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「シンデレラノイズ」HO１「灰かぶり」 ■基本情報-------------------------------------------------------------------------------------------- 名前：北条 音彩（ほうじょう ねいろ） 前世の名前：ネオ（愛称：ネロ） 獣医を志す男子高校生。家庭内で暴力を受けている。学校には通っていない。 部屋は階段下の物置き部屋で過ごし、唯一の友達は家で飼っている犬（ミニチュアダックスフンド） 前世の時からの名残なのか、本能的に動物が好き。密かに獣医を志し、物置部屋にある本を読んで過ごしている。 ■性格------------------------------------------------------------------------------------------------- 初対面の印象は、物静か。「大切な誰か」を見つけたい、という一つの目標に対し真っすぐ生きており 執着心が強く、そして我慢強い。現在の自分の立場は、世間的にも幸せなものでは無いが、一度滅亡した 世界を見た記憶（断片的）があるからこそ、命がある状況に感謝をしている為、悲観的な思考はあまり無い。 ■職業技能--------------------------------------------------------------------------------------------- オリジナル職業「転生者」（下記、取得技能） →目星、聞き耳、図書館、応急手当、生物学 ・目星→暗い部屋で本を読んで日常的に過ごしているから。 ・聞き耳→家族の声、物音に敏感に聞き取り、過ごしているから。 ・図書館→日頃から、様々な種類の本を読んでいるから。 ・応急手当→自分を手当できるのは、自分だけの為、軽く身につけた。 ・生物学→動物の生態について興味があるから。 ■備考（フレーバー要素）-------------------------------------------------------------------------------- 一人称/俺。 二人称/君。 転生先の実の両親は、他界しているらしい。親戚の家は病院経営者のようで 医療本が物置部屋にたくさん置かれていた。 血が繋がっていないからか、転生した頃から人とは思えない扱いを受けている。 食事は野菜の端っこのような粗末な食べ物ばかり。家族が寝静まってから 物置部屋に顔を出す犬と友達で、それは本人にとってとても癒しの時間。 この犬にだけは、自分が経験したおとぎ話のような前世の記憶を話している。 ■以下、秘匿情報↓↓※ネタバレ含む--------------------------------------------------------------------------------------------- 「noise(ノイズ)」:処理対象となる情報以外の、不要な情報のこと。 歴史的理由から雑音(ざつおん)に代表される。 ――貴方はこの世界には無い「別の星」から来た人間です。 しかし、故郷の星はもう存在しておらず、貴方はもうその星の名前すら忘れてしまいました。 貴方の故郷の星は、この星と同じ人間のような生物が住み、暮らす星でした。 しかし今貴方がいるこの星(地球)とは文化が異なっていたのです。 地球の言語で言う「ファンタジー」のような世界で、 故郷の星は魔術が盛んな場所でした。多少の争いもありましたが誰しもが平和に暮らしていた世界。 しかし、ある日その故郷の星の平和な日々は一変します。 ...ある日、とある魔術師が「赤色の彗星」を呼び出してしまったのです。 故郷の星に迫った彗星は眠る神々を呼び起し、 呼び起こされた神々により貴方の故郷 の星は滅びの終末を迎えたのです。 貴方はその世界の終わりに、誰かを必死に守っていました。しかし、それが誰だったのか今は思い出せません。 なぜなら、貴方はその星が滅んだ記憶を最後に、目が覚めると貴方は知らない体で、知らない星の「人間」という存在として生まれ変わっていたからです。 貴方は転生した後は10代の子という存在でした。 しかし、貴方は転生した家庭で家族とは思えない扱いを受けていたり、学校などにも行かせてもらえなかったかもしれません。 どちらにせよ、貴方はこの星で「普通の人間とは思えない生活」を強いられていました。決して幸せとはいえない生活の中、 時折前世の記憶を思い出しながら、いつか貴方が最後まで守ろうとしていた「大切な人」を思い出すために ずっと生き続けていましたが、結局思い出せないままでした。 そんなある日、貴方は気がつくと、暗い部屋に閉じ込められていました。 元々家でもこのような場所に閉じ込められた経験があったかもしれませんが、貴方はそこにしばらく1人になっていました。 お腹も空いて身体も冷え身体が限界を迎えたところで、その扉が開かれます。 そこには「魔法使い」がいました。 「魔法使い」は、貴方を連れて灰まみれの部屋から抜け出したのです。 さて、ここで物語はおしまいではございません。 シンデレラ。貴方が大切な人にもう一度出会うために。

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