タグ： ツジモト ヒロト

警備会社から派遣されたKPCのボディーガード。基本的な業務は身辺警護だが、長年の一人暮らしによって鍛えられた家事スキルのために、半ば家政婦と化している。 物事に執着しない飄々とした性格。ものぐさだが面倒見はいいため子供になぜか好かれる。大酒食らい、ヘビースモーカー、女好き、の役満野郎であるため女性には絶望的にモテない。勿論彼女もいない。が、同性からはやけに好かれる。本人はとても嫌がっている。 容姿はそこそこといったところ。がっしりとした体型で、腕っぷしはあからさまに強い。顔の傷跡は小学生の頃につけたものであり決してやましいものではないのだが、その体格も相まって怖がられがち。 小さな頃から合気道を修めており、その腕前は彼の師範も唸るほど。そもそも大抵の運動はそつなくこなせてしまうフィジカルエリートである。しかし頭は悪い。 趣味は筋トレとツーリング。大型二輪免許を取得しており、休日はバイクで色々なところを巡っている。最近は寄り道しつつ、温泉で羽を伸ばすのが定番コースとなっている。 大学は出ておらず、高校を卒業後すぐに警備会社へと就職。美術館や大手企業オフィスの警備を何回か経験し、今から4年ほど前にKPCと出会う。最初はビジネスライクな関係であったが、4年という歳月は否応なく彼らの距離を縮め、今では気の置けない仲となっている。 自らの延命のため、自らの欲望のため、人を殺した。誰がどれだけ庇おうと、彼は紛れもない殺人者である。

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