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Cagnolina Valzer ◆───－- -　-　-　　　　　　　　　　　　-　-　- – -－───◆ 【CSの要旨】 あたしはあたしだけのもの！あなたは黙ってついてくればいいのっ！ ぜ〜んぶ欲張って手に入れてやるんだから！ ◆───－- -　-　-　　　　　　　　　　　　-　-　- – -－───◆ 【技能取得】 狂信者+大学教授ベース 〔職業技能〕 隠す、隠れる、精神分析、図書館、ナビゲート、信用、ほかの言語（英語）、ほかの言語（ギリシア語）、医学、心理学、天文学、博物学 〔趣味技能〕 聞き耳、目星、歴史 ❏ 隠す・隠れる・ナビゲート かくれんぼは得意。かけっこもはやい！ マットは戦うのに忙しいから、わたしが道案内する！ ❏ 精神分析・医学 大きくなったら、お医者さんになりたい。 べ、べつにマットの怪我を治すためじゃないんだから！ ❏ 信用・心理学 大人の言うこと、やること、よく見てるのよ。無力な子どもだってバカにしてるでしょ。 でも子どもってだけで信じてもらえるのは、有利だよね。 ❏ 図書館・ほかの言語（英語/ギリシャ語）、博物学 読んだ本や覚えた言葉はわたしを裏切らない。 敵だらけの世界で、少しでもマットと一緒にいられるなら、できることは全部やる。 ❏ 天文学 お星さまはどこにいてもウソをつかないって知ってる。旅人たちの道しるべなんだって。 ローマの神さまのお話にもあるし、新約聖書にもそうだって書いてあるのよ。知らないの？ ❏ 聞き耳・目星 見つかって、せまい教団に戻されるのはイヤ！　たくさん聞いて、見て、世界を知るの！ ❏ 歴史 キリスト教って、どうしてこんなにたくさんの人が信じてるの？なにが素敵なんだろう。もっと分かりたい。 【人称等】 あたし/カーニャ、あなた、みんな、マットは呼び捨て 「カーニャの言うことが聞けないの！？　マットのくせに！」 「マットは一生責任を取らなきゃなんだから。カーニャが大人になってもずっとよ！」 「イヤ！　どうしても今パニーニが食べたいの！」 「……あんなこと言ってマットに嫌われてないかなぁ。明日の朝ちゃんとあやまったほうがいいかも」 【人となり】 2歳ごろからイヤイヤ期が終わらない天邪鬼さん。ワールドイズマインを地でいく、お転婆わがままセニョリーナである。 HO2ドンテ・マッティアのことを顎で使い、自分だけの王子様兼召使い兼お兄ちゃんだと思っている。 好きなものはあたし。チーズとはちみつたっぷりのピッツァと、ふかふかの枕。日曜朝のおねぼうの後に食べるパニーニもお気に入り。 嫌いなものは動きにくいお洋服。それからわたしを崇めてくるよく分からない人たち。いじっぱりな時のマット。 普段のマットのことは本人曰く「イヤじゃない」。 つまりは……そういうことである。 自分のいた教団の宗教にはとんと関心がないが、世界中のたくさんの人が帰依している「キリスト教」には興味津々。 中身は聡明さゆえ達観したところも実はある。このまま逃亡生活が上手くいくとは思えないし、いつまでこの愉快でスリリングな毎日が続くかも不透明だ。 それでもマットとの時間が少しでも長く続けばと願うばかり。自分が彼の助けになれるくらい長く逃げ延びることができれば、ひょっとしたら、林檎を食べて楽園を追放されたアダムとイヴだって神さまに赦されるかもしれない。 マットには奇妙な連帯感を抱いており、彼と一緒に見た景色が、彼女の世界のすべてである。 ※知識として世界の情報が頭にあっても、実感として得られているのはマットが見せてくれた世界だけという意味。（思考実験「メアリーの部屋」に近い） きっとまだほとんど赤ん坊の頃の自分が言った「おそと！」が彼を駆り立てた。 自分がいなければマットは神さまの箱庭で無知に安寧の時を過ごしていたはずだ。自分は謂わば、聖書で言うところの知恵の実を与えた蛇なのだ。 後悔の沼に足を取られたら一歩も歩けなくなってしまうだろうことは、本人が一番よく承知している。 すべての不安と迷いをごくんと飲み込んで、カーニャは子供らしく振る舞う。 それが「今の自由なあたし」を満喫する一番の方法だからだ。 夢がひとつあるとすれば、地中海の浜辺で何にも脅かされずにのんびり波の音に浸ってみたい。 海に呼ばれている感覚は気のせいではなく、何かしらの因果あってのことだと確信している。「海のお姫さまも素敵ね、でも童話みたいに泡になって消えるのはイヤ！」 アンデルセンの『人魚姫』初見時には「王子様も自分の命も欲張らないで諦めて死んじゃうなんてもったいない！」と憤慨した。 胸の大きな傷については、両親に「神さまのキスマークだ」と聞かされたのをなんとなく覚えており、イヤだなあと漠然と感じている。 この「イヤ」は細分化すれば誰かの所有物であることへの反発なのだが、本人は言語化できていない。ただ、早くなくならないかなと思っている。 医学的には赤ちゃんのイヤイヤ期は前頭前野が未発達なことで起こる欲求の爆発だ。 一般的に3〜4歳ごろに「自分はどうしたいのか」を言語化できるようになると緩やかに落ち着くと言われている。 が、カニョリーナの場合はイヤイヤ期が終わると同時に、待っていたとばかりに生来の天邪鬼な性分が前面に出てしまった。結果として6歳までイヤイヤ期が続いているように見えている。 親……もとい教団やマットに過保護に育てられた過去も少なからずこの性格に拍車をかけているだろう。 蝶よ花よと育てられプライドは高い一方、実は自己肯定感が低い傾向にある。 HO2が言うことを聞いてくれている間は傲慢に振る舞うが、自分の意見を少しでも否定されると影でめしょめしょに落ち込む。夜眠る時にベッドの中でひとり反省会をするレベル。 （ここからはPLのひとりごとメモ） 6歳という年齢は、ギリギリ「心身が落ちた時に自分でリカバリが効かない」歳だと思っています。 物理的にも、精神的にも、どうしても安心できる大人の手助けが必要になる。その愛着はある種の健康的な依存と言い換えてもいいかもしれません。 まだまだ弱くて小さな命。 けれど、握ってくれていた手に頼るばかりでなく、時には自分からその手を引っ張っていけるような、そんな気丈な探索者になればいいなと願っています。 【特徴表】 ・1-3 素早い 素早さと軽快さを併せ持っている。DEX+1。ただしSIZが9以下の場合、素早い上に小柄であるためDEX+2。 ・6-6 急速な回復力 新陳代謝能力にすぐれている。耐久力を回復するロールの結果に+1。 【モチーフ】 イメージカラー：トマトレッド（#ea5549） イメージフラワー：林檎（花言葉『選択』『誘惑』）、チューリップ イメージ曲： ❚ ryo『ワールドイズマイン』 ❚ ヨルシカ『ヒッチコック』 ❚ フレデリック・ショパン『仔犬のワルツ』 ❚ シルヴェスター・リーヴァイ/ミヒャエル・クンツェ『私だけに』（ミュージカル『エリザベート』より） 【HO2 誘拐犯】 Donte・Mattia（ドンテ・マッティア） https://charasheet.vampire-blood.net/4977854

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