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[職業ベース] クトゥルフ2015：エンジニア（EDU*20） 技能入れ替え有（重機械操作⇔医学） [特徴表] ・愛書家 ・失敗は発明の母 19の頃に事故で亡くした恋人を生き返らせるために心血を注いでいる男。 その過程でアンドロイド開発やクローン研究に携わっていた時期がある。 そこで得た功績で多額の財産を獲得し、現在は隠居して恋人に似せて作ったアンドロイドと共に郊外の屋敷で暮らしている。 彼女を生き返らせるまでは死ぬわけにはいかないので、ガタが来た身体の部位は機械化して延命している。 見た目も最後に彼女と過ごしていた時期のものにし、その姿形を保つようにしている。 彼女といつか再会できたときに、自分だとすぐ気づいてもらえるように。 彼女とは幼馴染で、どんなときもいつも一緒だった。 いつ隣を歩く彼女に恋をしたのか分からないほどにいつも一緒だった。 大きくなったら結婚しよう、という幼い約束と共に交わした玩具の指輪もずっと持っていた。 彼女と結婚するのは当たり前のように自分だと思っていたが、高校にあがると同世代との交流がさらに増え、小中学生の頃は未発達だった男子も色気づき始める。 周囲の男子が彼女の可愛さに気づき始め、面白くなかったので教室のど真ん中で告白し、付き合い始めた。 今まで保ち続けていた幼馴染の距離感から一歩踏み込み、また少しずつ距離が近づいていった。 そういう日々が続いていくのだと思っていたが、19のある日、彼女は死んだ。 途端、彼女のいる日常は終わった。いや、彼女のいない日常がこれから始まるらしい。 四十九日が終わったあと、それを理解した。 今まで通りに生きていくことは無理だと悟った。 彼女のことを綺麗な思い出にして前を生きていくより、彼女の最期の言葉を都合のいいように捻じ曲げ拠り所にするしか術はなかった。 彼女を生き返らせるのだと、それを彼女も望んでいると、望んでいなくても身勝手なエゴでも冒涜でも成し遂げるのだと誓った。 長いアンドロイド開発研究の末、アンドロイドを作り出すことに成功した。 幾度もの試行錯誤、アップデートを繰り返し、彼女の見た目、口調、仕草、性格、思考パターンを再現した機械人形に彼女の名前をつけた。 彼女の名前を呼び、彼女を愛おしむのと同じように可愛がった。 以来、彼女との日々を疑似的に取り戻し、町はずれで静かに二人だけの生活を送っている。 だが、これでもまだ足りない、完璧ではない。 人生の最終目標は、彼女を生き返らせることだ。 それまで死ぬことも、止まることもできない。 通過シナリオ ・シルバーバレットは不死の夢を見るか？ AF ・PC2…AI『JEANNE.17th（ジャンヌ・セブンティーン）』 　PC2のパソコンに宿った人工知能。PC2が特定のスクリプトを実行することで呼び出せる。 　PC2のPOWと同値ラウンド分、自由にパソコンを操作できる。メモ帳アプリなどを介して対話も可能。 　ラウンドが経過したあとは、さらに同ラウンド経過後に再び呼び出せる（呪文『魂の罠』に準拠）。 　コンピュータの改造が得意な者であればバーチャルな見た目などを作れるかもしれない。 　ジャンヌは【芸術：ハッキング】を30%所持している。特別な出目があった場合、これに成長処理をしていってもよい（その時のKPと要相談）。 　コンピュータに精通している者が見た場合、ジャンヌの情報処理能力になにか空恐ろしいものを感じるだろう。【コンピュータ】技能を持つものがジャンヌを目撃した際【SANｃ1/1d3】。

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