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一人称:俺 二人称:君、あなた HO1→リーダー、HO2,4→先輩呼び 語尾～っす いつも人懐っこい笑顔でいる青年。わんこ系後輩。意欲のある新人らしく元気に振る舞っている。先輩たちの役に立てるようにもっと強くなりたいと思っている。(ように見せているつもり) 早く自分の能力判明しないかな～と期待している風を装っている。本当はいつ自分が何の能力もないただの人間であることがバレるか気が気でない。 任務に向かうときも、任務中も、任務を終えた後も強い恐怖を覚えている。神話生物というものが、それに狂わされる人間の存在が酷く恐ろしい。それに自分は本来なら太刀打ちできない脆弱な人間である。 その恐怖を無理矢理圧し殺して笑うのは、大好きな兄を見つけるため。ただ一点である。 半年前まで、機械系の工学部の学生だった。情報収集が得意で、様々なノウハウを駆使し、テセウス所属に辿り着いた。 昔から学校の成績がよく、人当たりも良いためムードメーカー枠の人間だった。バイトで忙しかったため決まった部活に所属はしていなかったが、よく応援に呼ばれていた。スポーツだけでなく料理も上手いため、よく同級生から「俺のために毎日みそ汁作ってくれ」「お前みたいな嫁が欲しい」などの冗談をよく言われていた。バレンタインは当然たかられる側だった。 幼少期からお兄ちゃん子だった。何をするにも兄にベッタリで、よく兄の真似をしていた。 7年前に兄が失踪したときなんかは三日三晩泣き続けた挙げ句高熱を出し、両親を疲弊させた。それでもどうにか日常生活を頑張れるようになった2年後、今度は両親を交通事故で失う。高校一年生で家族を失い、独りで立たざるを得なくなったが、兄が生きていることを信じ続けることで精神を保っていけた。 それは報われた。兄が生きている。それだけで大きな希望になった。だから何でもできる。どれだけ怖くても、痛くても、兄のことを想えば耐えられる。だからまた会って、話をさせて。 お兄ちゃん大好き。生きててくれたのはめちゃくちゃ嬉しかったけど何も教えてくれなかったのでちょっと拗ねた。かっこいいけどその髪と目何。 「俺は日久あかりっす！よろしくっす！！」 「せんぱ～い、救急箱ってどこっすか～？」 「ちゃんと好き嫌いなく食べなきゃ駄目っすよぉ」 「なん、で……こんなことが、できるんだ……わけがわからない」 「俺が頑張るのは、世界のためなんかじゃない。お兄ちゃんの情報を得るため。お兄ちゃんに会うため。つまり自分のためだ。だから……皆みたいには、お兄ちゃんみたいには、なれない」 誕生日:8/5 サンストーン

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