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　/　「私」「お前、名前」　/　1920年代アメリカ（ニューヨーク）　/　#47585c(錆鼠）　Aconite —————————————————————————————————————————————————————— 　ファミリーには50年以上（20歳頃からなので57年程）居る純日本人。いつも帯刀している。 　普段は穏やかで面倒見のいい爺として過ごしているが、年代モノのマフィアでもあるので圧が強いし実際怖い。 　ファミリーの事をそのまま「家族」と見ている。構成員だけでなく使用人全てと触れ合う。 　失礼な事や怒られるような事をしなければジョークも口にするし優しいし普通に笑うジジイ。 　リチャードさえ歳の離れた弟（息子・友人）のような目で見ている事もある。とはいえドンなので場所は選ぶ。 　22歳差あるから実際はリチャードも息子程に差がある。情はあるが、同時に冷徹でもある。 　なあなあで押し通せるジジイではない。未婚。 　 【設定：幕末の武家出身】 　元々は江戸にある武家の息子だったが、1860年頃（幕末/笹丘17歳頃）に日本にやってきた貿易商に誘われる。 　海外に特別興味があった訳ではない。日本の事は好きだし家族もとても大事にしていた。 　ただ、日本にやってくる外国人や外国奉行を見ては「自分の世界を広げる為に」と家を出る事を決めた。 　武家の長兄だが、父親と最後の決闘をし、父もまた大きな決断をした慶次郎の意志を汲んだ。 　技量の自信はあったものの自分の力がどこまで通用するのか等より、自分をまだ未熟者として置いて未知の世界に踏み込んだ。 【渡米後/ファミリー入りの経緯】 　真新しい環境に身を置きながらも貿易商の手伝いをしつつ勉強をした。 　勿論英語は話せなかったが、貿易商に教えて貰ったり物珍しさに寄ってきたアメリカ人との日常会話から覚えていった。 　ので、そこそこに口の悪い単語（スラング）だってわかっている。 　20歳になった頃（57年前程）に抗争に巻き込まれ、貿易商であった知人も亡くし自分も重症を負う。 　そんな時にヴィンセントファミリーの先代に助けられ、恩義の為にもファミリーへの参入を願い出した。 　異国者・若造という面で弾かれる事も前提にただ誠実に自身を売り込んで、構成員入り。 　マフィアだとしても命を救われた主君に仕える武士と何も変わらない。仕える先がマフィアになっただけ。 　十戒や血の掟なども、結局そういう厳しい掟系は自国にもあったので特に。 【武器】 　拳銃はこちらに来て初めて触った程度。（っていう意味の初期値にする。あの時代のガキだったし…） 　距離が取れる便利な武器だけど、目標を狙う為の集中力（咄嗟には狙いにくい）と戦闘中に弾切れを起こす事がネックだった。 　あと単純に肌に合わなかったので早々に辞めた。極めるならともかく中途半端な器用貧乏になるつもりが全くなかった。 　構成員になってからも最初は日本刀の事は中々認められなかったが、「それで戦えるのなら」と言われ実践してみせた。 　サブマシンガンについては「どうしても拳銃を使うような事があるのならこれを使う方が早い」から。 —————————————————————————————————————————————————————— ■作成 　・特徴表：なし　/　職業技能：86、趣味技能：81 　・年齢加減：APP-4＆EDU+5 　・選択職業技能 　《回避》《日本刀》《サブマシンガン》《聞き耳》《精神分析》《図書館》《ナビゲート》《歴史》 　（ジジイだし一応サポ系にした。心理学は絶対持ってるが、あるとPLの動き制限しそうだから取らん） 　・日本人なんだけど長年アメリカに居るって事で英語EDU*２くらいくれる？！ 　・居合技能（2010/P27）は、もうほぼ一発芸的に取っちまったけどただのロマンです ♪メモ 　「愛する者よ、死に候え」陰陽座 　「Fight On」Sam Tinnesz 　「黎-ray-」SUIREN 　「死神舞踊」feat.ロス —————————————————————————————————————————————————————— 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【　以下、ネタバレ含んだ他設定　】 　　　　　　　　　(上もそうだけどこっちのが無駄に長い。長すぎるのでのちにまとめて伏せいきかも) —————————————————————————————————————————————————————— 『HO３』POW+1、CON-2 【設定】 　既にファミリー入りをし、構成員となった後。（20歳以降） 　日頃から見回りかねて街にも繰り出し、人と関わりを取っている中でとある屋敷のダイアンという若い女と出会う。 　身体が弱く余り外に出られないものの異国（日本）に興味を持った彼女の為に街に出かけた時はよく日本の話をしていた。 　マフィアである為にある程度は周りを気にしてたものの、次第に互いに惹かれて恋人関係に。 　笹丘が23歳になった頃（54年前）、ダイアンが身ごもったと知る。勿論喜んだ。 　結婚を、と思ったものの自分はファミリーへの忠義があり、とは言え全てを守れないほどにまだ若かった。 　危険な世界に大事な存在を入れる訳にも、両方を選ぶ事も出来ないと判断し、巻き込まないようにと別れる事を選択する。 　周りに知られる前に縁を切り、子にも自身の事を伝えぬように約束させて普通の人生を歩ませようとした。 　結婚はしなかったものの、その息子に「Justin（ジャスティン）」という名前だけはつけた。 【その後】 　それからはファミリーへ戻り、ダイアンと接触する事もなく構成員として過ごす。女と関係を持つ事も普通にあった。 　歳をとるにつれ上から結婚を勧められる事はあったが「（結婚したかった女が居るから）しない」と結婚だけはしなかった。 　アンダーボスとなるリチャードのサポートをしたり、後に新しく入ったリーの世話も任されたり、家族に囲まれた中で一人過ごしていた。 　街に出た時には、人々と触れ合い、子供の物乞いにも金品は渡さないものの食事を与える事もあった。 　決して接触はしないが自分の元恋人やその子供の今をたまに眺めて居た。 　そうして数十年経ち、その息子も誰かと愛し合い、子を授かった事を知り「一般的に幸せな人生を歩んでいる」と思った。 　ドンとなったリチャードの結婚後、産まれたレンの成長を見守っていた。 　リチャードの事を息子のようにも思っていたので、その息子であるレンの存在は自分の孫のように思っている。 　（レンの幼少期には守り刀をやり、12歳の節目には自身の愛刀の一つである脇差を与えた） 【結果】 　…が、その息子夫婦は事故に合い死亡したという。そこに産まれた子供、自分の孫に当たる人物はのちに殺されたという。 　何も思わなかったわけではない。ただ、「ファミリーの為にやった事」として一人心の中に置いた。 　（ここはファミリーがやった事を知っていれば感。そもそもあれを知らないHO３ってまあ難しいよな…） 　（けどレーン性を告げられればどのみちイコールになりやすいかなと思って） 　それが自らが身を置いた世界。自らの手で血筋を守る事を捨てた選択の結果。 　自分は「本当の家族」より「ファミリー」を選んだ。祖国よりマフィアを選び、家族よりファミリーを選んだのは自分。 【裏切りへの見方】 　裏切られ大きな傷を作った上に同僚を喪った過去があり、そこからは余計用心深く人を観察するようになった。 　その時に聞いたのが「口に蜜あり腹に剣あり」。（致命的に苦い思い出として知った情報だからこう） 　どんなに親しく接していようと優秀であろうと疑いの目は向ける。ファミリー内であっても。 　人を信用する時は「それが自分の選択だ」という頭。自分だけが騙されて自分だけが傷つくのであれば構わない。 　屋敷全員・友人へ真っ直ぐな愛を向けているからこそ、そこを傷つける裏切り行為への対処は甘くない。 　過去には裏切り者が親しい友人であっても自らの手で処分した事もある。 　愛しているからこそ命掛けで守るし、愛しているからこそ自ら命を奪って終わらせる。 《口に蜜あり腹に剣あり》 　口ではうまいことを言うが内心は険悪であること。 　信用できない人物の例え。 人を見た目で判断し、信じすぎると痛い目を見る。 　善良そうに見える人は必ず善良ではない。その反面、悪人そうに見える人は必ず悪人ではない。 —————————————————————————————————————————————————————— 　▽HO３関わりのファミリーや友人に対して（現：笹丘77歳） 　【ニコラス（49歳/知り合って30年）】 　19歳と47歳の時に知り合ったと考えるとそら子供扱いするわな…という所。 　少し心配が過ぎるんじゃないか？としているが、一般人としても優しい男だと可愛がっている。 　勿論人柄とは別で医者としての信頼もあって頼りにしている。 　医者から見て御年77のジジイがこれまでピンピンしてたのもまあ驚きですよね。 　多分過去の抗争（昔は抗争落ち着いてなかったとして）で大怪我をした時もニコラスに見て貰ってたとは思う。 　【スティーヴン（45歳/知り合って10年程）】 　35歳と67歳の頃に知り合ってる。 　気のいい男だとして、同じような歳のニコラスを紹介して一緒に仲良くしていた。 　探偵、という点でマフィア側の情報は笹丘から大きく口にしないものの、人柄としての信頼はある。 　そもそも疑い深いジジイが情報を出す事もないだろうから「口堅いな」とか思われてそうだなガハハ。 　単純に一人での探偵業は忙しいだろう、と体調への心配をしたりオヤジのような感覚で接する。 　【リチャード（55歳/生まれた時から知ってる）】 　先代ドンの時から笹丘はファミリーに居たので、生まれた時は22歳の頃。 　笹丘も入って間もない頃だし、信用問題的にアンダーボスに対してそう簡単にまだ触れ合えないだろうけど。 　赤ん坊のリチャードを見て「子供か…」と恋人であるダイアンとの未来を考えたりはしてそう。 　ドン就任の際は大きく祝ったし、戦闘に出るリチャードを叱りながらも同じように前線で戦ってた。 　（思えば正規あこにっと時空だとHO１リチャードHO３笹丘で謎に合うな。不思議や） 　考え方は似てるし好ましい。亡き妻を想ってる事も、ファミリーへの愛も。 　互いに「ファミリーへ危険が及ぶ時は」で介錯する事を秘密裏に約束してた。 　【リー（36歳/30年前リチャードが拾ってきた）】 　リチャードが拾ってきた時は「またか…」となっていた。（リチャ25歳、笹丘47歳） 　幼い頃から世話を見ていたから勿論子供扱いする。 　賢く優秀なのはわかっているものの、周りに見せる冷静さと別に危うさも感じてる。 　それもファミリーやリチャードを想っての事だから強く叱る事はない。 　心配はともかく、長年リチャードの補佐としてよくやってくれていると心からの信頼がある。 —————————————————————————————————————————————————————— 　▽上で名前の出てきてた「ダイアン」「ジャスティン」 　【笹丘 撫子（ささおか なでこ）】　　　 　ごだるか世界線の笹丘嫁。令嬢。（笹丘と結婚してたけど縁を切ってバツに）　/　見合い（契約結婚）→恋愛→出産→別れ→死亡 　【Diane-Saskia Lane（ダイアン=サスキア･レーン）】 　ごだにっと世界線の笹丘嫁。令嬢。（笹丘とは結婚せず、その後もしてない）　/　偶然の出会い→恋愛→妊娠→別れ→死亡 　《dianthus（ダイアンサス）》 　ナデシコの学名。ギリシア語で神を意味する「Dios」と、花を意味する「Anthos」が合わさったもの。 　和名は、「撫でたくなるほどかわいらしい」という花の姿に由来している。 　ナデシコ(撫子)の花言葉は「無邪気」「純愛」。 　【笹丘 誠（ささおか まこと）】ごだるか世界線の笹丘息子。 　【Justin Lane（ジャスティン･レーン）】《Justin》正直者、まっすぐな志を持つ者 —————————————————————————————————————————————————————— 　ので、ヒロから見ると笹丘祖父、ダイアン祖母、ジャスティン父、コウ兄…みたいな事になる。 　コウとヒロが義兄弟だから笹丘とヒロと血は繋がっていないし、ジャスティンやその周りは父（笹丘）を知らん事になる。 　ヒロが笹丘に対して家族とか兄のコウに近しい何かを感じるのも、笹丘の血筋によるものでありだな～と思った感。 　（笹丘のベースは正義系の警察だしね…🙄） 　ダイアンが未婚のまま子供を育てればレーン性はそのまま受け継がれていくだろうっていうアレ。 　いや笹嫁設定だと早くに死ぬ事になるんだけど。ガハハ。 　きなこさんが流石に父親とか祖母とかその辺まで設定していないだろうと踏んでさし込んだ元気な地雷源。 　（笹丘の設定持ってきつつ、こうだったら地獄かな～と思った発想からです。すみません　ﾎﾟﾁ） 　この笹丘血筋絡みだけで 　「レンは笹丘の実孫を殺してしまい、血筋を根絶やした」事になり、 　「コウ（ヒロ）は祖父に当たる位置の笹丘の家族（ファミリー）を殺す」事になる図。 　アダムに関してはそもそも命を救ってる（幕間でも死にかけるな） 　 .

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