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クトゥルフ PC作成ツール
Villain(ヴィラン)
ID:4767205
MD:8acd66c467bfa0e74dd4a352aa361dfc
Villain(ヴィラン)
タグ:
かいぶつたちとマホラカルト
おどれ!クトゥグアム
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
現在値
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初期
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アイ
デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
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初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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通常表示
<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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通常表示
パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
「僕の仲間に、何かしたのか?」 かいぶつたちとマホラカルト HO『鬼』 Villain 以下秘匿原文 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ★HO『鬼』 組織には 3 年前に加入。あなたは暴力である。 推奨技能:≪戦闘技能≫※攻撃力の高いもの推奨 年齢指定:25 歳 ──あなたは殺人経験があり、一度司法の場で裁かれている。 死刑を待つ身であったあなたを当時の組織の者たちは助け、戦力補強の為スカウトした。 この殺人経験に関する設定は自由である。 また、あなたは親と言うものがおらず原磯市と言う街の教会で孤児として育った。 非凡な経験を持つことから≪任意の戦闘技能≫ふたつに+20 の補正が入る。 【一騎当千】 孤独と殺人に彩られた人生から取得した技術。 戦闘ラウンド時に限り、MP を 1D3 消費する事で再行動・再ロールが行える。 この宣言は 1R 中 2 回まで。つまり最大 1R3 回まで行動が可能。 失敗した技能を振り直す事にも使える。 【株式会社マホロバとその研究所】 日本を代表する大手電子機器メーカー、特に AV 機器分野では世界最大手。 その中でも脳波による電子機器の操作を実現しようとする部署がマホロバ PSI 研究所。 実際成果は全くと言っていいほど上がっていない金食い虫の部署だ。 かなりの秘密主義な為情報は殆ど漏れて来ていない。 『狼』『魔女』『幽霊』はこの施設に宜しくない因縁があるのだと『幽霊』は教えた。 【『鬼』の加入】 『鬼』は死刑囚であり、3 年前『幽霊』からの依頼によって組織が助け出し、スカウトした。 その際『狼』『魔女』へは最低限の情報しか渡されていない。 故に『鬼』の素性をどれだけ共有するかは本人に委ねられている。 【『天使』の加入】 『天使』の持つ情報、事情などは『幽霊』が把握し安全だと判断した上で半年前、組織に加入して いる。他の仲間にどれだけ共有するかは本人に委ねられている。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 年齢25歳、現在個人向け出張トレーナーとして活動中。 常に笑顔に彩られており、低い物腰と丁寧な言葉遣いで柔和な印象を周囲に与える。が、どことなくその笑顔は張り付いたものにも見える。 細身に見えるが筋肉量は多く、身長も含め恵まれた肉体を持っている。 トレーナーをしているだけあって食事の知識は豊富で、手作りの料理も多く手掛ける。 その本性は冷酷かつ狡猾であり、張り付いた笑顔を剥がせば氷のように冷たい視線が相手を射抜くだろう。 人間に対する優しさや慈愛など欠片も持ち合わせておらず、人間と道端の草を同列に扱う。ある人間以外は、彼にとって利用するものでしかない。 【NOVA】 Nero,Oz,Villain,Angelの4人で構成される組織。 Villainは組織の仲間をいたく信頼しており、仲間のためなら自らの犠牲も厭わない。 また、仲間が侮辱されたり気分を損なうようなことがあれば、その原因をすぐさま排除しようとする。そのため、静かに半殺しにされている人間が少なからず存在する。 普段は作り笑いを浮かべ、そうでなければ冷たい視線を周囲に向けるヴィランである。が、NOVAの面々の前では違う。常に楽しそうに、心から笑っている。 仲間の前ではよく得意の料理を見せることが多く、その料理は味、見た目、栄養バランスに至るまで完璧。彼はNOVA専属の王室料理人である。 『狼』ネロのことは心から崇拝しており、もはや狂信的といってよい。そのためネロが黒と言えば白も黒になる。 ネロがすることに失敗などないと考えており、失敗と捉える者に待っているのは意見の矯正か、死である。 『魔女』オズのことは心から敬愛しており、毎日祈りを捧げている。ネロと同じく組織の古株ということで、決して敬愛の意を忘れず接する。 オズのすることに失敗などないと考えており、失敗と捉える者の眼を抉ろうとする。 『天使』エンジェルのことは心から大切にしており、また信仰の対象として見ている。彼女のことを何かと気にかける時が多い。 エンジェルのすることに失敗などないと考えており、失敗と捉える者の指を一本ずつ折っていく。 【過去】 かつて名もなき少年だった「彼」は親がおらず、原磯市の教会で孤児として育った。 頼れる者はシスターだけ。しかし、彼女もすべての孤児に救いを差し伸べられるわけではない。 彼は幼くしてそれを静かに悟り、己のみの力で生き残る術を探す日々。彼の成長には繋がったが、孤独という大きな傷を埋める術はなかった。 人を殺したことはなかったが、何度も殴ったことはある。生きるために犯罪も犯した。 彼の行いを咎める者はいない。唯一気にかけてくれたシスターもやがて彼の持つ暴力を恐れ、離れていく。 むしろ生きるために汚れたことを行う彼に近づくものはいなかった。 彼は”存在しない人間”であり、それが彼の孤独を加速させる。 命を繋ぐためだけに生きる灰色の日々は、ある時唐突に変わる。 盗んできた一切れのパンを、教会で更に盗まれたのだ。 最も、彼は犯人がそう遠くない場所にいることは分かっていたし、取り返すことは難しいことではなかった。 しかし、彼女は逃げる途中に、厄介な輩に掴まってしまう。ここの孤児にはよくあることだ。特に女には。 彼はパンを取り返したいだけだった。だから、鉄パイプで男たちを殴り倒す。一息つく彼に声をかける少女。 「キミは強いね。助けてくれてありがとう。あと……パン盗って、ごめんね」 睨み付けるヴィラン。それが「プルミエ」と名乗る盲目の少女との、最悪の出会いだった。 少女は教会の孤児仲間であったらしく、どうやら新入りのようだった。目が見えず、歩くときにいつも杖を使っていた。 ”存在しない人間”として入ってきたこと、自分と同じ孤独を味わうだろうこと、目が見えないこと、少女には自分のように生きる力が無いこと。 それを何となく理解した彼は、少女に憐憫の意を抱いていた。 しかし、彼女は。 「ごめんね~、助けてもらったうえに、パンまで貰っちゃって。キミのほうがお腹すいてるのに」 そんな暗い未来への不安など感じさせないほどに明るかったのだ。 それが、少年には不思議でならなかった。 「私はプルミエって名前なんだ」 孤児なのに名前がある彼女は、少年より多くのことを知っていた。恐らく生まれつきの孤児ではないのだろう。 少女はいつの間にか少年と話すようになり、出かけるときは見送りに、帰ってくるときは迎えに来るようになった。 「キミ、一人ぼっちでしょ? 私もそうだから、寂しくないように一緒にいたいの」 少年が無視しても、少女は毎日話しかけてくる。盲目なのに、大人しくしていればいいのに。それでも。 「……そっか! キミって名前がないんだ! それは不便だね……」 プルミエは、今日も少年の手を取る。 「じゃあ、私が名前を付けよう。キミの名前はーーー」 いつからか、少年はプルミエと過ごす時間が増えるようになった。プルミエの為に盗むのではなく、働くようになった。 相変わらずの教会暮らしではあったが、少しずつ金を貯め始めた。 プルミエが、少年を変えた。孤独という恐ろしく大きな傷を、癒し始めたのだ。 それを少年も理解し、プルミエと一緒にいることを心地よいと感じるようになってきた。 そうして月日がたち、少年は青年へと変わっていく。 「ねえ、海って見たことある? なかったら、いつかキミに見せてあげたいな。すごく広くて、綺麗な海」 プルミエと共にいることが、青年の心に不思議な温かさをもたらす。プルミエの笑顔を見ることが、激しい動悸を生み出す。 今まで生きている中で生まれなかった感情が、彼の中に現れていた。 「……え? 二人で暮らす? いや、でも…私、目見えないし、できないことばっかりだよ……?」 「私はキミと居て楽しいけど、でも……」 「その、一緒にいるってなると、迷惑とか……」 「わ、私の面倒見ないといけないんだよ? キミ一人だと出来ることも、出来なくなっちゃうんだよ?」 「……それでも、いいの?」 それでも、いいと思えるくらいに。 彼は、彼女の手を取りたかった。 「……そっか。……ありがとう。私……幸せ者だね」 それが、何も無かった青年の人生に生まれた『幸せ』だった。 だが。その幸せな人生は、長くは続かなかった。 始まりはいつからだったのか、それは分からない。 ともかく分かっているのは、人々を生贄に捧げることで邪神を呼び出そうとするおぞましい人間がいたこと。 それにプルミエが巻き込まれたことだけだった。 プルミエが生贄に捧げられようとしたところに、彼は現れた。 周囲には生贄に捧げられようとしているであろう一般人が、多数。そしてその主犯も。 彼等は洗脳されているのか、一斉に青年に襲い掛かる。青年を、殺す勢いで。 プルミエを助ける。その為に無我夢中で動く。 命を天秤に掛けた結果など、考えるまでもなかった。 人々は全て首を、腹を裂かれて倒れ伏す。 主犯と思われる人物も必死に抵抗したが、青年の“暴”の前にはほとんど無力だった。 プルミエを、ようやく助けられる。 そう思ったが、どうやら間に合わなかったらしい。 プルミエはゆっくりと、その命の灯を消していくところだった。 もう彼にはどうすることもできなかった。 ただ、黙ってプルミエの手を取る以外には。 「……きて、くれたんだね」 「あーあ……こんなとこで終わっちゃうなんて……! 悔しい、なあ……。幸せだったのにな……」 「……ねえ。今も……私のこと、大切?」 「そっかぁ……。……ごめんね。私は、キミに何もあげられて、ないのに。私だけ、沢山幸せをもらって。幸せなまま、死んでいって。」 「私は……あなたが一人で生きていけるか、心配だよ……」 プルミエはそう言って、優しく少年を撫でた。 やがてその手はゆっくりと降ろされ、もう二度と動くことはなくなるのだ。 少年はプルミエを必死に抱き締める。少しずつ失われていく温もりが逃げないように、必死に、強く強く。 この願いが叶うのならば、どうか。 連れていかないでください。 プルミエが生きていてくれれば、他には何もいりません。 だから、どうか。どうか。 通報を受けた警察が到着した時には。 大量の血に塗れて絶命した少女と、大量の死体と、ただ一人生き残った青年がいた。 事件の真相など、誰もわかるわけがない。 現場の状況から、一人残った青年が犯人であると考えられた。 逮捕から裁判の結末が出るまでに、そう長い時間はかからなかった。 健康体であり、精神に疾患は見られないこと。 28人の無実の一般人を残虐な方法で殺害したこと。 本人が事件に関して黙秘を貫いていたこと。 本人が過去にも窃盗罪、傷害罪等多数の犯罪を起こしていたこと。 以上より情状酌量の余地が無いこと。 判決は死刑。 そうして、死刑を待つまでの間、彼はまた孤独で静かな時間を過ごすことになった。 そう。そのはずだった。 転機が訪れたのは、刑務所で過ごし始めて2年程立った頃だろうか。 『狼』『魔女』と名乗る二人組が現れ、彼を助け出したのだ。死刑囚であった悪は、再び世に放たれることになった。 死刑囚である自分を、なぜ。 もう放っておいてくれればよかったのに、なぜ。 彼はただただ不思議に思っていた。 けれど、何故か。 手を引いてくれたあの人たちの姿が。 プルミエの姿に重なるのだった。 どんな理由があれ、孤独から助け出してくれる彼等は。 青年にとって、心からの救いであった。 「……で、君ってなんて呼べばいいの?」 狼が尋ねる。 プルミエに貰った名前は、死刑囚が持つには綺麗すぎる。だから、彼はこう名乗ることにした。 「……では、“Villain”とお呼びください。悪役として、貴方たちの力になりましょう」 守る為ならば、悪にだってなる。その思いを、名前に込めて。 今の彼には、仲間がいる。NOVAという家があり、Villainという名前がある。 悪役の名前を冠してでも、戦うべき理由がある。 彼の戦う理由は一つ。仲間を守る為である。その為ならば、彼は鬼にもなる。 泣きたいことなどいくらでもある。苦しいことなどいくらでもある。 しかし鬼は、それでも笑う。鬼の仮面に、その素顔を隠して。 彼は"Villain"。世に蔓延る怪物を制す、稀代の悪役である。
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