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基本敬語。自分に自信がない。後輩系刑事くん。 刑事になったのは、父親が刑事だったから。 母親からの期待と圧力がすごかった。 いやいやなった刑事だったが、人を救える事の優越感、 もしかして自分は特別な人間かもしれないと思えるので、この職は案外好き。 小さい頃から、空手を習っているため接近戦は得意。 「本日から捜査一課に配属されました、ま、槙太陽です、よろしくお願いします…！」 「太陽、なんて変ですよね、名前負けしてます。僕はそんな人間にはなれない」 「すみません、本当に僕なんかに時間を割いていただいて…」 【秘匿】 精神疾患もち。 破壊衝動と自殺衝動。 壊したい、自分を壊せないから、物に当たる。 感情をどこにぶつければ良いか分からなくなる時がある。 12 月 1 日の朝に目覚めた時から、 その症状は嘘のように無くなっていた。 【過去】 アダルトチルドレンでケアテイカー(世話役)の過去をもつ。 小学1年の時に両親が離婚。 父親は、刑事だったが、ろくな奴じゃなかった。 仕事で帰ってこないのだと思っていたが、外で女を作っては取っ替え引っ替えしてる最低な奴だった。 当時高校生の母親とのでき婚で落ち着くかと思いきやそんな事はなく。 あまり家には帰ってこないので、父親というよりは近所のお兄さんという感じだった。 太陽くんは成長するにつれ、父親と面影が似てくる。 母親は父親がいないとダメな人で、離婚後は精神を病んでしまい、精神病棟で入院。 面会時は、眼鏡を外し、前髪をあげ、大嫌いな父親のフリをして会いに行く。 父親は消息不明。 何処にいるのか、生きてるのか死んでるのかすら分からない父親に復讐する為に刑事になったのが本当の理由。 そう思い、刑事を続けていたが、ある日、消息不明の父親が母親の病室に現れたらしい。 そして、母親と共に病院の屋上から飛び降りたらしい。 二人とも死んだ。即死だった。 は…？ 悪い夢だと思った。 突然、愛してくれる人がいなくなった。 必要としてくれる人がいなくなった。 復讐する相手もいなくなった。 この悲しみを、怒りを、どこにぶつけたらいいんだ あいつは何がしたかったんだ、勝手に死にやがって。 真っ白になって、何もする気がなくなった。 生きてる意味が、なくなった。 僕は、精神を病んだ。 「愛されたい、必要とされたい」 そう思っては 「自分にそんな価値はない」 と落ち込む毎日。 寝たいのに眠れない。 睡眠薬を使ってやっと眠れる。 このまま目が覚めなければいいのに。 そう思って今日も布団に入る。 感情のコントロールが下手。 怒りで我を忘れてしまい、破壊衝動を起こすこともある。 悲しみが打ち勝てば自殺衝動が抑えられなくなる。 透李さんがいてくれなければ、本当に危なかった。 【蛇原辰巳(ﾍﾋﾞﾊﾗ ﾀﾂﾐ)】 ２５歳 / 男性 / 警視庁刑事部捜査第一課 / 階級 ： 巡査部長 呼び方は「タツ」 警察学校の同期であり、 親友であり良きライバル。 気弱な太陽によく声をかけてくれた。 素行が悪いのがたまにキズだが、良い奴。 彼と仕事を共にする日をずっと心待ちにしている。 太陽「た、タツ！もっと言い方に気をつけないと、また誤解されちゃうだろ…！」 【佐々羅 透李(ｻｻﾗ ﾄｵﾘ)】 ２7 歳 / 男性 / 東雲大学附属病院所属 / 監察医 呼び方は「透李さん」 カウンセラーの担当の先生。隔週で診察を受けている。 些細な悩み事でも相談に乗ってくれる僕の数少ない理解者。 彼のおかげで踏み止まれている。とても信用している。透李さんはいい人！ 太陽「透李さん、すみません、僕はダメな人間なんです…」 【古鳥ヒナノ】 19 歳 / 女性 / 中華食堂 古鳥軒 代理店長 呼び方は「ヒナノちゃん」 中華食堂 " 古鳥軒 " の代理店長。 得意料理は麻婆天津飯。美味しい。 彼女とは友人関係であり常連客だ。 モズ事件で父親を亡くし、 父親の死が原因で精神疾患を患ってしまう。 透李さんを紹介した。 太陽「ヒナノちゃんの麻婆天津飯はすごく美味しいよ」

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