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「名乗ろう、俺が【クーフル・カン・アハウーブ】だ」 サブスタイル：メサイア NAME・Nevaeh Krishnarz 小国渦巻く地域、そのうちの一国であるクリシュナーズ国の王子。 婚約者がいたのにも関わらず、隣接する騎士宗教国の王妃と第二皇女とドッキングしたために放逐。 しかもドッキング前夜に婚約者に自らの継承権を譲渡していたことが発覚し、クリシュナーズは事実上の滅亡と相なった。 「わーお、余の世間体クズじゃね？クリシュナーズ略してクズとはよく言ったもんだよ」 事の真相 宗教国家と騎士国家、その二国に挟まれたクリシュナーズ。 そのような関係性もあり、二国の王女とは元より顔見知りであった。 クリシュナーズは二国の調和を取るのが大きな仕事であり、自然と婚約の話も纏まった。 だが、ある時宗教国の王族2名のクレストに異常が出た。 それはクレストの保有者を蝕む呪いである。 それはクレストが無ければ宿主が滅ぶ呪いである。 混沌を駆逐する聖なる力であるが故で、その清廉さに人の身では耐えられない。 あの優しい騎士王のことだ、出兵するのは目に見えていた。 クリシュナーズが攻められた場合敗北する。 ならば、どうするか。 簡単だ、呪いを自らに移譲させてしまえばいい。 クレストを移譲することは出来る。 そして、ナバイアの性格上戦争と人死は何としてでも阻止したい。 結論は出た。 信頼の出来る商人に話をつけ、二国に忍び込む算段をつけた。 報酬は売国というその実績。 得たものは婚約者への別れの言葉と、親しい母娘の呪い。 これらの行いを一日で終えて、戦争の理由を抹消した不義の王子は何処かへと姿を消した。 一話・はぐれものスラップスティック まーさか、アモーネとアンジェリカにあっさりと見つかるとは思わなかったよ。 二話・うつけものスラップスティック これからよろしく、ダキニ。割と余は君のこと好きだよ 三話・ふらちものスラップスティック さぁて、王か……重い。 四話・ふらちものスラップスティック 国同士の連携が出来てしまった。何人殺すんだろうか…数字として見たくないな 元ネタ・「ミスマルカ興国物語」「そうだ、売国しよう」

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