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【キャラ設定】 「俺のことが知りたい？　物好きな奴もいたもんだ」 産まれは普通の家『だった』、少なくとも俺が幼稚園児とかそれくらいの時まではな。 ただ、親がちっとばかし頭が足りないせいで宗教やマルチみてぇのに引っ掛かって金がほとんどないことを除いて、普通の家だ。 「ただ、俺はアイツらとはちげぇ、鳶が鷹を産むってーのはこういうことを言うんだろうな」 俺は親の力も借りず、付与型の奨学金を自分で管理して警察のキャリア組まで成り上がった。 そして警察官になって安泰の将来を手に入れましたとさ。 「――――なんてことにならねぇのが俺だ」 そう、俺はこの瞬間を待っていたのだ。 警察内部に入り込めばあらゆる不正のデータに繋がる情報が見つかると。 その予想通りそのデータは見つかり、俺は世界中に向けて不正情報を漏洩させた。 ――――だが、結果として悪を捕まえようが悪は出てくる。 それどころかあれだけの漏洩をしても逃れるような巨悪だって存在する。 そして、その事件をきっかけに俺の両親は信じていたカルト宗教教祖の逮捕の報を聞いて自殺していた。 結果として俺は自身の復讐なんていうもののせいで両親を失い、何も得られなかったのだ。 「これが俺の物語の終わり。　1人の男が自惚れてこの世に、自分に絶望したという物語って奴さ」 だが、そんな俺のところに1人のガキが来た。 「今の俺の物語はロスタイムって奴だ」 「俺のやるべきことは、自分のやらかしの尻拭いとアイツを大人になるまで見守ること」 「ってな感じだ、俺のことを知りたきゃ他の奴にでも聞くんだな」 「――――ああ、言っておくがネットから俺の情報を取ろうと思うなよ？　痛い目見るぜ」 【個人メモ】 職業技能:< 刑事 > + < ネット犯罪者 > の以下 12 技能から選択する。 必須：【コンピューター】【鍵開け】 【目星】【聞き耳】【言いくるめ】 【心理学】【製作 ( コンピューター・ウイルス )】【電気修理】【拳銃】 優先度低：【追跡】【図書館】 取る必要なし：【法律】 ※本シナリオにおいて、ハッキングは【コンピューター】と【鍵開け】の複合ロールとする。 コード：マトリクス

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