タグ： 空井

容姿:若々しい 信念:運命 重要な人々:祖父母:彼らを不当に扱った。 重要な場所:重要な人々の墓 秘蔵の品：一番高い技能値に関連する者 特徴：快楽主義 --- 雑誌「Go Ship!」に掲載する記事を書いている。 雑誌に掲載されている記事は、全て真実を書く場合もあるが、全てを嘘で塗り固め、大衆の不安を煽るようなものまでさまざまである。 いかなる場所、いたるところの陰に潜み、危険な場所・人物にでさえ、単身乗り込んでいき、日々、自身の好奇心が満たされるようなスクープを収集する。 彼の国の「カベニミミアリ、ショウジニメアリ」を体現したような人物。 始まりは、学生時代に起こった同級生が死亡した事件で、噂話等でクラスのみならず、他学年をも疑心暗鬼になり、犯人捜し等の動乱を見た時、人を動かす ゴシップの魅力に憑りつかれ、噂話や記事を書くジャーナリストを目指すようになった。 しかし、駆け出しのころはなかなかうまくいかず、記事のダメ出しを受けたり、危険な人物・組織に目を付けられ、逃げ回るなど 身体的にも金銭的にも困る日々を送っていた。 そんなある時、転機が訪れる。 賞金の出る写真のコンテストが開催されることとなったのだ、現在の煩わしい状況を金で解決するため探索者はそれに参加することに... 勿論、金銭的に困窮しているためカメラなど調達することはできないだろう。 その時、祖父の所持していたカメラの存在をふと思い出した。 両親を早くに亡くし、祖父母に育ててもらったため、可愛がられていたという自覚はある。 どうにか泣き落としでもすれば、簡単に譲ってもらえるだろうことは容易に想像がついた。 そんな思いを抱きつつ、祖父の家を訪れる。 結果から言えば、カメラは手に入った。 嫌にやせ細った祖父と目元が腫れている祖母の顔が脳裏によぎるが今は、コンテストが優先だろう。 そうして、数日が過ぎたある日、祖母が急に訪ねてきた。 どうやらカメラを返してほしいそうだ。 しかし、コンテストに出す写真を取れてはいない。 コンテストがだめになった際もカメラを売却すれば幾分かの金にはなる為、保険的なの意味合いでも返したくない。 納得がいっていない。 そう説明したが、祖母は食い下がった。 こちらもこれからの生活がかかっているため引き下がるわけにはいかない。 仕方がないので危険な人物・組織に目をつけられていることを祖母に話した。 なるべく、不安を煽るようにその事柄について恐怖を抱いているようにそう言葉を紡いだのだ。 祖母は静かに聞いていた。 祖母は考え込んだ後、カメラは返さなくてよいとの返事をもらった。 これで準備は整ったと探索者は静かに喜んだ。 コンテストへ向けて準備を進めた。 その後、カメラの売却等で治療費に当てるはずだったがそれもなくなってしまい、祖父は病気で亡くなり、祖母も後を追うように亡くなってしまった。 探索者の元には、祖父母の遺産とカメラが手元に残った。 ちょっと悪いことしたかな？とは思ってるから、墓の掃除等はきちんとやっている。

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