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○趣味 　料理　特にお菓子作り ○家具 ·本棚(小学生の頃から自分で買ったり両親に買ってもらっていたレシピ本、そして母が遺してくれたレシピファイルがしまってある。) ·クローゼット ·ベッド ·テーブル 最低限の家具は揃っている。 ○誕生日 　4/28 ○一人称、二人称 俺 幼馴染は「七星」と呼び捨て、他の人(仕事場の人)に対してはだいたいさん付け 歳が離れた最愛の妹が喜ぶ顔が見たくて母とお菓子作りをしていたことがすべての始まり。普通の料理もできたほうがいいと教え込まれたために高校に上がる頃には母にも負けない料理の腕前を手に入れ、お菓子作りに関しては母の腕前以上であった。それがきっかけで高校卒業後は製菓学校に入学を決めていた。両親も応援してくれ、父には色々と学んだほうがいいだろうとカフェやレストランによく連れて行ってもらっていた。ごくごく平凡でそして温かい家庭で育ち、何不自由なく家族に愛されそして愛してきた。 しかし、その幸せは簡単に終わってしまった。その日は幸汰の17歳の誕生日だった。早く小学校が終わった妹と両親は幸汰のケーキを車で買いに行っていたところ、飲酒運転の車に衝突されて全員帰らぬ人となってしまった。妹が大事に抱えていたらしいぐちゃぐちゃになったケーキを見てしばらく何も喉を通らなくなる。元々健康体だったがこの時期にごっそり体重が落ちて酷くやつれた見た目になってしまった。祖父母や叔母の支えでなんとか生きてはいたものの、引き取りには一切応じず、裕福な家庭だったことから遺された莫大な遺産を少しずつ使い一人で生きていた。大好きだったお菓子作りをしようにもぐちゃぐちゃのケーキがフラッシュバックして戻してしまうほどだった。 ある日、息抜きになればと担任に誘われて学校に登校する。授業に出るわけでもなく学校の中庭をうろうろしているところを七星に見つかる。七星に「こうちゃんが作ったケーキが食べたい」と言われ、枯れきったと思っていた涙が堰を切ったように溢れてきた。まだ自分の作ったケーキを食べてくれる人がいる、という希望が幸汰の心に灯ったと同時に幸汰の人生の支柱が大事な家族から七星一人に移った瞬間だった。このことについて幸汰自身に自覚はない。その日の放課後に久しぶりに製菓材料を買い込んで七星のためだけのチョコレートケーキを作った。流石に一人では食べれないと二人で一つのケーキをつつきながら、今は一人で暮らしていることを何気なく話したところ、七星に誘われてシェアハウスを決定。短大生の頃からシェアハウスを開始。遺産は使わずに奨学金を借りて短大に通い、卒業後は現在も働いている調理器具販売メーカーに就職。人は悪くない職場であるが如何せん業務が多く残業続き。直属の上司は自分の身の上を知っているため気にかけてもらっているが職場の状況は好転しない。こんな状況ではあるが七星が食べてくれるため料理はしている。生きがいに近い。 職場では企画をしている。商品のプレゼンや取引先とも話す機会があり、さらに本人の元々の性格も手伝ってなぜか人前で話す機会が多い。 事故のことがあるため酒を飲まない。

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