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「何、ぼーっと突っ立ってんの？邪魔なんだけど……あんたの机？うん、知ってる。で、それの何が問題なわけ？」 「"人殺しの娘"がさぁ、いつまでこの村にいるわけ？ほんっと見てるだけでムカツクんですけど。さっさとこの村から消えれば？」 「その顔、ほんっと笑える！！あんたなんかそんな風にずーっと暗い顔してんだから、真っ赤に腫れてるほうが絶対マシでしょ？」 羽音村に住む高校二年生。 　地域の人間からも不良として名を知られており、学校ではサボリやいじめ、街中では煙草を吸おうとしているところや、バイクで暴走している姿が目撃されている。同級生であるHO壱にやたらに絡み、「人殺しの娘」として執拗にいじめている。そのいじめは大体見た目に影響が出たり、物として残ったりといった派手な内容が多い。見た目も派手で、田舎の村に金色の髪、ピアスを付けた姿は非常に悪目立ちしているが、本人はさらさら気にしていないようだ。 　性格は高慢で自信家、傍若無人そのもののような性格。 「……もうやだよ。こんなこと、続けたくない。」 「私だって、普通に学校で生活したかった。普通に恋がしたかった。普通にみんなと笑い合っていたかった。でもね、止められなかったから。だから、これがきっとけじめなんだと思うの。」 職業：狂信者……ある意味、自らを捧げることでしか解決できないという思想に至ったこと自体が、もう狂っていたのかもしれない。 羽音村に住む高校二年生。 　元来は大人しめで、真面目な、何処にでもいるいたって普通の学生だったが、姉が生贄に捧げられた姿を見たというトラウマを思い出し、その矢先にPC1が彼女自身の実の親を殺してからというもの性格が豹変した……というよりも自らわざとそのように見せている。 　自らが"人殺しの娘"よりも強大な悪となるために、そしてその親友を被害者にすることで救うことを目的に、いじめを敢行。 例として ・髪をはさみで切るとか。 ・わざと目立つ場所を殴ったりしてた。 ・バケツで水をぶっかける。 ・本人の前で机の上にラクガキ。 といった、ざっくり言うと派手ないじめをしようとする。無論これは、悪人が自分だということをわざと見せつけるためにやっていることである。 　そしてことあるごとにHO壱に対して「この村から出て行けばいい」というが、これも要はそうなれば彼女が生贄にならなくなるからである。 　また、「死ね」などと言った強い言葉は言わない。ある意味言霊のようなものも信じているので、それは親友を救うことにならないからである。 　そのようにある意味救うために彼女をいたぶるという矛盾した行動を繰り返していたためか、普段は自信満々に振舞っているが、内心は情緒不安定であり、HO参がいなければ先に狂っていた可能性すらある。もっとも、彼が現れたことで、より自身が苦しむことになったと言っても過言ではないが。 　純粋に彼が自身に理解を示してくれたことにより、興味を持ち、そして現在彼のことを愛している。というよりも今現在彼だけが心を許せる人間となってしまっている。(両親は自らの娘が生贄にされても、それを"よかったこと"と判断しているため、もう気を許せる相手ではなくなってしまった。) 　そして、それだけ心を許してしまったがばかりに、一人逝けばよかっただけのことを躊躇っている。彼との幸せな時間を、まだ共に過ごしたいと縋りつこうとしている。それだけが、救いになってしまったがばかりに。 　だが、それでは何も許されないことも分かっている。今までの所業からして、親友を止められず、親友を傷つけた、親友失格の自分がのうのうと生きていていいはずがない、と。 なお、HO参に初めてを捧げたのは、性交渉自体に"悪いこと"というイメージを持っていたから、というのと、"ナニカ"に捧げるくらいなら、本当に好きな人に捧げたいと思ったからである。 また、家にはほぼ帰っていないか、帰っても抜け出している。とにかく、姉のことを思い出してからの両親への嫌悪感が酷い。 特徴的な技能 回避　　　　：それなりに危ないことをし続けたので避ける技術が身に着いた。 こぶし　　　：親友を殴り続けた罪。 ショットガン：おじさんがマタギだったのでそこで習った。腕がいいとおじさんは褒めていたという。 隠す、隠れる：HO参に二人きりで逢いたいときは、姿を忍ばせているため。また、派手に悪事を働く時以外はなるべく目立たないよう行動しているため。 説得　　　　：間に合わなかった言葉。 目星　　　　：いろいろな意味で人目を気にしているうちに、細かいことに気付くようになった。 運転(バイク)：盗んだわけではないが、親のバイクに勝手に乗っているうちに技術が身に着いた。ちゃんと免許もある。 図書館、医学、化学、生物：こうなる前の元々の夢は医療関係者であった。

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