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. ━━ ❒　カエラズノケン　❒ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 　 ▮　鶴橋 七花　-　つるはし なのか 　　 ▮　HO1 / 生命への意志 　 ▮　一人称：あたし　　▮　二人称：あなた、○○さん 　　「足ひっぱんないでくださいよ！」 　　「あの狂気山脈に挑もうなんて、本当に無謀なことなんですからね…！死にに行くような真似は絶対に許しませんから」 　　山岳医療に携わる女性。平凡的な容姿、やや癖毛で地毛を茶色に染めている。 　　少し語気が強いところがあるが、極度の心配性ゆえに口を出しすぎてしまうきらいがあり、 　　あとから自分の発言を思い返しては言い過ぎてしまったと一人で落ち込むタイプ。 　　いい加減な人が嫌いで、マイペースな人は苦手　山に真摯に向き合う人間のことは好き　 　　昔は登山を心から楽しんでいたが、今は山に対して僅かな恐れが見える。慎重派。 　 ▮　特徴表 ❖ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 　　：　2-5　：　鋭い洞察力　　-　優れた感覚の持ち主であるため、<目星>に+30%する。 　　：　2-2　：　影が薄い　　 -　生まれつき目立たない。<忍び歩き>および<隠れる>に+20%する。 　　-- 　　秘匿について↓ 　　尊敬する人間は山岳医の穂高梓。 　　過去彼女に命を救われ、以降強い恩と憧れを抱いている。山岳医を志すきっかけになった人物だ。 　　 　　そもそも登山を始めたのは学生時代、山好きの友人に誘われたのが最初。 　　元々体を動かすのが好きなこともあり、かつ最初に登頂した時に見渡した景色の雄大さにすっかり山の虜になり、趣味になった。 　　ただ何度か経験を重ねると、半端な慣れから気の緩んでくるタイミングがあった。 　　そこまで高くもない山だからと、用意が十分でないまま登山へ向かったことがある。今考えると馬鹿な話だ。 　　夏場のことだった。急な天候の変化により視界が悪く、道を誤ってしまう。 　　加えて雨により体温が奪われ低体温症を引き起こし、動くのが困難になっていた。 　　体の震えが止まらず、意識がぼんやりとしてくる。呼吸がうまくできない。 　　ここで遭難して死ぬのかと覚悟をしていたところ、薄れる意識の中でだれかに救われたような気がした。 　　それが穂高梓さんだった。 　　目を覚ましてから、彼女とは少しだけ話をしたような気がする。 　　まだ意識がはっきりとしていなかったこと、混乱が残っていたのもあってあまりよく覚えていない。 　　生きているのをあらためて実感した時、安堵とふがいなさで情けなく彼女の前で泣いたのは記憶に残っている。 　　……あのとき、ちゃんとお礼を言うことはできていただろうか。 　　遭難の経験から自分の未熟さを酷く恥じ、あらためて山について勉強をした。 　　準備不足からなる事故率の高さや山で起こる体調の変化の多さを知り、山の恐ろしさを知った。 　　過去の自分の愚かさを顧みて、山での不幸な事故を減らしたいと思った。 　　自分を救ってくれた彼女のような、立派な人間になりたいと思った。だから必死で勉強をして、医療資格を取った。 　　あなたのおかげで山岳医になったのだと、いつか彼女にあらためてお礼が伝えられるように、誇れるように、 　　そうしていつか、同じ山を登れる日を夢見ていた。 　　彼女の訃報を聞いたとき、立っていた足場がなくなってしまったような感覚に襲われた。 　　あなたが認めてくれるような立派な医師になりたかった、でも認めてくれる相手がもういないことに、酷く絶望した。 　　彼女を含めた多くの登山隊が挑み、敗れたのは狂気山脈と呼ばれる世界最高峰。 　　そんな場所へまた登山家が挑むらしいと聞き、無謀だと思った、けれどいてもたってもいられず参加を決意した。 　　山は美しくも、恐ろしい場所だ。その認識はずっと変わらない。 　　それでももうこれ以上犠牲者を出すことはしたくなかったし、そんな恐ろしい場所に恩人である彼女が置き去りにされたままなど耐えられない。 　　彼女が自分を救ってくれたように、今度は自分が彼女のことを救いたい。 　　狂気の山に挑む無謀な彼らのことも、梓さんの意思を継いで必ず無事で生きて還しますから。 ... 　　▮　HO1：　生命への意志 　君は山岳救助に携わる者、あるいは山岳医だ。 　二度にわたり屈強な登山家たちを飲み込んだ暴虐なる狂気山脈。 　そこに、再び挑もうとする無謀な者たちがいるという。 　もうこれ以上犠牲者を増やすわけにはいかない。 　君は彼らの命を繋ぐザイルとして、登山隊に参加することにした。 　【ミッション：第三次登山隊のメンバーを生還させる】 　　▮　HO1-秘匿：　生命の恩人 　穂高梓。 　君がかつて山で遭難したときに、命を救われた相手だ。 　彼女の存在は君の中であまりに大きかった。 　その彼女が参加した狂気山脈第二次登山隊が全滅したと聞いたとき、君は絶望した。 　君は彼女への恩を返す機会を失ってしまったのだ。 　ならばせめて、山脈に取り残された彼女の遺体を見つけ出し、外界へ連れて下りること。 　それが、君にできる最後のことだった。 ▮　補足 ・狂気山脈ＮＰＣなので外見、年齢は狂気山脈同様です ・「遭難時に命を救ってもらった」という部分さえ守ってもらえればその後かかわりがあったかどうかとかは自由です ・「山で遭難したことがある」は特に秘匿扱いにならないので、他PCの見える形であってもいいです（怪我が残っているとか） 　梓に命を救われたことを共有した場合は秘匿開示として扱います。

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