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宇迦之 天狐(うかの てんこ) 一人称：オレ #ee7836 ------------------------------------------ 概要： 話術に長けた人気の落語家「桃樂亭 狐羅福」（とうらくてい こらふく） なかなかの色男で気分屋 性格： 気分屋で基本的に飽き性ではあるが、 一度本格的に火が付いたらなかなか冷めないし、こだわるタイプ。 落語とHO1に関しては数少ない例外。 外面が良く、世渡りは上手そう。 生い立ち： 大学は特に志もなく単位ギリギリで通っていた。 20歳の時に大学を中退して「桃樂亭」に入門。 親には猛反対されており、かなり揉めて勘当状態で家を出た。 初めの頃は生活はかなり厳しい状態であったが、 それでも諦めずに続けてきた。 生活は相変わらず余裕がないが、落語家として最近人気になってきた。 そのため、親も応援してくれるようになった。 関係性： 櫃島 菖蒲(ひつじま あやめ)/65歳 五代目桃樂亭(とうらくてい)春菊という落語家であり、師匠。 少し前まで前座だったが、近頃の急速的な人気と彼のプッシュもあり、二ツ目になった。 非常に朗らかだが、時に厳しく指導をしてくれる自慢の師匠。 よく稼ぎの少ない貴方の生活を助けてくれる。 十羅矢 椎(とらや しいな)/24歳 桃樂亭の兄弟弟子。 ストイックで真面目な性格。早く一流になりたいと普段から言っておりとても努力家である。 だが、それ以上に天狐の才能を非常に高く評価しており、尊敬している。 よきライバルであり、よき理解者。だが、いじられキャラで、天然な一面も持つ。 好きな物はわらび餅。 猫又 飛殴(ねこまた ひおう)/26歳 極道。宇迦之と犬猿の仲。 コイツの事は腹が立つしムカつくが、興味がある。 言い伏せて、服従させたい。 名前の由来： 宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)と天狐 落語家名は鍋の具材から 人参→胡蘿蔔（こらふ/こらふく）→狐羅福 「狐羅福」は師匠の命名。 縁起が良さそうで立派な大事な名前。 参加シナリオ： ロトカ・ヴォルテラの愛堕討ち ＊＊＊＊　ネタバレ注意　＊＊＊＊ ＊ ＊ ＊ ＊＊＊ロトカ・ヴォルテラの愛堕討ち＊＊＊ 「貴方に巣食うは、支配欲。言いなりなんて満足いかない。 　お前を完膚無きまで屈伏させたい」 落語家として随分人気になってきて、前座から二ツ目に昇級した。 随分人気になったこともあったからなのか、 見ず知らずの異性に手を引かれて路地裏に連れていかれ、キスをされた。 偶然にも猫又にそれを目撃された。 その時、猫又の顔は今まで見た事がないものだった。その顔は忘れられない。 幻滅するなどではなく、まるで何か気に食わないというようなそんな視線だった。 理解できないというような、そんな顔を見て貴方は思わず、キスを見せつけるように 猫又を見つめながら笑みを浮かべてしまった。 師匠も出る大きな公演があるにもかかわらず、 一昨日から同じ弟子である十羅矢と連絡が取れなくなっていた。 近頃、街でヤクザをよく見かけるため、何かに巻き込まれていないか心配でもあった。 十羅矢を探していると、猫又も何かを探しているようだった。 顔も見たくないほどムカつくが、目的が違えど行く先々が同じ。 裏社会のもんと関わると碌なことがないが、 十羅矢を探すためには仕方がない。 自分で言うのもなんだが元々なかなかの色男ではあったが、 妙に人に好意を持たれているようだった。 それは、十羅矢に妙な薬をいつの間にか飲まされていたせいだった。 十羅矢の「天狐に人気者になってほしい」との願いだった。 彼は薬で人気者になることなど望まないと後で気づいていた そして、十羅矢は一人で思い詰め、自ら命を絶ってしまった。 亡くなった十羅矢を前にして、悲しみも怒りも思うことは山ほどあった。 だが、公演は中止にはできないし、お客さんにも知られてはいけない。 人を楽しませる「芸人としての意識」が正しいのかは正直わからなかった。 気持ちを押し殺し、十羅矢が行うはずだった演目もこなした。 突如、劇場内が暗闇に包まれ、視界が開けると見覚えのない部屋だった。 最悪なことに猫又と二人きりで… 部屋から出るために妙な遊びに付き合わされた。 黒八鬼の姿。彼の背後―窓の外の景色は宇宙空間であった。 帰るために薬瓶の液体を飲むことを条件にされた。 得体のしれない中身を飲むことを互いに拒んでいると 猫又に無理やり飲まされ、めまいに襲われた。 気が付くと倉庫街だった。薬の正体は結局よくわからない。 その後も猫又との関係は変わらない。顔を合わせれば罵倒する。 ——十羅矢の葬儀が行われ、別れを告げた。 「お前はホンマに あほ な奴っちゃ、でも誰よりも真面目で努力家やった」 墓参りに行くときは、必ず「わらび餅」を持っていく。 静かで人も少ない墓所、彼の墓前で練習がてら演目披露をしている。 後遺症：病は気から 貴方が飲んだ薬は何だったのだろうか。考えを巡らせるだろう。 そうしていく内に、日に日に変化が訪れる。 【猫又に対する嫌悪】期間は1D6か月とする。 　

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