タグ： 明晰乱心 (HO1)

五年前に高瀬の通う大学で教授の殺傷事件が起こった。事件現場は教授の研究室。ゼミ生であり研究所によく出入りしていた高瀬が容疑者の一人として浮上。教授にセクハラまがいの行為をされていたとされ、それが動機かと思われたが、犯人は同じゼミ生のKPだった。あー怖。それを華麗に解決！やったぜ！ 当時は探偵事務所で下っ端として働いていた。三年前に自分の事務所を設立。一階がテナント、二階が探偵事務所、三階以上が居住スペースの五階建て程度のビル、その事務所内に住んでいる。三階に一部屋借りており、物置的な使い方をしている。侑馬くんが三階に住んでいると知ったが、明らかに不健康そうだったので彼の生活が不安になり生存確認に時々訪れる。アレ鍵が開いてる！事件！？あっ生きてた……え、何、燃料切れ…？そう………一応ご飯持ってきたから一緒に食べようか。 ————————————————————————— 高身長が依頼人に威圧感を与えるだろうと思い、ずっと笑顔。それがどうにも気持ち悪い。人に優しく接するのも信用されやすくするためで、あくまで探偵業をやりやすくするため。それ以上の理由はない。笑顔のままバッサリ切り捨てることもする。 「そういうことでしたら探偵より警察に掛け合ったほうがよろしいかと思いますけれども…どうしてもウチに依頼したいというのであればそれ相応の額はかかりますがそれでもよろしければ……ああ、そうですか、それではお引き取りください」 依頼と依頼人及び対象、侑馬くんにしか興味がない。ピアスを変えることもしないし、暇なときにぼんやり煙草を吸う。侑馬くんの前で吸わないのは、嫌がるだろうと思っているのと、侑馬くんと一緒にいる時間が暇なはずがないから。 生みの親である韮葱白蔵先生、もとい高瀬侑馬くんのお世話をしている。自分が彼の子供のはずでは？と何度か考えたが、そんなことはどうでも良かった。大好きな侑馬くんと一緒にいられるなら何でもいいや！突然の楽観視。彼はいつかふと命を落としてしまいそうだし、単純に生活習慣がめちゃくちゃなことになっているので心配。「人間五年生の僕でさえ何とか健康的な生活を送れているっていうのに、侑馬くんときたら全くもう！(満面の笑み)」くらいのテンション。 侑馬くんは強い香りが苦手だそうなので普段から消臭スプレーを持ち歩いている。小さなボトルに入れていつでも吹きかけられるようにしていつでも吹きかけられるようにしている。自分も流石に強すぎる香りは苦手だし、事件ともなれば死臭とかもするから気持ち悪くなってしまうかもしれないからね。侑馬くんに煙草の香りも嗅がせたくないし。 人間五年生なので、睡眠って実はそこまで多くなくてもいいのかもしれないと思い立ったある日、体の限界を試してみようと突然五徹くらいブチかましてブッ倒れて気絶するように事務所のソファで寝たことがある。人間を舐めすぎた。体中痛くなったし体調も崩れたので二度とやらないと誓った。最悪〜……。 190cmの巨体を自分であまり把握できておらず、頭や足先をすぐどこかにぶつける。痛覚が鈍いため、気をつけようという気にもならない。しかし時折依頼人や事務所の同業に心配され、前よりは気を遣うようになった。それはそれとしてよくぶつかる。痣とかある。流石にちょっと痛いかなぁ。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ