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○明崎　昴（めいさき こう） 表向きは大人しく、どちらかと言いうと引っ込み思案。周りの意見を温和に受け入れるタイプ。人から好感を持たれやすい外見をしている為、男女問わず声をかけられることもままあるが、当人は知らない他者に踏み込まれることを好まない。表面上の友人はいても心から許せる友人はいない。HO1のことはまた少し別。 小さい頃から偏差値の高い学校に入学し高等教育を受けるも、親からの「良い教育を受け、一流の企業に勤めることこそが至高」という期待や抑圧された環境に耐えきれなくなる。そんな時、何かのきっかけで自分よりも弱い生物を殺してしまったことで抑圧された気持ちが晴れるような感覚を感じる。そこから段々と「自分の正しいことをする」という歪んだ秩序が生まれ育っていく。しかし殺すことで気持ちは晴れるが、染みついた抑圧からは抜け出せない。表向きは好青年、でも内面はドロドロと己の歪んだ正義と秩序に取り憑かれ、蛇のようにのたうち回っている。 そんな折に遭ったのがHO1。はじめは殺すつもりでいたのに、自分とは違う飄々としていて自由に生きる姿に、羨ましくも妬ましくも感じてしまった。HO1に興味を持ち、その後関係を深めていくことでどんどんと惹かれ絆されていく。この人の側にいることで自分も救われるような気持ちになる。もちろん、そのような気持ちになるだけで、妄信的な信仰や執着と紙一重に近い部分がある。自分だけを見てほしい、救って欲しいという気持ちが強いので、HO1が自分以外の誰かに興味や関係を持っているとドロドロとした気持ちになる。でもそれを面と向かっては言わない。嫌われるのが怖いから。 なお童貞だったので、HO1で筆おろししてもらうことになる。 殺しをするときは、スレッジハンマーを使って殴り殺す。叩き潰したり、フルスイングしたり。 ハンマーを使うため、手のひらは硬くゴツゴツしている。自分の手を見られたり触れられたりされないよう、普段は上手に隠してる。この手に触れていいのはHO1だけ。 ▼スレッジハンマー：技能値80(内、初期値25) 1d8+1d4 ＜技能＞ ・組付き、こぶし、回避…殺しを行う時に相手が抵抗してきた際に締め上げる。明崎の機嫌が悪いか相手が執拗に抵抗をしてきた時にはマウントをとって殴り殺す。回避は相手が抵抗した時に自分の損害を減らす為に習得している。 ・応急手当て…仕事を行う際に自分やHO1が怪我を負った場合に行う。信頼している相手にしか基本しない。 ・医学…確実に急所を当てるために知識として得ている。仕事を行った後の死亡確認も行なっている。 ・隠す、信用、精神分析、聞き耳、目星…表向きは人当たりの良さそうな青年を演じる。そうした方が人間関係がうまく回ることを知っている。相手の懐には上手に潜り込む一方で、明崎自身の心のガードは硬い。他者が何を話し、何を見ているのか、人間観察を行なっている。これは意図してやっているというよりは無意識で行なっており、幼児期の時に親の顔色を窺いながら過ごしていた癖が染み付いているのが原因。 ・追跡…HO1がどこにいて、誰と関係を持っているか気になっている。直接伝えて気持ち悪がられたり嫌われてしまわれたりするのは嫌なので、こっそり尾行したりスマホの履歴を見ようとしたりするが、大体はうまくいかない。

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