タグ： 十二星座館殺人事件

【概要】 イギリス在住。 裏の顔は元女優の芸能事務所社長。 名義上でこそまだその座についているが、気まぐれに社に顔を出す程度で経営自体は下の者にまかせ、自由気ままに暮らしている。 過去に火事で負った火傷跡と、加齢による容姿の崩れを隠すために整形しまくっている。 事務所社長としては世間に顔を出していない。 経営の仕事をセーブし始めた10年ほど前から始めた探偵業だが、有り余る財力とその行動力、知識、対人スキル、人生経験によって培われた勘によって、超一流と自負するまでに実力をつけた。 自分が被害に遭った火事について独自に調査をしている。 元女優としての品のあるプライドや立ち居振る舞いが身についているが、女優業を退くきっかけにもなった“老い”への嫌悪感や恐怖感を捨てきれずにいる。 醜形恐怖症。いつも鏡を持ち歩いている。 でかめの婆。 …婆っていうほどの歳でもないか…。 最近の60代って思ったより若いんですよねぇ…。 【生い立ち】 イギリス・レッチワースで生まれる。 幼い頃から人前に立つことが大好きで、よく友人や家族の前で芝居をしたり、踊ったりしていた。 可憐な容姿をしており、地元ではかなり有名で、本人もそれに誇りと自信を思っていた。 中学、高校と成長するにつれてその美しさには磨きがかかり、大学入学のタイミングで芸能事務所に所属するように。 演技の稽古や体幹トレーニング、ウォーキングなどの練習に励み、順調に女優として経験を積んでいく。 仲間や周りの人間にも恵まれ、幸せで順風満帆な生活を送っていたが、27歳の時に自宅での火事に遭う。 幸い家族は全員無事だったものの、クレプシドラは顔に重い火傷を負った。 範囲が広く、以前とはまるで違う容姿となった彼女に対して、周りは手のひらを返したように接しはじめた。 「商品価値がなくなった」 「唯一の取り柄が」 「残念な女」 そのような言葉が、 ついこの前まで演技を最高だと褒めてくれていた舞台監督から あなたの全てが憧れだ、と懐いてきていた後輩から いつか一緒に大舞台に立とうと固く誓い合った俳優仲間の口から聞こえてきた。 以前の顔を取り戻すために、顔面の整形手術を行った。 5,6回ほど繰り返し、化粧で隠せる程度にまで症状はおちついた。 また現場の人間は打って変わって以前と同じように褒めそやす態度をとるようになった。 が、彼女は当然その言葉を信じられず、人間不信に陥っていく。 不信感は周りの人間だけでなく、自分もまた信じられなくなった。 何度鏡を見ても皮膚が爛れたように見え、少しの肌荒れやくすみも気になる。 聞こえるわけのない嘲笑が頭に響く。 何度整形してもその束縛から解放されない。 整形の回数も2桁になった30歳の頃、彼女の悩みは火傷の跡(のように見える肌)だけではなくなっていた。 “老い” 火傷痕はもう気にならないほどになっていたが、それでもしわやシミ、たるみなどは整形後の顔にも容赦無く襲ってきた。 はたからみたら30歳としての美しい容姿をしていただろう。 彼女自身も正常な精神状態であれば、自分の容姿に不満を抱くことなどなかったはずだ。 しかし、彼女は過去の経験から、「自分には外見しか価値がない」と思い込んでしまっている。 せっかく火傷を治したのに、老いが後から追って来る。 心身ともに女優としての限界を感じた彼女は表舞台から姿を消す。 その後小さな芸能事務所を設立。 自身を利用しようと擦り寄って来る信用に値しない人間たちとあえて繋がり、業界の良い面も悪い面も知り尽くした彼女だからこその経営で、事務所を脅威的なスピードで成長させていった。 外見的価値は損なわれたが、それだけではないことを見せつけたかった。 それと同時に、自分が遭った火事についても調べ始める。 発火の原因不明ながら、捜査が難航し事故として処理されていたが、唯一自宅にいたクレプシドラだけは不審な人影を目撃していた。 もう25年前の出来事だったが、その光景を鮮明に覚えていた彼女は独自に調査をはじめ、それに都合の良い探偵業に手を出すようになる。 様々な依頼人の話を聞き、事故、過失、殺人、その他様々な可能性を考慮して過去の火事について探っている。 【能力値】 「40歳から+10歳するごとに、STR、CON、DEX、APPのうちいずれか一つを-1」という加齢ルールを採用しています。 【技能】 以下2つの職業を混合して取得しました。問題あればお申し付けください。 職業：ディレッタント 芸術、乗馬、ショットガン、信用、製作、ほかの言語、任意のほかの2つの技能 職業：私立探偵 言いくるめ、鍵開け、写真術、心理学、図書館、値切り、法律、任意のほかの1つの技能

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