タグ： 都市伝説課HO2

　都市伝説課の新人。良く言えば物怖じしない、悪く言えば目上の相手にも失礼な言動が目立つ。HO1に対して特に舐め腐った対応が目立つ。一応年上には敬語を使うが、使わなきゃいけないらしいから使ってやるか感満載の適当具合。たまに普通にタメ口で話しかけちゃう。真面目に物事を考えたことがあるのか？　と聞きたくなるほどにぼんやりしていたり話を聞き流したりしている。それに対して叱られたとしても暖簾に腕押し状態。今日の晩御飯とかを考えながら怒鳴り声を聞いている。「話を聞いているのか！？」という上司の叱咤に対して「ハンバーグ」と答えたことがある。 　普段ぼんやりしているのは、虐待されていた時期に何も考えないようにする癖がついてしまったから。どうして親が自分を殴るのか。自分はこれから一生こんな生活のままなのか。そんなことを考えていたって辛いだけだ。そっと心に蓋をして、嵐が過ぎ去るのを待つほうが楽なのだと、幼いながらに理解した。しかしその代わりと言えばいいのか、一生懸命何かを考えようとしても思考がまとまらなくなってしまうようになった。思考をまとめようとかき集めた傍から雲散していくため、内心では少し焦っているが表面上は不真面目な人間に見えてしまう。 　HO1についてもとても気に入っていて彼なりに懐いているつもりなのだが、誰かに対して強い感情を抱いたことがないため表現する方法がわからず困っている。おちょくったりからかったりも楽しいと言えば楽しいのだが、別にそれだけしたいわけではない。普通に面と向かって腰を据えて喋ってみたいが、やり方がわからない。少しそれについても悩んでいるがその悩みもすぐに消えていく。生きやすいと言えば生きやすいのかもしれない。 　名前を不苦労にしたのはもう苦労したくないから。人生は楽しく生きていたい。メタ的にはフクロウという生き物が親不孝の象徴らしいのでそこからも取っています。本人がそれを知っているかどうかは定かではない。 　使用している武器は薙刀。あまり自分の手が血で汚れるのが好きではないため長い獲物を扱っている。

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