タグ： くじゃ2 灼熱さえあればいい

古物研究家（2010）ベース　大学生/民族学専攻 職業技能ポイント：[EDU*20] 職業技能：[キャラクター背景から〈コンピューター〉を〈人類学〉に変更。] 特記：[古物に関する〈言いくるめ〉と〈説得〉に+10％のボーナス。] 特徴表：[平凡な容姿/他人の印象に残りにくい、〈変装〉に+20％、〈アイディア〉失敗で別人に誤魔化せる。] 【ブルーベル-Bluebell】 花言葉（一般・青）：謙遜、変わらぬ心 花言葉（西洋・白）：humility（謙遜）、constancy（不変、節操） 学名：Hyacinthoides non-scripta 和名：イングリッシュ・ブルーベル 誕生花：2月6日、4月25日 由来（花名）：学名の「Hyacinthoides（ヒヤシントイデス）」は、 ギリシア語の「Hyacinthus（ヒヤシンス属）」と「oides（似た）」を語源とする。 「ヒヤシンスに似ている」と「文字が刻まれていない」ことを示しており、 ギリシア神話に登場するヒヤシンスには、アポロンの嘆きの言葉が刻まれているとされてるが、 ヒヤシンスに似ていているブルーベルは、ヒヤシンスと区別するため学名に使用されている。 英語では、釣り鐘形で、青い花びらの先端が外側に丸くカールするのが特徴とされる花姿から、 「Bluebell（青い鐘）」や「English bluebell（イングランドの青い鐘）」と呼ばれる。 由来（花言葉）：「謙虚」は、花が下を向くように咲く様子からつけられる。 春の北西ヨーロッパの森林床では、群生して咲くブルーベルが、青いカーペットをみせる。 これを「Bluebell wood（ブルーベルの森）」と呼ばれており、イングランドなどでは指標生物として、 その森がどのような状態か調べる助けになるところから、「不変」「節操」を紐づけたとされる。 【巳】 十二支の第六、方角では南南東、它年（へびどし）とも言う。 時刻では午前十時、午前九時から十一時までの間を指した。 『漢書』律暦志によると、巳は「已」（い：「止む」の意味）とされている。 草木の成長が極限に達した状態を表し、後に覚え易くするために動物の蛇が割り当てられた。 【性格】 根暗で寡黙、口下手で他者との関わろうとしない、ダウナーな雰囲気がある。 いざ口を開けば、抑揚のない低いトーンと、単語的な口調で話す。 そのうえ身なりには気を遣わず、気だるげな態度、眼鏡の下から覗かせる鋭い眼光が、 余計に生意気だと反感を受けやすいため、それが他者との関わりを避けている要因でもある。 過去、大勢の前で大恥をかいて以来、喋ることや対人関係が苦手になってしまい、 理由もなく労力を使うことを愚かなことだと考え、自分の利益に繋がらない行動をすることはなくなった。 どんなに周囲が騒いでいようと、目もくれず動揺もしないところは、ある意味では利己的と言えるかもしれない。 しかし、興味のある分野においては、人が変わったかのように流暢に語り始める。 鼻息を荒くして細い瞳をギラギラと輝かせる姿は、まるで獲物を見つけた肉食動物といえる。 きっかけは旅行に訪れたイギリスで、ストリートミュージシャンが演奏していた民族楽器との出会いである。 今まで白黒だった人生は、色がついたかのように鮮やかとなり、気が付けばその音色に一目惚れしていた。 おかげで民族学や人類学にまで興味が高じて、事実その専門大学へ進学を決めるほど魅了されている。 もはや、何故この素晴らしさが世に知れ渡らないのか、静かな怒りを心に抱えているほど一途である。 【人間関係】 大学へ入学してから、休むことなく学業に熱中するばかりで、 相変わらず他者との交流を避けていた巳鈴に、初めて声をかける男がいた。 彼は巳鈴の人柄を知ってか知らぬか、初対面でありながら、こちらのことなど気にもせず、 平然と調子のいい様子に怖気つつも、面倒ごとに巻き込まれる前に退けようとしていた。 しかし、彼が民族楽器に興味を示した途端、思わずいつもの癖によって興奮気味で語り始めてしまう。 だが彼は、真剣な眼差しで話を聞きながら、さらなる情報を求めたのだった。 予想外な態度に拍子抜けすると同時に、巳鈴は今までの鬱憤を晴らすかの如く知識を披露していく。 その瞬間は今までにないほど心地良かったうえに、久々な他者との交流を恐れず「楽しい」と思えた。 以来、対人関係を極力避けていた巳鈴であったが、彼から声を掛けられることにはある程度容赦するようになる。 かといって、興味がない・自分の利益に繋がらないことに関しては、依然としてぶっきら棒である。 【Good Music Time】 民族楽器の素晴らしさを世界に広めることが、密かに野心として抱いている巳鈴は、 どこかで民族楽器を演奏して、一度に大勢へ披露できる機会がないかうかがっていた。 しかし過去のトラウマともいえる出来事によって、なかなか実行まで踏み込めないでいた。 そんな大学生活をしばらく送っていると、西沢という一人の男と知り合う。 彼の持つ好奇心旺盛な性格と高い行動力には、自分と比較するたび妬いてしまうほど憧れを抱いていた。 ある日、西沢は民族楽器を使ったバンドを組んでみないかと、メンバー加入の要求とその提案をされる。 突拍子もない話だが、西沢を口実に便乗するだけで夢が実現できるかもしれないと思い至り、それに魅力を感じる。 そうして彼の思いつきか、はたまた思惑通りか、3人組の民族楽器バンドを結成することになるのだった。 バンド名は、名前の頭文字を取った「GMT」から、「Good Music Time」という言葉を並べたもの。 陽気で安直なノリで決めたことに呆れてはいるものの、導いてもらった立場として一応感謝はしているため、 そのネーミングセンスには口出しはせず、満場一致で名前が決定したのだった。

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