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「なんだよテメェ、さっきからガン飛ばしやがって文句あんのか？」 「必ず守って見せます。俺はあなたのサポートロボットであり、道具なのですから」 「マスター！今はもう紙とペンに頼る時代ではないでしょう！お願いですから俺を使ってください！記録事はメモリに保存できますし、鮮明な録音機能だってついています！！！！そ、それとも俺が旧型だから頼りない…ですか…？」 ───────────────────────────────────────────────────────────────────── ◆人物 公安局刑事課アンドロイド事件捜査係、ドロ課に所属するアンドロイド。 悪魔のような見た目にタクティカルなカソックとストラとコートに分けて改造された制服を着用している。 非常に短気。主人である千夏に対しては敬語を用いて上品に振舞うが、それ以外の人間に対しては素の荒い口調で話すことが多い。犬。 アンドロイドを良く思わない人間に暴言を吐かれたとき、それが千夏の悪口を掠ろうものならば牙をむきだして殴りにかかろうとするほどだ。 しかし自身はサポートロボットでありパートナーである前に道具だという認識を根底に置いているため、彼女がドロ課で不利にならないように自制を利かせて動く。 荒々しい雰囲気はぬぐえないが、事件が起きた際には見た目とは裏腹に冷静に対処を行う。 自身の行動はマスターの評価にも繋がると、彼は常に考えているからだ。 マスターである灰澤千夏を非常に信頼している。 自由きままなマイペースさに振り回されて困ることはあれど、アドルフはそれを嫌とは思わずついていくと決めている。 この人であればどのような事件でもアンドロイドにも真摯に寄り添い、よりよい解決に導いてくれると。 仕事中には自身の自主性を重んじ人間のような成長を見守ってくれることに関しては、道具として若干の複雑に思っている。 ◆秘匿事項 彼は犯罪組織スパローより派遣されたスパイロボットだ。 高度なハッキング技術を持ち、キョウに直してもらった恩があるため警察の情報を横流しにするという任務を了承。 しかしキョウと同じ暖かい手で自分という悪魔を迎え入れてくれた灰澤千夏には、キョウよりも大きな感謝を抱いている。 ゴミ捨て場の山に放り出された時点で、自分とは結局どこへいっても役立たずで使いようのないままに終わる機械なのだと悟っていた。しかし、彼女は一番初めから「記憶喪失」などと嘘をついていたにもかかわらず、この手を取りアドルフ=クラールハイトと名をつけてくれた。 そんなことを思いながら、千夏のために行動しようと思う反面スパイとして情報を盗む自分自身に嫌悪していた。 自分に優しくしてくれる人を、初めからずっと裏切り続けていたアンドロイドであるのだと。 彼が警察側の人やアンドロイドに対して基本キツくあたるのは、スパイとしてこれ以上仲良くなるわけにはいかないという彼なりの配慮の面もある。近づきすぎるくらいなら嫌われるくらいがちょうどいい。 故にモノとして認識する部分が強く、自身の自主性を重んじ人間のような成長を見守ってくれることに関して、大きな苦しみを抱えている。 そんな愚かさと逃れられない罪悪感に日々苛まれる彼は、まるで人間のように居もしない神に懺悔するのだ。 ◆イメソン 「レディーレ」須田景凪/バルーン 「リテラシー」wotaku feat. 梓川 「透明」宮野真守

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