タグ： 2015

才能：家事が得意 特徴：【天気予報士】 　外を見てアイデアロールに成功すると、1d6+1時間の正確な天気を予想できる。降水確率、風向きと強さ、嵐の時間帯、雷の落下しやすい場所もわかる。 祝福：【神の手/イゴーロナク】 左手に裂け目のような傷跡がある。覚醒すると傷跡が開いて牙がたくさん生えた口へと変じる。この口は噛みつくことができ（ダメージ1d4+2）、イゴーロナクの言葉を伝えることもある。 何よりお金が好きな守銭奴。金のことしか信じない。金になるならなんでもやる。大金を稼ぐためなら長期スパンの計画にじっくり取り組むことも厭わない忍耐派。趣味は貯金と金勘定。 物心ついたときから、何故か左掌に覚えのない大きな古傷がある。成長と同時に大きくなっているような気がしてちょっと不気味。 （母親がイゴーロナクの情人だった） プシュケカレッジを脱走してからもロバートの秘書兼メイドとしてばりばりお金を稼いでいたが、ロバートの心神喪失後は彼の元を離れて起業した。 ■VHGファイナンス　（ビジブルハンドオブゴッドファイナンス） 闇の金融業者。貸金業と決済ソリューション事業の他、IR事業を展開しているが、表社会での知名度はゼロに等しい。 メインの顧客層は正規の金融業者から金を借りられない者達と、金と嗜虐癖を持て余した大富豪達。犯罪組織や秘密結社への融資、違法かつ悪趣味な娯楽施設の運営など、手広く事業を行っている。 運営している娯楽施設とは、暗黒の子孫やクリーチャーをフリークスとして披露するサーカスや見世物小屋、不良債務者本人や借金のカタとして押収したその関係者をグラム単位で売りさばくためのオークション会場、カモが破滅していくさまをVIPに観覧させるための賭場などのことだ。 社長であるセーラ・マリスの正体は、イゴーロナクと人間の混血児である。そのため、借りた金を払えないまま借金を膨らませた不良債務者に対しては、特別救済プランの案内と称して契約書が渡される。 この契約書にはグラーキの黙示録12巻の内容が編纂されており、きちんと目を通す真面目なでくの坊をイゴーロナクの奴隷に変える。何も読まずにサインだけする馬鹿の末路は、体中を切り売りされたり劣悪な環境での過酷な労働に従事させられたりと様々だ。いずれにせよ、特別救済プランの契約書を渡された時点で人権を失うことに変わりはない。 ありとあらゆるものを金に換え、法外な金利で人を食い物にして暴利をむさぼるような悪徳業者ではあるが、適切な対価さえ支払うのであれば誰であろうと平等に顧客として扱う。誰の味方でもない完全に中立の組織で、あえて言うのであれば金の味方。 ▼セーラ・マリス　堕落へといざなう毒婦 VHGファイナンスの設立者。一代で起業して仮想通貨で財を成し、会社を急成長させた才媛。金になることであればなんだってやると評判で、「人食い」の異名で忌み嫌われているが、当人は気にしていない。 イギリスの片田舎にクレアという流れの売春婦がいた。言葉巧みに客を誘い込み、金を盗んだり強請ったりする悪女だ。逆上した客に告発されそうになったり襲われそうになったりで、時には相手を殺すことすらあった。 そんな彼女はロンドンに出稼ぎに出た折り、“偶然にも”グラーキの黙示録12巻を買い付けてきたばかりの好事家をカモに定めてしまう。いつものように自分を買わせ、いつものように客から金目の物を漁っていたクレアは、いつもなら見向きもしないような古臭い本を何故か持ち帰ってしまった。 そしてグラーキの黙示録を読んでしまった彼女はイゴーロナクに吸収され、その依り代となったのだ。クレアに憑依することで彼女に成り代わったイゴーロナクは、彼が好むような「悪人」と接触しやすいという理由でクレアの稼業を引き継いだ。そして、行きずりの客の子供を身ごもることになった。そのクレア＝イゴーロナクが宿した、父親のわからない娘こそセーラである。 セーラは一見すると普通の人間と見分けがつかないが、左の手のひらに口がある。それを隠すため、彼女は普段から白い手袋を着用している。また、セーラは人の悪意に対して非常に敏感で、そのため危機察知に長けており、相手から感じ取った悪意の強弱や濃淡で（悪人としての）格と器を測れるという特技がある。 人命の尊さを謳うが、それは肉体がどれだけの値段で売れるか、生涯でどれだけ稼げる能力があるかで価値を測っているからに過ぎない。彼女自身は金ではなく金を稼ぐ行為自体を愛しているので、金銭そのものに対する執着は薄い。それはそれとして、人間を金の力で狂わせて堕落と破滅の道に引きずり込むことに悦楽を覚える。グラーキの黙示録12巻を広めるのも、イゴーロナクへの忠誠・信仰心というより、悪に堕ちていく人間が見たいからでしかない。 とはいえ商売そのものに対しては誠実で、三方よしの精神を重んじている。一方で、どれだけ詐欺じみた口車に乗せようとも相手が納得しているならそれで問題はなく、それについて第三者が口を挟むべきではないという考え方もしているため、油断は禁物。 ▼他組織との関係 ・ヒュギエイア製薬： VHGファイナンス側から融資と取引を持ち掛けたことがあるが、VHGファイナンスの業務内容（暗黒の子孫の扱い）がヒュギエイア製薬の企業理念と反しているため断られた。仮に契約が成立していたとしても、返済が滞った瞬間にセーラはヒュギエイア製薬が有する「被験者」達を差し押さえる算段だったので、Dr.グレイの判断は正しいだろう。社長同士の仲は非常に悪い。 ・棄てられた羊達の家：対等なビジネスパートナー。ホテル・バッカナリアでは決済システムにVHGファイナンスのサービスを導入しており、ホテル内のカジノもVHGファイナンスの系列店だ。また、棄てられた羊達の家のコミューンで食べられている食用人肉の一部は、VHGファイナンスから新鮮なものを買い付けている。 ・D.T.R.E.：粛清対象とみなされている。VHGファイナンスの闇の顧客リストはそのままD.T.R.E.の粛清リストに転用できるため、摘発の機会を虎視眈々と狙われている。 ［遭遇した神話生物］ パック、プーカ、モルフェウス、グール、モルディギアン、黒いペガサス

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ