし、それで他の女郎たちに諦めさせたくない。そこに可能性が僅かでも残っているのなら諦めるのではなく、今自分に出来ることからしていこうと思った(とりま借金返すぞ！) 自分の好奇心や欲求のためにも、家族のためにも外の世界に出ることが、自身を始めとする女郎の何にも縛られない自由な選択・自由な人生を後押しする行為の先駆けとなって欲しいと思っている。 . ❗️荊棘本人は処遇に関して警鐘を鳴らし、勝手に地位の改善を求めて(？)いるが、実際一般の吉原や女郎への認識は千差万別である。 勿論荊棘本人が想定しているように、女郎を下に見る一般人もいるが、そうでない捉え方をする人も多くいる。 見世の外を知らず視界が狭く偏った考え方に陥っているので、他を巻き込んで負け組というレッテルを貼り、女郎という立場を世間一般よりも下に見ているのは荊棘本人かもしれないし、それを荊棘本人は気付いていないかもしれない。 エゴだね…(親) ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ▫️人間関係 🥀呉葉花魁 綺麗で聡明な人だと思っている。恐らく女郎たちの憧れの人であったし、もれなく荊棘もその一人。 呉葉花魁付きの禿だったこともあり姉女郎の中でも特にその背中をよく見てきたと思っている。自分の未熟だった時をよく知ってくれている人。というか自分のことを何でもわかってくれてると思ってた。姉御姉御と尻尾を振り懐いていた。大好き。 荊棘の女郎モード時のロールモデルであり、呉葉花魁がいなければ今の自分はいないと言ってしまっても良いレベルで影響を受けているだろう。(目に見えない部分や荊棘本人の無意識の部分含め) あまり呉葉花魁の欠点を知らない(欠点と認識していないという可能性) ・生前の関わりで印象深い出来事 自分のことを別にスッピンの時点で顔良いし…と思っている節があり、化粧を嫌っていた荊棘だったが、それを見兼ねて呉葉花魁が荊棘に化粧を施してくれたこと。 荊棘にとってはこれが大変嬉しかったことであり、烏滸がましいしどちらかと言えば立場が逆にも関わらず、それから暫くは「呉葉姉御がしてくれなきゃ化粧しない！！」と我儘を言ってして貰っていた。 向かい合って化粧をして貰っている時、大好きな呉葉花魁の顔が近くにあって心がふわふわと浮ついた事を覚えている。 幸せになって欲しかった…………………… 呉葉花魁の死は相当ショック。 必ず死の真相を突き止める 絶対にだ…… 🥀不寝番 客が寝ると静かに入ってきて、客の耳元で何かを囁いているのは知っているが、何囁いてるんだろう…と毎回思っている。 気にはなるが余計な話をしない寡黙な人なので聞くタイミングを見失って聞けていない。 まず何を考えてるのかも分かっていないが取り敢えず悪い人では無いと思っている。 🥀HO弐 可愛い可愛い弟/妹のような存在と思っている。(勝手に) 困ったことがあればなんでも力になりたいし頼って欲しい。HO弐を見ていると昔の自分ってこんなだったかな〜だったり、自分の世話をしてくれた呉葉花魁もこんな気持ちだったのかな〜等色々考える。 取り敢えず水揚げの費用は任せて欲しい。お兄さん結構稼いでるので。 可愛がっているし贔屓目入ってるのできっと自分より凄い女郎になるぞ…と思っている。 🥀若竹 可愛い可愛い妹のような存在と思っている。(勝手に) 素直な良い子なので悪い人に騙されないか心配。女郎は少し狡賢く強かな方が良いぞ…と心配しているが可愛いのでヨシ。 尊敬してくれて嬉しい。手本になれるように気を引き締めさせてくれる。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ▫️名前の由来 ・山査子(サンザシ) 禿〜新造時代の源氏名 ピラカンサと呼ばれるバラ科の植物が由来。 日本では常磐山査子と呼ばれているため山査子の部分を引用。 頑健で育てやすく、手間が掛からないこともあり観賞用の植物として栽培されている。 鮮やかな色の花を咲かせるが右には棘がある。 花言葉は「美しさは貴方の魅力」「愛嬌」 ・荊棘(イバラ) 現在の源氏名。 かつての源氏名であった山査子の花を毟り取った状態。(？) 単純に美しい花には棘があるという意味に加えて、 棘のある植物を排除しようとすると棘で怪我をする事があることから、自分や身内に危害を加えてくる輩が居たらぜって〜無傷では帰さねぇというヤンキー魂(？)

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