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クトゥルフ PC作成ツール
ソラ
ID:4712680
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ソラ
タグ:
のだ
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
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幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
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初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
ソラ 警官+2015スポーツ選手(DEX) 参照 職業ポイント…2015スポーツ選手 DEX×10+EDU×10 【特記】 DEX+1、EDU-1 【職業技能】 2015警官…聞き耳、心理学、追跡、目星 2015スポーツ選手…応急手当、こぶし、組み付き 【秘匿】 ▷ HO 2 【狗】 君は獣のように俊敏で鼻が利く。 人間離れした肉弾戦を得意としているだろう。 〇補足 物心ついた頃から異能を発現させている。 見目は人間と変わらないが、爪と歯の強度は獣のそれ。 犬歯も目立つ。 現在 19 歳 ~ 21 歳。任意のタイミングで現先輩に スカウトされ、19 歳以降怪事庁に所属。 〇ハンドアウトボーナス 戦闘技能として<かぎ爪><噛みつき>の取得が可能。 <鉤爪> ┗ 初期値 50 % ダメージ 1 d 6 + DB ┗ <こぶし>と組み合わせロールで 2 d 6 + DB <噛みつき> ┗ 初期値 50 % ┗ ダメージ値 1 d 6 + DB ┗ <噛みつき>に 2 度成功( 2 ターン消費)することで、 対象の噛みついた部分を引きちぎることが可能。 この時、対象は<回避>の代わりに STR 対抗で 振りほどきロール可能。 対象は固定ダメージ 5+強制ショックロール+ SIZ - 1 手の場合 STR - 3 、足の場合 DEX - 3 かつ部位に合わせて相応の技能に - 50 % ▷ 秘匿情報 君は孤児として育ち、物心ついた時から養護施設で暮らしてきた。 また、常に自分を制御しながら生活をしている。 気を抜くと破壊的な衝動に襲われるのだ。手近な物を壊してしまうこともあるだろう。 幼い頃、友達と喧嘩した際に、力任せに大怪我を負わせてしまった苦い思い出がある。 法執行機関怪事庁にスカウトされ、自分の衝動や身体的な特徴が異能によるものだと知る。 君は過去の経験もあり、頷くに至った。 〇不調 仕事をしながら上手く自分の能力と付き合っているが、ここ最近どうも調子が悪い。 いくら食事を取っても空腹感を覚える。 また、ときどき味覚が鈍いように感じる。 事件現場で血の匂いを嗅いだ際、匂いの出所から目を逸らせなくなったこともある。 漠然とした不快感を覚えながら、日々を過ごしている。 キャラクターシート作成時、SAN 値を - 5 をする。 〇特異 ▍身体能力の増強 ダメージボーナスが一段階上昇。 1 D 6 の場合は固定値 + 1 。 危機察知能力に長けている。<回避>の初期値が< DEX * 5 > 体力が人並み以上である。< CON >に + 1 忍耐力がある。ショックロールを< CON * 7 >で判定。 <CON * 7 >の成功値が 100 以上の場合、上限を 99 とする。 (成功値内でファンブルした場合、ショックロールには成功するが生命の危機を感じ SAN - 1 ) また、自動気絶はない( HP 0 まで行動可能) ▍野性的勘 <聞き耳>を幅広く代用可能。 <目星>や<アイデア>判定に失敗した際、<聞き耳>で再判定が可能。 ▷ 先輩 君を怪事庁にスカウトした人物。 【秘匿情報】を把握している。 【不調】を相談するか否かは PC に一任。 ▍嶺良(ミナリ) 怪事庁で同じ班に所属する先輩。現在は怪事庁の社宅で同室。 能天気な言動が目立つが、構いたがりな上に妙なところでマメ。料理がやたら上手い。 似た異能を有しており、能力使用への助言やトレーニングの付き添いなど、何かと世話を焼く。 出会いに関しては任意で設定可能。 特に希望が無い場合、養護施設に視察にきた嶺良にスカウトされたことになる。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 【忠盾(ちゅうじゅん)】(シナリオオリジナル技能) 【回避】と同値の技能ポイントを得る。 任意のPCがダメージを受けた際、自分のターン消費状況に関わらず判定可能。 攻撃を弾きダメージを半減、さらに任意の数値を肩代わりすることができる。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 【通過シナリオ】 1.東京ゴーストマティカ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 【発狂】 3.幻覚 1ヶ月 嶺良が自分の手によって死ぬ幻覚 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ソラ チワワポケモン 狼になりたかったチワワ なれ損ない 誕生日 3月17日 好きなものは嶺良のごはん 背が伸びますようにと飲んでる牛乳は 成長期が終わったこいつには無意味(可哀想) 一生155㌢のままの可哀想なチワワ メンバーのことは良く思っているが 過去のこともあり、 あえて威嚇して距離を少し置いてる 誰も自分の手で傷つけたくないと思ってる マジモンのチワワ ヘッヘッ キャインキャイン 素直になれないんだなあ のだを 職場ではクール(?)に振る舞ってる 嶺良先輩しか勝たん思考のヲタク 家だと飼い犬 お手伝いはちゃんとする 体力はある だが、酒は弱い 酒飲みの場だと、恐らく1番最初に落ちる 赤ちゃんになる。口調が柔らかくなる。フニャフニャ 幼少期の片鱗が見えるのは 酒を飲んだ時だけかもしれない(意外と甘えた?) 自分のゼノに関しては いいのか悪いのかあまりわかっていない。 ゼノ持ちは普通の人間とは違う 同じでもない 同じだと思ったことはない。 自分のように人を傷つける可能性だってある。 でも、ゼノがあったから、この出会いがあった。 自分に真摯に向き合ってくれる人に出会えた。 複雑 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 【幼少期】 僕は1人だった。ずっと1人。 いつもどおり仕事終わりの親の帰りを待った。 いつも決まった時間に帰ってくる親 いつかえってくるんだろう、いそがしいのかな 1時間、2時間…、半日、、朝 遅い時間まで待っていたせいか いつのまにか寝てしまってた リビングへ行く 朝ごはんを作って「おはよう」と笑顔を向けてくれたお母さん 仕事に行く前に「行ってきます」と言って自分を抱きしめてくれたお父さん 自分が寝ている間に帰ってきてるだろう そんな期待を胸にドアを開けた いない お母さんも、お父さんも 仕事が忙しいんだと自分に言い聞かせて待った だが、まだ帰ってくる様子はない 「おなか すいた」 冷蔵庫に残ってる食材を食べて飢えを凌いだ 少しでも残っていたのが救いだった ただこれだけでは、すぐになくなって 生きていくこともできない 「あぶないから、ソラ1人で外に出ないようにね」 お母さんからそう言われて守ってきた約束を 初めて破った このままでは死んでしまう 2人の帰りを待つ前に自分が死ぬ きっと帰ってくる そう、きっと。 「おかえり、ふたりとも」 「ぼく、ずっと1人でいいこにしてまってたよ」 「おしごと おつかれさま」 そんないつもどおりだった風景を夢見て 人気の少ない場所で食べ物を探す 鼻は利くほうだったのか、はたまた空腹による本能か すぐに見つけることができた 捨てられていた弁当を食べ、 多少なりとも空腹を紛らわせた 場所を変えて、たくさん食べた 小さい子どもが食べるには多すぎる量だとしても なぜか おなかはすいたまま。 家に戻っても誰もいない 自分の布団に横たわる 「おとうさん、おかあさん さみしいよ」 「おしごと いそがしいの?」 「ぼくはいつまで1人なの?」 「1人はいやだよ ねえ」 そう言葉を溢して泣いても 2人が帰ってくることはなかった 「自分は捨てられた」 嫌な "確信" だった いい子にしてたのにどうして? 寂しさ、悲しさが 怒りへと変わった 毛布、枕を引き裂いた 気づいたときには鋭く生えた爪 ブチリ、ブチリ…………羽毛が散る あぁ、きっと怒られちゃうな だけど、もういいや どうせ ぼくはこれからもずっと1人 悲しくも、寂しくもない 近いうちに死ぬんだ もうおわりなんだ やせ細って骨が浮き出た体 掻き毟って血が出た腕 泣き腫らした目元 そんな僕を心配する人なんてもういない そんな価値ももう僕にはないか そう思っていた 住んでいた家の大家さんが 変わり果てた僕を見つけてくれた 助かったのか いつぶりか 人肌に触れた とても暖かくて 涙が出た "いっそのこと死なせてほしかった" そう思っていた気持ちは 嘘か夢だったかのように失せ消えた 【施設】 そうして孤児の僕は 養護施設に預けられることになった お母さんから言われた 「ソラは優しい子だから きっと、お友達がいっぱいできるわよ」 "おともだち"がほしい クラスに案内され、窓から中の様子を見る。 自分でも驚いたが、僕以外にも同じ子たちがたくさんいた。 「…ソラっていいます。おともだち いっぱいほしいです。よろしくおねがいします。」 自己紹介をする。先生が、 「みんな、仲良くしてあげてね!」 と言うと 「は〜い!!」と多くの返事が返ってきて 僕はそれがとても嬉しかった 「よろしくね」と挨拶をされ 「一緒に遊ぼう」と誘われ 「そろそろごはんだよ」と呼ばれ 僕は生きてて良かった そう、一瞬だけ思えた 施設にも慣れてきた頃 突然 「ソラくんの歯と爪って、すごく尖ってて怖い」 「少しでも触ったらケガしそう」 「"怪物"みたい」 僕はみんなと同じ人間だと思っていた でもやっぱり違かったのかもしれない いや、違うんだ 言われてやっと気づいた "自分は普通じゃない" 小さい子どもじゃあるまいし 彼らから言われたことの意味はすぐ理解できた 「ちがう、ぼくは"怪物"なんかじゃない!」 子供同士の喧嘩のはずだった 掴みかかった子の腕を、爪で広く裂き 要所要所を勢いに任せて拳で殴り付け 抵抗されたと同時に噛みついた まるで "獣" だった アザで済めばよかったものの 気がつけばあたりには ものすごい量の血が飛び散っていた 相手は血だらけで泣き叫んでいた やってしまった いい子の「ソラ」、優しい「ソラ」 ではなくなってしまった なにが「ぼくは"怪物"なんかじゃない」だ こんなの"怪物"と変わりないじゃないか。 施設の先生から怒られ 友達「だった」みんなから距離を置かれ 僕はまた1人になった。 両親が自分を捨てたのも きっとこれが原因なのかもしれない。 いつかこうなってしまう わかってたのかもしれない 部屋も隔離され、 施設の人には自分に近づかれないよう威嚇 反抗もした。 自分が持つ力の恐ろしさに気づき 自分から人と接することはめっきりなくなった。 これでいいんだ 「僕は また1人」 これで涙を流すのは何回目だろう やっぱり、こんな僕が生きてていいのか いないほうがみんな幸せなんじゃないか あの子も大怪我なんてせずに済んだのに。 「…………………死にたいなぁ」 10もいかない寂しい子供から発せられた言葉は 誰にも聞かれることもなく 誰もいない部屋の空気と一緒に溶けた さようなら、「いい子」のソラ さようなら、「優しい」ソラ さようなら。もう二度と会うことのない過去の僕 悲しくない、寂しくないなんて、嘘だったんだ 【出会い】 部屋に閉じこもるようになってどれくらい経っただろうか。 部屋のドアがノックされた。 近づくな 僕をまた"怪物"にするな 頼むから僕から離れてくれ その意味も込めて、悪態をついた いい子でいるのはやめた 威嚇 獣 「おお、威勢がいいじゃねぇか。お前がソラだな?」 子供じゃなかった 大きい男 こいつはわざわざ自分から怪我をしに来たのか? バカなんじゃないか、 「………………なんだよ」 「こっち来てもいいことなんかないぞ」 「そうだな、そこに居てもいいことはねぇな。」 「だから、俺と来ないか?ソラ。」 「俺はお前を守ってやれる。」 「もう誰も、傷つけたくねぇんだろ?」 何を言っているんだこいつは 本当にバカなんじゃないか 「守ってやれる」だ? ホイホイ来たどこの誰かもわからないやつに…? 理解することをやめた 考えたって無駄なんだろう。 だが誰も傷つけたくないのはそうだ もう、これ以上獣になりたくない 普通の人間でいたいってのは流石に無理かもしれないが、普通の人間のように生きたい なんでこんなやつがそんなこと言えるのか なんで、こんな知ったような口を聞くのか 「同じ」なのか? いや、僕を揺動する為だけかもしれない 恐怖、共感からの安心、不信 何もかもが入り混じってわからなくなった だがこれだけはわかった "正気じゃない" 「俺は至って正気だよ。」 「まぁ、見せたほうが早ぇか。俺に何ができるのか。」 「外に広い庭があるだろ、そこに一緒に来てくれ。」 「お前の本気を見せて見ろ、全部受け止めてやるからよ。」 返ってきた返事に口があいたままだった 本当にバカなんだ。 どうしようもない バカなんだ 僕がやってしまったことを施設の偉い人から話を聞いてるはずなのにどうしてこうも。 どうなっても知らない そう思いながら彼に誘われ庭に出る 「…来たな。」 「んじゃあ、好きにやれ。」 「俺はここから一歩も動かねぇから。」 「そして、絶対に倒れない。」 「それがお前を守るって証明になるはずだ。」 「力に自信があんだろ? …本気で来い。」 彼に言われたとおり、 いい子をやめたあの日のように彼に飛びかかった 爪を立て、力任せに殴り……… 抵抗されるであろうと予想して噛み付こうとしたが コイツは腕すら出してこなかった (……………は?) ただ、立って攻撃を受けてるだけ。 血が出てもほんの一瞬少し顔が歪んだだけで 僕に反撃をしようともしてこなかった 「そんなものなのかよ、ソラッッ!」 大分調子が狂った 無抵抗の人間にここまでするのは と思ってしまった 攻撃を止め、距離を取って彼に質問した 「………なあ、これがあんたの"覚悟"ってやつなのか?」 「……そうだ。」 「お前は、あの頃の俺に似てたんだ。」 「だから、救ってやりたいって…絶対にお前を受け止めてやるって、覚悟を決めて…ここに立ってる。」 「証明になったか?ソラ。」 あぁ、やっぱりそうだ どうしようもないくらいのバカなんだ 笑ってやりたい 笑ってやりたいのに 笑みより先に出たのは涙だった 「えっ」 わからなかった なぜ? 「ははっ、なんでっ…………」 自分が、この力のせいでどれだけ苦しんだか この力のせいでどれだけの信頼を失ったか この男には"全て"わかっているように見えた この男も 僕と一緒なんだ 生まれや環境、過去は違えど 少なくともこの人も僕と同じような力を持って苦労してきたんだ。 安堵 これは安堵の涙なのかもしれない この人となら、変われるのかもしれない この人なら、僕を変えてくれるのかもしれない 希望の光 だった。 「おとうさん、おかあさん」 「1人は いやだよ」 両親の帰りを待つあの日の感覚がほんの一瞬だけ、ほんの少しだけ戻ってきた気がした やっと、解放される。 この苦しみからやっと、、 この男の覚悟は本物なんだ。 流石にやり過ぎたな、傷の手当くらいはするか 「なぁ、なんて呼べばいいんだ?」 「なにをしたらいいんだ?」 「そういえば名前言ってなかったな。」 「俺は嶺良だ。ソラの先輩になるな。」 「これからは、お前のその力で人を助けるんだ。」 「今はまだ制御も難しいだろうから、ゆっくり訓練していこう。」 「よろしくな、ソラ。」 みなり …せんぱい。 この力で人を助ける できるのか?と思ったが、 この人が教えてくれるならきっとできるだろう 初めて会う人にこんな早く心開くのは自分でも驚きはしたが、「この人なら」という確信と信頼が拭えないくらい自分の中で染み付いて離れなかった。 【現在】 「先輩!」と子犬のように懐くくらいには元気になった。 尊敬してる人物は嶺良先輩とすぐ言えるぐらいには信用している。 先輩に手を出す奴が居ようもんなら、セコムのように威嚇して遠ざける← 今も嶺良からの訓練を受けつつ力の制御をしている。 仕事をこなしながら制御を同時進行で毎日行っているせいかわからないが、体の不調も自覚できるぐらいには。 不調に対して抱える不安もあれど、普通の人間と同じように生きるために日々を過ごす あの日彼から言われた 「そしていつか俺を超えていけ、ソラ。」 「あの先輩だろ、そんなの無理だろ(笑)」と 冗談でも心の中で笑いながらも あの言葉を胸に秘め、 怪事庁メンバーの1人として今を生きている 優しいソラは もう今後一生出てこないと思います。はは。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ HO1 アルージエ フィロア スキンシップ激しめ、誰彼構わず性別問わずで触れてくるため、少し怖い。 の割にめちゃくちゃ強いので 表には出さないが、内心ギャップで毎回 「えっ、え?」となっている。慣れない。 「お前は喋らなきゃ美人」と言われるのと似たような感じで、なんか勿体無いなあ、と思っている。 酔うと酒を押し付けてくるので、一緒にごはんを食べに行くくらいだったらいいけど、同席で酒は飲みたくない。面倒臭い。 こいつと飲むんだったら樒を呼ぶ アル「酒飲み行こうぜ!」 ソラ「…………ギュッ(樒の裾を引っ張る)」 HO3 樒 鈴蘭 仕事仲間唯一の常識人枠だと思ってる。 見た目固いイメージはあれど、メンバーと分け隔てなく接しているから素直に面倒見のいい優しい人。 アルージエのストッパーにもなるから、酒飲みの場では欠かせない要因。この人ナシじゃ、酒飲み行けない。 この人と2人で飲みだったら全然行ける ソラ自身から誘うことは絶対ない。 でもあまり喋らないから、話し合いだとか、作戦を考えるとなると、先輩か縁四さんが間にいないと話が進まない気がする。 縁四さんと仲よさげ?なイメージがある。 付き合ってたりすんのかな あの人奥さんいなかったっけ。 HO4 燕日 クソセクハラ野郎 こいつが年下とか信じられない 身長よこせ いつどこから出てくるかわからないから、自分のことも考えつつこいつがどんな動きしてくるか予想しなきゃいけないから正直疲れる。 とか言って、手は出さない 1回言えば、すぐわかってくれるけど…… なんだかなあ………… 身長、セクハラという2点でこいつに対しては ずっとイライラしてる 身長に関してはただの嫉妬← この人一生彼女とかできなさそう。 アルージエ同様、ここがなけりゃなぁ…と思ってしまう。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ HO2【狗】 現時点個人的イメソン 須田景凪 「MOIL」 https://youtu.be/U097VmiGTxY ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ソラの自室 机の引き出しにある手紙 嶺良先輩へ 僕は今も先輩から異能制御の訓練を受けていますが またいつか あの日のように抑えることができなくなって暴走してしまうかもしれません。 誰も傷つけたくない それは自分でも痛いほどわかっています そのために先輩から指導を受けているのですから 暴走のトリガーが何かも、自分自身あまりよくわかっていません。 もしもの話 僕が自制が利かないくらいに暴走して 先輩や、上司の皆さん アルージエや樒、燕日を傷つけようとした時 その時は、あなたの手で僕を 殺してください。 こんなことを言ってますが あなたを殺人犯として仕立て上げたいわけではありません。 僕と対等な力、立場、能力である貴方にしかできないと僕は思っています。 僕は、今が楽しいです。 こんな幸せな人生を送れてることに感謝をしています。 嶺良先輩。貴方のおかげなんです。 貴方のおかげで僕は今生きることができています。 未練はないってのは嘘になるかもしれませんが(笑) 先輩でありながら後輩を完璧に指導できてなかったとか、あなた自身が気に病むことではありません。 未熟な僕が悪いんです。 どうか、貴方の手で 僕、ソラというバカな後輩を 皆から恐れられてきた"怪物"を 終わらせてください。 その後 手紙は破り捨てた 自分の身を挺してまで仲間を守るアルージェの姿 あんなにボロボロになって、彼から怒られても 僕らを守ることだけはやめなかった。 怒られるのが嫌とか言いながら、どうして?なんで?と何回も思うことはあった。が、 彼女は「リーダー」として自分のすべきことをしていた。 かっこよかった。 鈴蘭に言われた 「自分の力を信じないとダメよ」の一言。 鈴蘭はずっと冷静だった。 自分が犯した罪を背負いながらも 彼女は顔色1つ変えず、立ち向かってた。 本当に強い人だと思う。 さすが先輩だな 燕日は、自分自身を傷つけてまで 食屍鬼である自分を抑えるための呪文をかけてくれた。 自分が暴走して、殺してしまう1歩前だったというのにも関わらず、燕日は優しかった。 普通の人だったら嫌ってもおかしくはないのにな。 そして、嶺良から言われた 「これからは、お前のその力で人を助けるんだ。」 その一言に背中を押された。 みんなのおかげで自分は変われた。 だから、先輩に向けたいつかの自分への手紙は もう必要ないと思った。 ずっと抱えてた「家族」という枷からも外れ 「今」を生きることへの大切さを改めて実感し 自分の異能への向き合い方を変えて___ みんなを信頼してよかった。 おかえり、「いい子のソラ」
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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エラーメッセージ
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の著作物です。
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