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ヴィハーン・オム・シャルマ
ID:4745252
MD:8f36abf5df858bcda2df04b9ab3172ab
ヴィハーン・オム・シャルマ
タグ:
とみ探索者
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
現在値
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初期
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アイ
デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
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(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
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初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
事象地平のアストロナウト ヴィハーン・O・シャルマ(ヴィハーン・オム・シャルマ) 1-1 きみは風邪をひかない 4-4 動物に嫌われる(60%加算) Vihaan(ヴィハーン)意味:夜明け Om(オム) ミドルネーム、父の名前 Sharma インド人で初めて宇宙に出たラケッシュ・シャルマと同じ苗字 顔も名前も性別も年齢も国籍も知らない相手の遺骨を抱いて宇宙へ向かう男。 器用で社交的。陽気。よく歌ったりムービー撮ったりしてる。SNSを使いこなす現代人。宇宙ステーションから配信を行ったりツイートしたりストーリー更新したりする。候補生時代から積極的に宇宙飛行士を目指す者として情報や意見、希望を発信しており、界隈外からの認知度が高い。 「“ヴィハ“でいいぜ。呼びにくいなら“ヴィー“とかどう?」 「こんな独りよがりな願いを遺すなんて、きっと《A》は男なんだろうな。未練たらしいのはいつだって男だ。俺なら野郎に骨を預けるなんて嫌だけどね」 「俺は別に、死者のオナニーに付き合わされてるだけだったとしてもいいよ」 「あー。これじゃあ、原作通りのエンディングだな…まぁいっか、俺は終わり方を含めてあの映画を愛したんだから…………」 インドには、カースト制度が現存する。厳密に言えばインドに《カースト》の概念は無く、異なるふたつの制度が複雑に認知されているのだが…今回は割愛する。インドでは、職業選択を世襲制で行うことが大半であり、婚姻も同じ職の者たちで行う。ヴィハーンの両親は私立大学教諭と、学長の娘だ。所謂《カースト上位》の子供として育ったヴィハーンは、幼少期からコンピュータに慣れ親しんでいた。海外旅行にも頻繁に連れて行って貰えたし、祖父の持つ自家用ジェットは最高の移動手段だった。 そんな家庭で育ったヴィハーン少年は、同年代の友達と外遊びするのも、PCゲームをするのも好きだった。朝から晩まで遊び倒して毎日充実していて、愉快に過ごしていたが、その反動で成績は奮わなかった。勉強嫌いの息子に手を焼いていた両親だったが、10歳の頃、ヴィハーンは『星を食む』と出会い、12歳になる頃には宇宙飛行士になりたいと言い出した。両親は喜んでその夢を応援し、「宇宙飛行士になりたいなら、うんと学ばないとな」とヴィハーンに熱心に勉強させることに成功したのだ。両親は、勉強してきちんとした職に就いてくれるのであれば、別にヴィハーンが教員になろうとならなかろうとどちらでも良いと考えていた。そんなわけで、ヴィハーンは世襲制の根強いインドに生まれたが、理解ある両親のおかげで何の障壁もなく宇宙飛行士を目指せたのだ。 子供の頃に、とある動画転載サイト(映画などが違法アップロードされていた。当時は知らずに利用していたが、数年後閉鎖される)で見つけたショートフィルムをずっと忘れられずにいた。その映画の舞台は近未来。宇宙葬を望んだ恋人の為に、不法に宇宙船に乗り込む男の物語だ。短編映画と呼ぶには短すぎるそれは、とある大学生が一人で制作し、こっそりとインターネットの海を漂って、ヴィハーンの目に止まったのだ。面白がって幾度も転載されて、画質の下がりきったそれの、元動画を探すのは、素人の子供には難しい事だった。そのうちサイトは閉鎖され、タイトルも何もわからないその動画は、記憶の中だけのものになった。そのフィルムを忘れられないまま成長したヴィハーンは、次第に宇宙飛行士を目指すようになった。宇宙飛行士になれば、きっとニュースに取り上げられて、世界のどこかにいるあの映画を作った人の目に留まるだろうという安易な考え。今じゃ有名な映画監督になってたりして。それとも、映画作りは辞めちゃったのかな。どちらにせよ、自分を見つけてくれたのなら、あの映画のタイトルを教えて欲しい。オリジナルの、綺麗な映像を見たい。あのショートフィルムのファンがここに居ると、知ってもらいたい。 宇宙飛行士の訓練生になった頃、ヴィハーンはSNSで、ついにあの映画の制作者を見つけた。ハンドルネームは《A》。日の目を見なかった処女作として、あのショートフィルムを投稿していたのだ。オリジナルのそれは、思っていたより鮮やかではなく、淡々としていて、味気なかった。それでも長年忘れられなかったそれのタイトルを知れたことは、とてつもない喜びだった。なにより、ヴィハーンにとっては人生最上に心を揺さぶられる情感が、そこにあった。ずっと知りたかった、フィルムのタイトルは『星を食む』と言うらしかった。気をおかしくした主人公が、宇宙事故による死の間際に、恋人の遺骨を自分の胃に収めてしまったことを表しているのだろう。宙に舞って星屑の一部となるはずだった恋人の骨は、彼の胃袋に隠されてしまった。それでも、いずれ壊れた宇宙船から放り出され、彼も、ひとつの細胞も残さず宇宙の塵になるのだ。それでいい。それで良かった…そういう終わり方なのだ。相も変わらず鳴かず飛ばずの評価のショートフィルムは、SNSでヴィハーンが絶賛することによって、徐々に知られるようになった。ヴィハーンが正式に宇宙飛行士になった頃には、幼い頃から夢を追いかけるきっかけを与えたフィルムとして、『星を食む』の存在は有名なものになっていった。あくまで、映画そのものではなく、いち宇宙飛行士の象徴的なエピソードの為のアイテムとして…という、作品としては微妙な形で評価を受け続けた。そして、その頃に、《A》はふっとSNSアカウントを削除してしまった。ヴィハーンにDMでメッセージを残したのを最後に、すっかり姿を隠してしまったのだ。 『処女作の唯一のファンであるあなたへ 厚かましいことではありますが、あなたへ頼み事があります。とあるモノと、手紙を郵送しますので、ぜひご確認ください。これもなにかの縁だと思って、面白がってくれたら幸いです。 愛を込めて。 A』 数日後、サニド宇宙センターへ送られてきた小包には、宛名しか書かれていなかった。送り主は不明、しかしすぐに《A》からだとわかった。手紙には 『はじめまして。そしてさようなら。恐らくあなたにメッセージを送った直後、私は死にました。気の優しい友人は、最後の願いだからと思い、これをあなたへ送ってくれたのでしょう。本名も住んでいる場所も、なにひとつ教えずにすみません。不義理ですが、私は生来のシャイなのです。ところで、ここに私の、足の骨があります。私は宇宙の踏み心地が気になるのです。浮き、漂ってみたいのです。どうか、気まぐれでいいので、私の願いを聞いてください。 未来の英雄へ愛を込めて』 と英語で書かれた手紙と、記載通りの遺骨が入っていた。 ヴィハーンは、《A》の遺骨を抱いて宇宙飛行へ向かう。男とも女ともとれるその両足の骨は、くるぶしから下の短い骨ばかりで、色硝子の瓶の中に入れられていた。そのせいで砕かれてしまっていたので、ヴィハーンはそれらを巾着袋の中に仕舞い直した。サニド宇宙センターには宇宙葬の許可を取っている。ヴィハーンの宇宙飛行は、これで数度目だが、初めての時は無許可で骨を持ち込もうとして没収されたために、骨を撒くことが叶わなかったのだ。なんだかんだと許可が取れずに、今回やっと、機内への持ち込みと遺骨の散布が認可された。 宇宙葬、完!!!!!!!
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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