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キャラシ 以下夜明けのフィナーレHO5秘匿情報あり ────────────────────── 月下　あいか(つきした) 24歳 誕生日：12/25 一人称：私 二人称：きみ、あなた 三人称：〜くん、さん、（渾名） 【仕事】 大学では民俗学を専攻し土着信仰と地形及び災害の結びつき、そこからの信仰形態の変容について研究している。修士を無事終え、専攻の教授からの覚えもいいためかポスドクもそのうち狙える位置に。まだ博士課程ではあるものの論文も問題なく進んでいる。 研究対象が土着信仰のためフィールドワークとして様々な土地を回ることが多い。その一貫として地元の追瀬町も調べている……と、いう体裁。 実際、本来の研究対象は「クロイカミ」。自身の両親を殺し人生を壊した存在への復讐が目的。 「クロイカミ」を見つけ出し、自身の生涯をかけてでも傷をつけてやりたいという願いに自身を燃やしている。 それは両親を殺されたことだけでなく……その後の自分の人生の寂しさの代償として。復讐心をなくしてしまえばその人生にもはやなんの価値も意味も見いだせない自身の空虚さを理解してる故である。 【性格】 表面上は高校時代から変わらず。明るく面倒見のいい人間として振舞っている。しかし大学進学と共に町から出ていったのでHO1の哉音の横にいるためにわざわざ取り繕う必要がなくなり野暮ったいメガネやお下げはやめた。容姿も相まってか周りに人も増えたが、本質部分を晒さないのは相変わらず。 研究を続けていくうちに粘着質な状態が強くなったものの、外面はより強固になったせいかその性質は他人からバレていない。真面目で気が利くので教授や先輩からは重宝されている。 モテはするものの相手に恋愛的な意味で隙を見せることがない。そのため告白すらできない高嶺の花のように扱われている。付き合えばいいのにと促されることもあるが哉音への憎悪と高校時代に付き合った人間への罪悪感も相まってその気になれない。 他人からは優しく少しお人好しなぐらい付き合いのいい人。中身は未だに空虚な寂しさと復讐心の熱でいっぱいな女。 【幼馴染について】 町を出ていった後も定期的に連絡はしている。ただHO1もHO2も彼女持ちなので昔より合う頻度も連絡も意識的に落としている。会う時も三人以上でないと会うことはない。 【仲良し五人組について】 連絡は続けている。4人のその後もある程度把握しておるものの積極的に会おうとはしていない。 【家族】 祖父母は月下の大学進学を見届け、二年後に定食を閉じて町から出て本来の家に戻っていった。住んでいた家も既にないため町には研究以外では年一でしか帰っていない。 【HO1─哉音について】 未だに憎悪している。幸せな関係を続けているのを見れば見るほど。知れば知るほど。怒りと失望と一方的な裏切りを感じてしまう。全て諦めてしまうには幼馴染としての関係が強すぎて切ることすらできない。その上気分が悪くなるのを承知で哉音とHO4の未夢の仲良くしてる姿を見に行ってしまう。コントロールできない感情に振り回されている。高校時代から、ずっと。 【「夢の神」について】 「クロイカミ」と哉音への復讐心で他の感情が摩耗してる頃に見出したもの。神への復讐を考えながら、同じく神に救われようとしてる自分の愚かさを内心嘲っている。しかしどこにも行き場がない感情を中に閉じ込めておくのは一介の少女には苦しすぎた。「夢の神」に縋り、祈る。それはどちらかといえば告解にも近く…… そこに吐き出し、自分の弱さを置いておくことでなんとか普段の自身の仮面を被ったままにしておける。道化師がメイクをとれる、楽屋のような場所。 狂信者となって以降、未夢のことはゆずちゃんと呼んでいる。 【台詞例】 「……許さない。どうして置いていったのよ、かなとくん」 【名前】 月下─つきした 月下美人より。花言葉は『はかない美』『はかない恋』『秘めた情熱』『強い意志』 あいか─ 哀歌。 ・両親が呼んでくれた「あいか」という声を忘れたくないため、人には苗字や渾名で呼んでもらうように頼んでいる。HO1やHO2には名前で呼ぶことを許しているが、後者は慣れと親しみから……前者は何を呼ばれたところでもはやどうでもいいという憎悪から来るもの。「あーちゃん」と呼んでくれた寂しい子はもういない。

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