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ベンジャミン・ロイド 胡蝶之幽夢 HO1/アヘン農場主(PL三涼) ○概要 凡人のふりをした天才系器用貧乏へらへら男。29歳。愛称はベン。 兄を愛しているが絶対に叶わないと分かっている。 人生に嫌気がさしているので、夢で見た紅茶を追う旅を楽しもうとしている。 一人称：私、俺 二人称：あなた、君 エッグシェル グリーン/eggshell green #87AC9E ○特徴表 ・3-6/格闘センスの持ち主(素手の戦闘技能3つ[キック、組み付き、頭突き]の初期値が50%になる) ・3-9/スポーツ万能(運動系技能1つに+20%、3つに+10%[20%:回避、10%:キック、水泳、乗馬]) ○参考職業 ・ビジネスマン(2010)(※かなり変えてます) 職業技能：説得、経理、値切り、ほかの言語(中国語)、法律、コンピューター→生物学に変更(アヘン・農園知識として)、言いくるめ→精神分析に変更(アヘンの知識として)、信用→心理学に変更(表立って話すより後ろに控えている方が多いため) ○詳細 インドから清に旅行に来たアヘン農場主。ロイド商会の次男。 物腰柔らかで、誰かと行動する場合はあまり自主性がない。不快に思われるほどではないが、さほど優秀には見えない。いつもにこにこへらへらしている。 イギリス人にしては皮肉を言わない。人間関係に波風を立てないタイプ。近しい人からはベンと呼ばれる。 凡人を装っているが、実際は何でもできる男。 どちらかといえば不器用にもかかわらず運動が得意で、地頭もかなりよく、学習することが苦ではないので全般的に知識も豊富。ただしそれをひけらかすことはなく、むしろ隠そうとするため、何かを極めているわけではない。才能を眠らせた天才、器用貧乏。 兄(エリス)は政財界で名を上げている男だが、ロイド商会の中には彼をよく思わない古参も多かった。ベンジャミンは自分が有能だと商会の人間に知られて兄への対抗馬として担ぎ出されることを恐れ、慎ましく目立たないように生きている。 兄との関係は良好。「エリスがいないと俺は何もできないよ」と本人に対しても他人に対してもよく言っている。 兄のことを愛している。嫉妬と羨望から来る愛憎が兄弟愛ではないと気づいたのは思春期で、誰にも明かしていない。兄の迷惑にならない、兄に嫌われないために目立たないように振舞っている。 女性を抱いたことはあるが結局恋愛には至らず、独身。 あまり酒に強くないが、二人で飲んだ時に酔ってしまい「愛してるよ」と兄にキスしたことがある。その後は酔っ払って覚えていないということにしたが、しばらくしてアヘン農場を任されることになったので気づかれたと思っている。 だがその時も兄は優しく、信頼している故に任せるのだと説明してきたため、彼がよく分からない。 そういう事情もあってインドで倦んだ日々を過ごしていた際、夢で"胡蝶"と青い紅茶に出会う。 この人生を壊してくれるかもしれないと、半ば自棄で清へ青い紅茶を探しにやってきた。 それでも兄から贈られた日記帳を丁寧に使っているし、兄の友人からもらった兄の似顔絵も大事に持っている。時々どちらも破りたくなる。感情がぐちゃぐちゃ。 兄への想いに縛られている自覚はあるので、断ち切れれたら嬉しいが無理かもしれない。 ・兄：エリス・ロイド(Ellis Lloyd) 家族には穏やかで優しいが、仕事では冷酷なほどに優秀な男。半ば強引なところもあるが、莫大な成果で反対意見を跳ねのけている。 妻との間に息子と娘がいる。ベンジャミンの感情に気づいているかは不明。多分顔がいい気がする。 ・ロイド商会 ウェールズで興った伝統ある商会。エリスの代から東インド会社へ接近し海外進出を始め、貿易商社に変化している。 古株にはその方針に不満を持つ者も多いが、エリスに対抗できる人材がいないため手を打てない状態。 ▫雑多メモ ・イギリスでは中層階級の中-上(アッパーミドルになりかけのミドルミドル)に相当する(多分)。 ・朝に弱い ○名前の由来 Lloyd：灰色（の髪）。ウェールズに由来 Benjamin：右腕の息子 Ellis：ヤハウェは神 ○通過シナリオ ・胡蝶之幽夢/HO1(ED1：全生還) 　（不定）健忘症：4か月、兄のことを不定期に忘れる（船旅中に治った） ○通過シナリオバレ ▫AF ▫呪文 ▼『門の創造』の呪文 この呪文は別の場所、別の次元、別の世界へ移動するための「門」を創造する呪文である。 1つの「門」は、別のところにある1つの場所にだけ通じている。 形態は様々だが、最も見られるのは床にペンキで描かれたものや、石などの自然物を並べて描かれたものだ。 「門」を創造するためにはPOWを2ポイント永久的に失い、また2マジックポイントを消費しなければならない。 「門」を利用した移動1回につき1正気度ポイントを失う。 呪文『門の創造』を習得する。 ▫遭遇した神話生物 ▫その他 ▫HO ・胡蝶之幽夢 HO1 【公開HO】 HO1：あなたはアヘン農場主である。 イギリスから派遣され、インドにあるアヘン農場を監督している。だが実際の仕事といえば、たまにイギリスに報告書を送るだけだ。 あなたは代わり映えのしない人生に退屈しきっている。 英国人限定。 【秘匿HO】 HO1：胡蝶の翅（はね）追い あなたはアヘン農場主である。 推奨技能：生物学 英国人限定。 あなたはイギリス商人一家の次男坊/次女だ。 面白みのない人生に退屈しきっている。 兄は政財界にて名を挙げた男で、あなたはそんな兄に羨望と嫉妬を抱いている。彼はあなたにインドにある手持ちの農場の経営を任せており、そこであなたはアヘンの元となるケシの花を育てているのである。 期待もされず、明確な生きる目的もない次男/次女という立場のあなたが、代わり映えのしない生活に虚無感を感じるのも無理はない。日課の日記も手持ち無沙汰なのに任せて書きつけるばかり。読み返しても特に面白みはない。 あなたは無味乾燥な人生に飽き、漫然と過ぎていく日々を打破したかった。物語の主人公のような波乱万丈な人生に憧れを抱いて久しいのである。 そんな時、不可思議な夢を何度も見るようになった。 胡蝶と名乗る見知らぬ女/男に青い紅茶を振る舞われる夢だ。その紅茶は芳しく、あなたが現実世界で味わった何よりも甘美な味をしている。 あなたの目的は、自分を魅了したその紅茶をどうにか手に入れることである。 手がかりは、《胡蝶-フーティエ-》という茶葉の名前だけ。 幸い、旅費は十分すぎるほどにある。清国の都市・漢口には別邸もあるため有事の際には頼ることもできるだろう。 あなたは幻の紅茶を求めて清国へと赴くのだ。 そこにどんな苦難が待っていようとも。 《持ち物》 ・『日記帳』 あなたが毎日つけている日記帳だ。数年前の誕生日に兄からプレゼントされたものであり、繊細な細工が拵(こしら)えられている。あなたにとっては大切であると同時に兄へのコンプレックスを思い出させられる品である。

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