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灰田泥道(はいだ　どろみち) 本名　首途正司(かどで　しょうじ) 46歳 外見: 常に白衣を見に纏いこけた頬に時折浮かべる笑みは幽鬼のようであり、その外見とは裏腹に腰の低い態度により周囲より距離を取られている。 右の目から額にかけて大きな火傷跡がある。 左手薬指に指輪を嵌めている。 関係: 東、立川、ノイマンの親とは旧知の中 そのため、その息子達とは偶に世話をする仲 略歴: 幼少期〜 首途夫妻の元育つ 幼い頃より医者になるべく厳しい勉強を強いられる。 また、気に入らないことがあれば暴力を振るわれる等虐待が始まる。 家の外では常に笑顔でいるよう強制され、周囲からは仲の良い家族として周知されていた。 小学生〜 常に不自然な笑顔を浮かべ、虐待により人との対話に恐怖を覚えていたためクラスメイトから気味悪がられいじめを受ける。 また、その時クラスメイトの前野咲(まえの　さき)と裏田翔真(うらだ　しょうま)に庇われ、それ以来裏田、前野、首途の3人で行動することが常となる。 また、首途は明るく天真爛漫な前野に憧れを抱く。 中学生〜 成績優秀で中学生時代を過ごす。 前野、裏田以外に友人は無し。 また、友人二人が進学する高校に共に進学しようとするが、両親に医学系に強い高校を推され、強く反対され酷く思い悩む。 高校生〜 両親の反対を押し切ることが出来ず、首途一人で別の高校へ入学、初めは3人で集まることも多かったが、次第に疎遠になる。 家と学校双方で孤独になりストレスにより嘔吐を繰り返し、頬がこけはじめさながら幽鬼のような顔立ちとなる。成績が落ちると虐待が強まっていった。 大学生〜 神奈川県の医学系の大学へ進学する。 同時に親元から離れ、親のいない気楽な一人暮らしを始める。 大学では成績優秀者として知られ将来有望となる。 進学から2年後、20歳になった時に数年ぶりに浦田からの連絡により浦田、前野と再開する。昔と変わらない二人との思い出話に花を咲かせる。その後から首途から必死に前野を遊びに誘い、三度目のデートで交際を申し込み二人は恋人同士となる。 数カ月後から同棲を始める。 交際から3年後 首途23歳 交際3年記念でアルバイトで貯めた金で結婚指輪を買い、サプライズで早めに家に帰る。 そこで前野と浦田との浮気を知る。 茫然自失となる首途に弁明を計る二人に殺意を抱き、そばにあったナイフで二人を刺殺、死体の処理について悲観しているところに自宅に多額の借金を抱えていた浦田の借金を回収のために浦田をつけていた暴力団組員の男達3人(当時組員の東、立川、ノイマン)が自宅に侵入し、犯行を知られる。 浦田の借金を払い、組専属の闇医者になることを交換条件に浦田と前野の死体処理の協力を3人に申し出る、3人は悩みながらも承諾し、遺体を解体後近場の山中に埋める。 その後組に紹介され、組員としての活動を始める。 また、この時より自らの名前を灰田泥道と改めた。 数週間後ニュースで二人の遺体が発見されたと流れる。 ニュースでは、交際相手が行方不明により首途が容疑者として挙がっていることや、前野が浦田意外の複数人の男と交際を結んでいた事や、凶器と被害者女性の左手薬指のみ見つかっていないことなどが報じられた。 また灰田の医者という重要性を考慮し、 その後組から多額の借金をを持った男が借金帳消しと引き換えに首途の代わりに出頭し、首途、前野、浦田の3人を殺した事を供述させる。過去に傷害事件を起こしており、 首途の死体の所在や、凶器等不明な点が多くあるが犯人の自白により捜査の杜撰な神奈川県警は事件を引き上げ本件を快楽殺人として幕を降ろした。 組員〜 灰田24歳 二人を殺したことによる罪悪感により自らの右目周りを炙るなど自傷行為や、酒、タバコに走る。 東、立川、ノイマンを通じ組員の治療や整形、敵対組織や裏切り者の拷問の仕事を与えられ、3人との仲を深める。 またそれぞれの息子を紹介され偶に世話を焼くようになる。 灰田27歳 熱心な仕事ぶりと、今まで拷問を含め仕事を失敗することなくこなしてきたことによって借金は完遂しており、腰の低い態度とは裏腹な顔や立川達の推薦もあり、幹部候補となるまで組内で成り上がる。 敵対組織の幹部を拷問するため、故郷に立ち寄る。 そこで偶然遠目から両親を目にするが、そこには10歳にも満たない程度の少年と手を繋ぎながら仲睦まじく歩く両親が居た。 少年の事を調べると養子として両親の元に迎えられた事を知る。 激しい嫉妬心と怒りを感じ、翌日仕事を投げたし深夜に首途夫妻の家に侵入しナイフで両親を解体する。 その際、母親の骨盤に出産痕が無い事を知り 自らも少年と同じ養子であった事を悟ると同時に犯行の現場を少年に目撃される。 少年は声を上げることすら出来ず虚ろな表現をしていた。 口封じを行おうとするが立川達3人の姿と重ねその場から逃亡する。 組内に犯行が知られることはなかったが 仕事は灰田を待ち侘びた組員の一人が拷問を過剰に行い、情報をききだせずまま死亡し失敗、幹部候補の座から降ろされる。 後日ニュースで強盗殺人として連日テレビで報道されるが唯一の生き残りの少年の証言では 「誰も見ていない、物音がしたので見に行ったら両親が死んでいた」と証言していたため不思議に思いながらも犯人不明なまま時間が経過する。 現在〜 仕事をこなしながら立川達におせっかいを焼いたり充実した生活を送っている。 そこに組織が土地開発に躍起になっていることがわかる。アルドに相談を持ちかけると アルドが組織管轄の衛生写真から無人島を発見し、衛生写真のデータをその場で削除し、立川と東、そして無人島の話を聞きつけた灰田と共に無人島に赴く。 それぞれ3人のpcに対する感情 東蒼介に対して 3人の中で1番危なっかしく感じておりいつの間にか消えてしまいそうで心配しながら見守っている 立川葵に対して 私立探偵としての力は認めており、なんだかんだあっても上手く世渡りしそうで3人の中でも安心して見守っている 桐原アルドに対して 3人の中では1番しっかりしていそうに見えるが、責任感の強さや頑張り過ぎて折れてしまわないか心配している。 〜まれびとこぞりて探索結果(Bエンド)〜 東、アルドを失う 後遺症として殺人癖(7週間)を患う 気がつくと病院に搬送されている 〜後日談〜 視界がおぼつかない、身体の感覚もだ。 あやふやとした感覚も次第と収束し普段の状態へと戻る。 視界いっぱいに広がる白い天井、少し気怠い体を起こす。 「病院か、、？俺はどうしてこんなところ、、ッ！そうか、、俺はあの島に行って蒼介とアルドを、、、」 顔歪めてベットのシーツを握るが、涙は出ない。 大きな溜息を吐き脱力し、ベットにその身を預けて横になり考えを巡らせる。 (そもそも俺はなんで病院に？確か島に来る時の船は無くなっていた筈、葵は同じ病院にいるのか？それに服も病衣になっている。わからんな...いや、それよりも今はここを離れないと不味い、身分証なんて持ってないから次期に警察が来るかもしれない。) 再び身を起こし、立ち上がり窓を開け外を見る。 (場所は3階..飛び降りるわけには行かないな、シーツとカーテンを使えば降りれるか？あそこは見覚えのあるビル群があるな。確かあの路地裏には昔隠れ家として使っていた廃ビルがあったな、とりあえずそこまで行って身を落ち着けるとするか。服は、、ベットの横に畳んであるな。) 「ーーだ、－－－－ですので。まだ－－－－」 病室のドアの方から声が聞こえてくる。 慌てて窓を閉めてベットに腰掛ける。 コンコン ドアをノックする音がしてから数秒後にドアが開く 「おお、目が覚めたんですね、体も起こせるようですし良かった。」 そこには安堵の顔を浮かべる初老の医者、その背後にスーツ姿の男が2人、1人はまだ若く２０代前半でこちらをじっと見つめて驚いたような顔を浮かべているようだ、そしてもう1人は顰めっ面をした５０代ほどの男。警察だろうか。 医者は俺の体調に問題がないことを確認するとその場から去っていった。 「丁度良かったです、あなたの所持品からでは身元を特定できるものがなかったのでお話を聞きたいと思っていた所でした。」 顰めっ面の男はそういうとベットの近くにあった椅子に腰掛け俺に質問し始めようとしたが 「あ〜ちょっとすいません報告しなきゃいけないことを思い出したので少し席を抜けます！すぐ戻りますんで！」 若い方の男がスマホを指差しながらそういうと顰めっ面の男はさらに顔を険しくさせながら早くしろとだけ言い若い男はドアの外に出た。 それからは顰めっ面の男は俺が発見された時の状況や、何故そうなったかを尋ねるが覚えてないので適当に何も覚えてないと濁す。 「そう....ですか、成る程。では貴方のお名前を伺ってもよろしいですか？」 名前...名前か、、 「名前は..... ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ プルルルルル、プルルルルル 今日は非番だと言うのに好きでもない仕事の電話が視界に入る。運転中の車を道路の脇に止め後輩からの電話を繋げる。 「はい、もしもし？」 苛立ちのせいか少し荒い応答をする。 『首途さん！遂に見つけましたよ！首途さんが探してた右眼にかけて火傷跡のある例の男！』 途端に体の芯が急激に熱くなる。 「どこだ」 『〇〇病院の325号室ですけど、、もしかして今から来』 プツッ グローブボックスに隠し入れていた裏から仕入れた拳銃を取り出し懐にしまう。 アクセルを踏み急発進して目的地に向かう、自然とハンドルを握る手が固くなる。 「待ってろよ...お前は必ず俺が...！」 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 受付に警察手帳を出し、適当に誤魔化してから病室に向かう。 懐にしまった拳銃に手を触れながら病室のドアに手をかける。 (遂に、遂にだ、、) 長年の復讐に終止符を打てると思うと体が震える。 呼吸を整えドアを引く ガララッ！ 「な....嘘だろ....？」 最初に目に入ったのは赤。 ベットに広がる血の海。 職場の大先輩と後輩がぴくりとも動かないでいた。 先輩はベットに倒れ込むように、後輩はドアの横に座り込んでいる。 ハッとしたように2人の脈を測るがどちらも 脈は無く体温が下がり始めており、再び彼らが動き出すことはないだろう。 「クソッッ！！」 どちらも昔から付き合いのある人物で昔の思い出が蘇り涙が頬を伝う。 (ダメだ、干渉に浸っている場合じゃない！今はヤツを追わなければ...) 冷静に辺りを見回すと血の海の中にはボールペン、窓にはシーツやカーテンをロープ状にしたものがベットに括り付けられており、窓の外まで繋がりここからヤツは逃げたと思われる。 2人の遺体を確認すると先輩の首には裂傷があり出血の出所はボールペンで掻っ切られた先輩の首からだとわかり、後輩からは出血は無く、首を手で絞められた跡がある、そして後輩の指をよく観察すると爪の間に赤く詰まったものが入り込んでおり、ヤツを引っ掻いたことがわかる。 病室の外に駆け出し大声で人を呼び、325号室の患者が人を2人殺した事を伝え再びヤツを追うために部屋に戻り、躊躇いながらも窓の外につながるロープに手を掛け降り始める、不幸にも1.2階の窓にはカーテンがかかっており、周囲の見通しも悪く目撃者の手掛かりは得られそうにない。 ロープの長さが足りず着地の際に少し足に痛みが走るが構わない (ヤツは人気のない場所まで逃げるはず、だがこの時点で既にかなり時間が取られてる、、みつけられるのか？....いや、絶対に見つけて俺が...俺が殺してやる) 「ハァッ、ハァッ、待ってろよ...！」 荒い吐息と地面を走る音のみが街に溶けて行く。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 「ふぅ、はぁ〜〜....とりあえずここまで来れば大丈夫か...」 病衣に白衣を羽織っただけの格好でここまできた。荒くなった息、若い警官に引っ掻かれた腕を抑えて路地裏の壁にもたれ掛かり、そのまま座り込む。 (それにしても自分でも驚くほど衝動的に警察をやってしまったな..適当に誤魔化して逃げるつもりだったというのに..くそっ、どうもあの島に行ってから何かがおかしい) 頭を抱えて、滅多にしない貧乏ゆすりをしながら思考を巡らせる。 (そもそも組織にはどう報告する？いや、あの島の事を話したところで信じてもらうことなんて到底不可能だ、その上警察を2人もやったんだ、流石に組織に戻るのは不可能だ...その上現場には碌に証拠を隠滅せずに逃げてきた.....組織に匿ってもらうどころかこれは口封じに殺されるだろうな。) 「捕まるか、殺されるかの2択か...ククッ」 絶望的な状況だと言うのに幼い頃からの悪癖の笑みが漏れる。 だがまだだ、まだ此処では終わってやるものか。 歳のせいか言う事を聞きづらくなった足に鞭を打って奮い立たせ、歩き始める。 〜2週間後〜 「♪〜〜〜♪〜」 ドスッドスッ 『本日のニュースです。 今月〇〇日に警察官の男性2人が〇〇病院で殺害された事件で〜 「♪〜♪〜♪〜」 ブチっ　ミチミチ 『犯人の各地での通り魔的犯行により足取りは依然掴めておらず犯人の犯行と見られる被害者は本日までに判明している限り21名となり〜 「♪〜〜〜♪〜」 グチャッ 『また、現場に残されたDNAからは19年前に殺害されたとされていた当時23歳の首途正司氏のものと一致したことが警察関係者からの〜 ピタッ 鼻歌を歌いながら聞いていたテレビから懐かしい名前が聞こえ手を止める。 「あ〜遂にバレたのかあの事件、もっと早くバレるものかと思ってが....どう思います？」 「・・・・・」 「あ、もう死んでたのか。この人は早かったな、もう少し楽しみたかったが...」 持っていた女の腕を持ち主の亡骸の上に放り捨て、ゆっくりと立ち上がる 真っ赤に染まった全身は髪や指先、手に持ったナイフからポタポタと血が滴り落ちる。 物言わぬ肉塊と化した隣には声をあげることすらできずただ呆然と泣き尽くす少女 男はその手で目にかかる前髪を掻き上げ、撫で付ける。 不吉な笑みを溢しながらゆらゆらと次の獲物を求めるその姿は正に幽鬼 彼の歯車は壊れてしまっていた 19年前のあの日から To be continued.....？ エンドNo.6/ 10「悲劇は続くよどこまでも」 〜エンド解説〜 殺人鬼エンド 条件:アルド、蒼介、葵の内1人以上3人未満死亡且つ泥道のSAN値大幅低下且つ後遺症に殺人癖又は暴力癖が付与 〜小ネタ、補足〜 ・泥道が恋人を殺害した事件で見つかってないままの恋人の左手薬指は泥道が自らの腹に収めた。 ・首途夫妻は2人目の養子については虐待を行っていない。理由は灰田(首途正司)が死んだ際に周囲から同情の念により気遣われたことにより機嫌を良くし、数ヶ月後に2人目の養子を迎え入れる。普通の家庭の様に優しく育てるが、灰田が両親を殺さなければ機嫌が悪い方に傾けば虐待は行われていた。 ・恋人、親友、両親を殺めたナイフとまれびとこぞりての探索に持ち込んだナイフは全て同一のナイフだったがアルド、蒼介と共に喪失 ・灰田27歳〜現在までの空白期間は敵対組織との抗争が数回勃発している。 ・灰田を追っていた警官は首途夫妻の元で引き取られていた養子であり、灰田とは同じ孤児院に居た。また、殆どのエンドではこの警官が登場し、灰田の人生の幕引き役になるルートが少なからず存在する。本エンドでは灰田を見つけることができず引き続き灰田の後を追う。 ・灰田の本当の両親は◾️◾️◾️◾️◾️なため、◾️◾️。 ・このルートでは灰田(首途正司)が実は死んでいなかったことが世間に露見するため灰田の身代わりに事件の犯人として虚偽の自白をし、収容されていた男は後に釈放され、◾️◾️として後に◾️◾️◾️◾️◾️に参加し◾️◾️◾️◾️。　 〜没設定集〜 ・灰田の恋人の死因は本来ナイフで刺されて死亡ではなく、灰田から逃走しようと家から飛び出した後にトラックに轢かれるという死因だったが、その場合トラックの運転手は電柱に衝突し死亡、そしてその家族が人殺しとして周囲から冷たい目で見られ、運転手の息子が◾️◾️となるが、今回は没となった。 ・その他1、2人ほど登場人物が居たが人物が多すぎるとわかりにくくなるので没となった。 ※データ一部損壊

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