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その真紅に愛を見る ────────── 天宮 りんご（ あまみや りんご ） 芸名はMirä（ ミラ ）。 ────────── ▍HO【　人形役　】 あなたは天才子役だ。最年少ながらもあなたの卓越した演技力は、今回の舞台でも目の肥えた大人達を圧倒することだろう。 →　人形の女の子役で参加します！ ────────── ▍概要 いつも偉そうで、すごくわがままで、ちょっと横暴な15歳。演劇に対してのこだわりが強いあまり、プライドが高いところも。幼い容姿のためか可愛らしい女の子の役をもらうことが多く、男だか女だか判別があまりつかないと言われることも多々ある。 子役としての才能は確かにあるものの、難のある性格のためか、周りからは少し浮いている。 もらう役の影響か、メイクやかわいらしいもの、甘いものが大好き。指摘するとなんとなく恥ずかしくなるため怒る。 ────────── 【　以下秘匿内容有り　】 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ────────── ▍秘匿込み概要 自分が死んでいると気付いたとき、最初に出た感想は「 へえ 」であった。驚きも悲しみもなかった。ただへえ、そうか、と自分の中でひとつの事実を見るだけであった。 なぜ死んだのかはわからないが、自分は確かに死んでいるのである。その違和感がどうも気持ち悪い。 いつか知りたい。生前の自分がどんな人間だったのか、自分がどうして死んだのか。 寂しい気持ちは少しだけある。 ここから出られないこと。両親に会えないこと。友達と話せないこと。 けれど、自分は役者である。 こんなことで、いちいち泣いてはいられない。 だから、今日も演じるのだ。自分の生き様を。 ────────── ▍生前 現在と打って変わって、大人しくおっとりした性格。甘いお菓子が好き。周りの大人たちからは好かれていた。 ただ、積極性に欠けているところがあったり、恥ずかしがり屋だったり、演劇に対しての姿勢が現在とは少し違っているところも。 ────────── ▍秘匿HO あなたには、誰にも言えない秘密がある。 あなたはすでに死んでいる。死んだのは 5 年前の15 歳の時。あなたは自分が生きていた頃のことを思い出せない。芸名( 本名 ) や年齢さえ、劇場内で見かけたポスターやパンフレットから知ったくらいだ。 この劇場の中で、あなたは地縛霊のように孤独に存在し続けてきた。しかし、何故かあなたは世間的には死んだことにはなっていないらしい。見た目が15 歳からずっと変わっていない事に誰も気づいていないし、外には出られないのに舞台の事前練習や懇親会にもちゃんと参加したことになっている。 また、この劇場で行われる公演に勝手に出演者として組み込まれていることがあり、今回の舞台「真紅の瞳」もそうだった。まるでちゃんと練習をこなしてきたかのように、舞台のセリフ/ 行動はいつのまにか頭に入っているし、共演者たちについてもある程度は知っている。こんな不思議な状況にもいつしか慣れてしまった。 あなたの目的は、5 年前の自分の死の真相を知ることと、今回の舞台もつつがなく終えることだ。 ────────── ※ あなたは「自分は死んでいる」ということを誰かに伝えることはできません。口にしようとすれば声が出ず、書こうとすれば腕が止まってしまいます。万一伝えてしまった場合、大きなペナルティが発生します。これはシナリオ上、積極的に受けるべきものではありません。 ※ 実体を解くことで不可視となり、壁をすり抜けることができます。この際、あなたの姿は突然消えることになります。また、この間はあなたには周囲の音が聞こえなくなり、幽体になる度に正気度の確定減少が発生します。ただし追加条件が提示された場合は従ってください。 ※ 15 歳以前の設定を、「世間からはこう認識されている」としてキャラクターシートに記載いただいても構いません。ただしその内容を PC 自身は知らないものとしてください。 ────────── ▍PC作成について ・EDU14 以下（ 生きていれば現在 20 歳のため ） ・SIZ-1d3（ ルルブ 2010 に基づく ） ・もちものは劇場の中で得ることのできる、落とし物に限る。 ・職業：俳優であるのに不自然でなければなんでも ・個別推奨：< アイデア > / < 聞き耳 > / 高めの POW 職業技能の〈運転〉に関しまして、生前に免許は取れなかったと思いましたので、運転を聞き耳に変更しております！ ────────── ▍余談 芸名の「 ミラ 」は 「 mirage （ 意：蜃気楼、幻覚 ） 」から。 名前の「 りんご 」は「 ミラー 」→「 鏡 」→「 白雪姫 」→「 りんご 」。

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