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神。それ以上でも以下でもない。 私は民に奇跡を与えた。病気を癒す、人を蘇らせる、5人分しかないパンや魚を千人の民に分け与えたりもした。 正直そのころ私は調子に乗っていた。自らが自分は神の子だ。と言い張っていた。今となっては恥ずかしい。いまは私が神なのだから。 もちろんそんな私をよく思わない人間もいた。まぁ、私の弟子だったのだが。いつの日か弟子たちにはめられて磔で拷問され、死んでいたよ。 死んでからほどなくして神からの啓示があった。善い行いをした私に第二の生を与えるというのだ。もちろん頷き私は蘇った。 蘇ったはいいものの誰も私を私と気づいてくれなかった。何故、なぜなのか。鏡を見ると意味が分かった。私の顔は死んでしまったときに少し溶けてしまっていたようで元の顔の原型をとどめていなかった。私は激しいショックを受けた。私は今を変えるため神となり、顔の容姿があまりよくない人でも気楽に過ごせる世界を作るため、神となったのだ。 　さて、私だが私はとても耳と目が良い。これは昔からだ。民の声を聴き分けたり見て判別するためだ。 民の心も読める。読めないこともあるが民の表情から心理描写を読み取り適切な助言をした。昔の出来事もよく覚えている。 だが、今の自分の年齢や今が西暦何年なのかはわからない。 　だが神となりふらふらとしているとどうやら【日本】という国に流れ着いたらしい。 日本の民は私を物珍し気に見、指をさし何かを言っているが、全く理解が出来ない。 　私は必死に勉強した。ありとあらゆる本を読み日本語について勉強した。のちに話せるぐらいにはなった。 （彼らが私に指をさし伝えたいことは、「なにあれ、気持ちわるい。どこかに行ってくれ。」などという罵声だった。 　こんなの痛くもかゆくもないが、なんだか胸がギュウと締め付けられた。なんなんだろう、これは。 今私は日本に適応するために今を生きている。まずは教徒から集めなければ、、、、 ネネチ・キリストの使命 私は容姿無視教の教徒を増やすことだ。 私は自ら手を挙げることはない。相手が何かしてきたとき、 私の磔台ごとそちらに倒れ込む。 （戦闘技能：押しつぶし～成功するたびに自身に２ダメージ。磔台は地面の材質によって耐久値が減る。土などの柔らかい地面であれば1Ｄ3、コンクリートなどのかたい地面であれば2Ｄ3のダメージを磔台が受ける。（磔台の初期耐久値：30）） 　そして私は手が使えない。釘が刺さってしまっているためだ。 （自ら釘を抜くことはできない。誰かに抜いてもらうことは可能。STR対抗（釘のSTRは9）一本抜くたびに1Ｄ3ダメージ、抜けなかった場合は1ダメージ 　　腕の二本を抜いてもらえれば手は恐らく使えるだろう。） 足には釘は刺さっているが、磔台にタイヤを取り付けた為、動くことは可能。 （のろのろと動くのでDEXが低い） AF『神の奇跡』：1クリティカルがでると何かいいことが起こる。（KPと要相談） 今自分が何歳かはわからない。死ぬかどうかもわからない。

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