タグ： 現代日本 エメラルドの激情

嫉妬まみれの元音大生。一人称「ぼく」二人称「おまえ」 裏表がなく、感情を素直に口に出す性分。施設育ちゆえか気が強く言われっぱなしでは終われないのが玉に瑕だが、付き合いやすさ故か交友関係は広い。 両親を早くに無くしており天涯孤独の身で、昔はちょっとヤンチャだったとか。要領は良い方だが、きちんと努力できる素質もある。 現在は安アパートに一人暮らし。音大生だったころからアルバイトをしていた小さな花屋で働いている。呼び込み成功率は高いかも。APP的に。 エメ激本編中は挫折経験とゴグ・フールの影響下にあることが作用して、本来の性格からはかなりひねくれた物言いになっている。 ＜職業技能＞2015店員　EDU*10+APP*10=130+170=300 言いくるめ、聞き耳、経理、心理学、信用、値切り、コンピューター＋製作(作曲) 商品知識とは違う気もするけど作曲家の視点から良い曲を仕入れるってことで。。。。。。 ＜特徴表＞ 2-10：前職　EDU*3を制作(作曲)に極振り 以下エメラルドの激情前日譚 雛田くんと同じ音大に所属しているが、専攻は作曲。故に器楽専攻の雛田くんとは面識がない。 聴音の才能があったこと、育った施設が芸術系に力を入れていたことから作曲を始め、奨学金を借りて音大に進学。将来は作曲家になるのが夢だった。 だが本編より1年ほど前、幼少期から音楽一辺倒だったのが災いし騒音性難聴を発症。治療が必要となったことで退学を余儀なくされる。 退学直前の最後の授業日、たまたま通りかかった練習室で雛田くんのピアノを耳にして、そのすべてに心の底から惚れ込んだ。 もっと聞きたい。もっと知りたい。彼に自分の作った曲を弾いてもらいたい。けれど、もう自分は曲を作れない。 純粋な感動だったものが、自身への不安や絶望――そして邪神の手引きにより嫉妬に代わっていく。 彼の自由な演奏を最も引き出せるのは自分の曲であるはずなのに。本当の彼を一番近くで見ることが出来るのは自分でありたいのに。 そもそも、なぜ彼は彼自身の音を、願いを、望みを、感情を普段から隠しているのか。周りのために笑う彼にすら腹が立つ。 もはや、この指が彼のものであればいいのに。自分でも理解できないぐちゃぐちゃの感情で食事も喉を通らない中、彼の音を聞くため大学へに忍び込む毎日。 1年をかけて小さな練習曲を書き上げたのち、火和は作曲用の万年筆で自殺を試みる。彼を害してしまいそうな自身を止めるための、最後の抵抗だった。 シクラメン、篝火花。赤いシクラメンの花言葉は「愛情」「きずな」「はにかみ」そして「嫉妬」

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