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ヤクザの下っ端諜報員くん。 仕事はちゃんとするけど好きで所属してるわけじゃないしできることなら抜けたい。本人は自分が暴力を振るう・振るわれる側になると動けなくなるため前線には立っておらず武術には長けていないが、組自体は荒くれ者が多く俗にいうヤクザよりも無法地帯感がすごい。ただの暴力集団？？ 考えるより先に体が動くタイプ。 自分の気持ちを理解する前に動くので自分で自分の気持ちに気付かないことも多い。よく言って人に靡かない。悪く言って頑固。あまり表情が変わらず感情的にもならないので冷たそうに見えるが、ちゃんと話すとｱﾚ?全然悪意ねーわって思う。 普通に良い奴。実は面倒見もよかったりする。 喋るのは好きではないが別段無口ということもない。 めちゃくちゃ方向音痴。 一人称：俺 二人称：お前 家族：父、母 利き手：左 イメカラ：濃紅(#a22041) 好き：ほっけの塩焼き、何も考えなくていい時間 嫌い：暴力、先端(恐怖症) [職業技能] ハッカー、犯罪者、ネット犯罪者の項目から取得 ●ビジュアル 後ろ髪はメンズショートくらい、前髪はおでこ見えるくらい短い。横髪だけ長くて左右にぴょんってはねてる。 右頬から左頬にかけて傷跡がある。 ロングコート、手袋、ブーツ、ピアス。あまり肌を出したがらない。 おめめは瞳孔が見えづらいのでぼーっとして見える。 ●高校時代の話 烏丸忍と同級生。 両親が烏丸グループの対抗勢力に所属しており(下っ端の下っ端)、上に気に入られるために当時高校生だった銀蟾を使えるだけ使っていた。烏丸グループの情報を掴んでくるように命令され忍くんちゃんに声をかけるようになったが、話す度に純粋に仲良くなりたいと思うようになっていった。 彼(彼女)を騙しているようで罪悪感だけが募っていく。だから親を騙した。今日は上手くいかなかったと誤魔化した。またある日は嘘の情報を流した。 学校では忍くんちゃんに良く接して親の前では偽る、そんな生活。幼少期から教育してきた息子を信じた両親のおかげで長い間耐えてきたが、高3の時に遂にバレて死ぬ寸前まで暴行された(学校には事故って入院って伝えられている)。 自分がやったことは正しいとは思わないが、親が正しいとも思わない。だから一度も謝ったことはない。 組員だったらコンクリ詰めで海に沈められてたけどまだ一般人だったから命助かってよかったね。 完治せず休学のまま卒業を迎えたが、卒業後は強制的に組に入れられることを知っていたためこれが最後だろうと家を抜け出して式へ出席した。 どう転んでも普通の社会には出られないし、きっと親は自分を殺せない。きっとまた殴られるだろうけど、烏丸の無事だけ知れればそれでよかった。 彼(彼女)に会ったのはこれが最後。 親は前科がある銀蟾を信用していないが、血の繋がりがある者は組に入れる習慣がある上、上にこのことを伝えれば自分たちの立場が悪くなるため仕方なく黙っているらしい。現在は両親とは同居していないが、自分たちの地位を気にする神経質な2人に事あるごとに監視されているようで高校の頃と境遇はあまり変わっていない。 組入後はネットを通じた情報の収集・管理を主とする諜報員をやらされている。稀に潜入調査も行うが、顔が割れているという点で烏丸グループへの潜入はさせてもらえていない。 ----- 心の底から組を抜けたいと思っているが暴力的な圧力(物理)に逆らえずやりたくもない悪事に手を染めている。 人が殴られてるのは見てられないけど自分が殴られたら耐えればいいだけだもんね。人に暴力振るうのも嫌だけどそのうちやりたくないって思いながら人殺せるようになりそうで嫌だな… これだけ人生めちゃめちゃにされてよく人の心保ってんなあという気持ち。生きようね。 「正解がないこと考えんのは苦手なんだ。難しいだろ、そういうの」 「身の上話…聞きたいのか？話す必要ないだろ。聞いても楽しいものじゃない」 「あーー…このままどっか行けたらいいな」

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