タグ： 都市伝説課HO2

職業指定なし 2-02影が薄い：生まれつき目立たない。＜忍び歩き＞および＜隠れる＞に+20%。(シナリオ指定) 最終学歴大卒。フリーターをしながら通信制の大学を卒業した。なんとなく。世間並がほしくて。過去がないのは辛くって。 どうしてこうなったのか、分からないのはまだ若いから？でもあれから15年くらい経った。未だに何も分からないのは頭がぼんやりしているから？それとも自分が卑屈だから？ なんの突出した特徴もなく、いろいろな幼少期のなんやらとの兼ね合いでおどおどが止まらない。 いつも巻き肩。いつも猫背。小さくなっていたいし、なんなら透明になりたい。 と、思っていた。ひとりは怖いから。ひとりでいると、怖いことだらけだから。 暴力がなくなったら、びっくりするくらい、呆気にとられるくらい、寂しかった。親がいないのは寂しい。死ぬかもしれなかったっていうのは知っているし、本当に痛かったし怖かったし、毎日いろんなものを呪っていたような、そうでもないような気がする。でも、寂しかった。 本当はきっと、いちばん寂しかったのは――市役所の人が来なくなったから。 発言色：5AD1CF 立ち絵：十一八吠 以下秘匿、エンド等ネタバレ 寂しいまま何年も過ごした。あんまり覚えてないのは、頭に障害が残ったから、らしい。本当だろうか。市役所の人が来なくなったからじゃないのかな。それか、今までと違う怖いものが来たからじゃないのかな。 怖い。怖いからできるだけ小さくなって過ごした。縮こまって生きてた。ずっとそう。きっとこれが自分の精一杯。生きてるだけで十分すごい。 あなたには未来がある。生きていてくれてよかった。あれこれ。がやがや。 なんて残酷な言葉なんだろう。何かで見た。何かの被害者を慰めた残酷な言葉が頭の中でぐるぐると回り続けている。 だからこんなに何もかも曖昧なんだろうか。頭の中を怪物が駆け回っているから？頭の外にも怪物がいる。でも本当に頭の外？単に自分が勝手に見ているだけだったらどうしよう。全部怖い。 人ならざるものが怖くて棒を振って追い払おうとしているところを、居合わせた養護施設の職員さんに(剣道っぽくはないよね)ってことで薙刀でも習ってみる？された。何かの役は立たなかったけど、記憶もぼんやりしているけど、打ち込めることがあるのは嬉しかった。 今度就活で、市役所の職員になる。 都市伝説課？よく分からないけど、あの時の市役所の人がいた。あの人だ。 多分覚えてない。昔のことだから。だからわざわざ言わない。すぐには言わない。いつかちゃんと仕事ができるようになったら、世間話みたいな、普通の話みたいな感じで切り出そう。いつか。 本名、岸田　昭子。 ようこそ！迷冥市役所都市伝説課へ！エンド5/目星クリティカル成長+6,オカルトシナリオ内成長+9 後遺症：都市伝説化 「職員さん」という都市伝説。HO1 と HO2 二人で一つの怪異である。困ったことがあるなら迷冥市役所の二人組を訪ねるといい。何でも解決してくれるはずだ。 探索者は人外化。普通のシナリオには参加不可。人外探索者、タイマンなどは OK。 ※お互いが望めば好きな姿をとることも可能。怪異らしい見た目になることもできる。治癒不可能の傷も治る。

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