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『破滅の恋』 ブラック企業勤務のぴかぴか新卒社員。包丁の訪問販売とかしてます。 地頭はいいが少々不器用なところがあり、うまく立ち回れていない。 学生時代から体力には自信があったため、会社の業務要請には底なしに対応できてしまう。24時間働けますが何か。 上司からのパワハラ、モラハラ、各種ハラスメントを受けているが 就活をやり直すのがあまりに面倒なため、すべてそのまま受け入れている。 いつか絶対、次やられたら必ず、と報復のための録音なりメモなりは残しているが、 それらすべてが現状はゴミくずであり、今後も有効に使われることはなさそうである。 大学時代はバンドを組みギターを担当していた。 ギターボーカル担当の女性と数年間交際し結婚まで視野に入れていたが、 ベース担当の男と二股をかけていたのが判明し、 三つ巴の大喧嘩……というより享透の一方的な呪詛吐き大会と化した末に破局。バンドも解散した。 一発ぶん殴ってやる。殺してやる。そう確かに何度も言い捨てていたのに、 酒を煽って気絶するように寝た後は、すべてがどうでもよくなっていた。 以来、人生の中心だった音楽をすべてやめた。 ベース担当はいつの間にか知らないバンドでメジャーデビューし、 なんと元カノとヨリを戻しているらしい。 彼は今でも自分を友人と思っているらしく連絡を取ってくるが、全て無視している。 結婚式の招待状でも届こうものなら燃やしてやるつもりでいる。 そして現在。 自室でも、外回りでも、人がフロアにいない時でも、通勤時でも、 端末の最大音量でもってデスメタルを聴き続けている。 静かな部屋にいると、静かな電車で揺られていると、静かな音をきくと気が狂いそうになる。 自分が何もなしえないちっぽけな人間だと気づいてしまうから。 たぶん若くして難聴になるんだろうけど、別にどうでもいい。 聞こえなくなったって、いつ死んだっていい。どうにでもなれ。 そう思いつつも、しょうじきな所は、もう二度と失敗をしたくない。 屈辱を味わいたくはない。自分を否定されたくはない。 転職も何もかも、「失敗」という一言が纏わりついてくるようで嫌。 しょうもないプライドだけが自暴自棄な毎日と同居している。 ◆特徴表 3-6　格闘センスの持ち主 3-10　平凡な容姿 ◇イメソン https://youtu.be/N2K3BBvo40M ▽KPC 　性別：女　 　性格：おとなしく落ち着いており、品がある印象。 　　　　口を開くとイメージと違う明るさ。 　　　　笑い方はやんちゃで覗き込んでくる感じがいいです。 　　　　見た目には反して開放的な音楽がすきで、電車ではいつも読書をする傍ら 　　　　ロック～メタル辺りの激しい音楽を聴いている。 　容姿：黒髪、腰まである長髪。眼鏡をかけており、胸は大きめ。 　　　　野暮ったい服装を好み、タートルネックニットやロングスカートに 　　　　タイツ、ブーツと、素肌はなるべく見せない。 KPCの見た目が元カノに似ていると、いいですね。と勝手に思っています。 年下の学生だとうれしいかも！諸々をお任せします。 ▼概要 クトゥルフ神話TRPG第6版に対応したシナリオ 舞台/時代：電車で通勤・通学という概念がある時代と場所 人数：ソロ/タイマン プレイ時間：1時間～5時間 ※RPで大幅変動 ロスト率：明記なし 継続不可の可能性アリ 推奨技能：人を殺せる技能、死体を処理する技能 推奨人物：特別な夢も希望もなく、毎朝電車に揺られて学校(会社)に通っているような人 新規/継続：新規推奨、継続の場合はクトゥルフ神話技能を持っていない人物 家庭環境：指定はありませんが、一人暮らしが望ましいです その他：導入で美術館に行きます

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