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　 　 　　￤　　　　　　　　　　　片鱗　　　　　　　　　　　PC 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　芙蓉 雨音　￤ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾌﾖｳ ｱﾏﾈ 　　￤　　HO1　　　高校生 　　『貴方はまったくの平凡な高校生だ。しかし最近秘密ができた。恐ろしい殺人鬼を匿っているのだ。』 　　￤職業　　　　　　ミュージシャン(クトゥルフ2015記載) 　　￤特徴表　　　　2-4　愛書家 　　　　　　　　　　　　あらゆるジャンルの蔵書を持っている。＜図書館＞に+20%。 　　　　　　　　　　　　さらに図書館へ出掛けなくても、自宅の書庫で＜図書館＞ロールが可能になる。 　　　　　　　　　 6-6　急速な回復力 　　　　　　　　　　　　新陳代謝能力に優れている。耐久力を回復するロール結果に+1 ─────────────────────　 　　！　　　以下　秘匿ネタバレ　　　！ ─────────────────────　 　-性格- 「す、すみませんすみません不要の癖にいっちょ前に二酸化炭素吐き出しててすみません」 「お母さんは何も悪くないよ。だいじょうぶだよ。お父さんもたまたま機嫌が悪かっただけだよ」 「ご、ごめんなさいごめんなさい何でもしますから許してください」 「お兄ちゃん、卒業したらわたしの事迎えに来てね」 常に人の顔色を伺う人間。卑屈で基本的に自信がなく挙動不審。 その場を平和にやり過ごす為ならどんなに嫌な事でも受け入れる。 頼まれると断れない、というより断る前に話が終わっている。 基本的に見ているだけでイラッとするタイプの人種のうじうじちゃん。 家では騒音を耳に入れない為に常にイヤフォンで音楽を聴いて過ごしており、趣味は音楽鑑賞。 バラード系のゆったりした曲は合間に家族の声が入るので殆ど聞く事はなく、デスメタルやボーカロイド曲などに多い隙間がない激しい音楽を好む。 特に最近はファンのアーティストがおり、もし今後その人がライブをする事があるなら現地に参戦して、機会があるならば「貴方の音楽に救われた」と伝えるのが夢。 しかし今の自分の家庭環境ではそれが厳しい事は理解している為、本当にただの夢。 自分で作曲も挑戦した事はあるが、びっくりするほど才能がなかった。 作曲自体もそこまで楽しいと思えず、自分は消費者側の人間であると音楽の道は諦めている。 少女漫画を読むのも好んでいるが、楽しい学生生活も、そこで出来る好きな相手も、その人との満たされるような口付けも、募る想いを叶えてもらうシチュエーションも彼女にとっては現実味がなさすぎてそらとぶえほんを幼児が見るのが同じ感覚で見ている。 いつかこんな恋が出来たらなぁ～と思っているものの、それは「そらをじゆうにとびたいな」と同じ気持ち。 ストレスが許容範囲を超えそうになった時は只管プレス機が色んなものを押し潰す動画を見て気分を落ち着けている。 同級生や家族がこうなるのを想像する事もしょっちゅう。 『なんでわたしが謝らなきゃいけねーーーーーーーーーんだよふざけんなよ』 『泣いてればいちいち慰めて貰えるんだから楽でいいよね』 『耳が痛い。死ねばもう何も聞かなくてよくなるのにな』 本心では自分を取り巻く環境全てを恨んでおり、どうして自分がこんな目に合わなければいけないのかという被害者意識で常に頭が支配されている。 自分を傷つけた全ての人間に土下座させたい。踏みつけて泣いて許しを請わせたい。人生の節目で全てをめちゃくちゃにしてやりたい。 当然現状を変える努力もせず、被害者意識に浸りきっている彼女にそんな事が出来る勇気も度胸も行動力もなく、日々をただ摩耗させて生きている。 彼女も彼女が嫌悪する家族やクラスメートと同じように自分が誰より一番可愛いのだ。 　￤一人称　わたし 　￤二人称　あなた、～さん 名前の由来 　芙蓉　　　不要 　雨音　　　雨の音 　 唯一この最悪な家で寄りかかる事が出来た兄の事は救いであり支えだった。 しかし大学進学で兄はもうこの家には戻る事はないだろう、と思っており、先んじて地獄から天国に向かった兄を裏切りものとしてほんのり恨んでいる。 「お兄ちゃんは今頃勉強頑張ってるんだろうな。彼女出来たかな。バイト代も自由に使えるんだろうな。お酒も友達と飲むんだろうな。 　兄弟なんて所詮血の繋がった他人でしかないし。お兄ちゃんだから優しくしてくれただけで、こんな家で妹なんて人生の負債でしかない。 　私だったら今までの人生全部なかった事にして楽しむもんね。お兄ちゃんもそりゃそうするよね。あの人もわたしのこと別に助けてはくれないんだ」

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