タグ： 海も枯れるまで

シオツ ミナト 一人称は僕、二人称は君。 良くも悪くもちゃらんぽらん。 自身の生活や人間関係に頓着が無くただなんとなく生きている。 綺麗な景色を見るのが好きでそれを切り取るカメラを唯一の趣味としていたのをそのまま仕事にした。 本当に気まぐれにその場その時で自分が美しいとか綺麗だとか好きだとか思った景色を切り取っているので風景の時もあれば人物の時もあるし動物の時もある。 決まった作風と言える作風がなく、かなり幅広いものとなってしまっているが、逆にそこが良いというファンもいる。 SNSで気まぐれにお気に入りの写真を上げたりするのでファンからは「今日のシオツガチャ」なんて呼ばれてたりする。 以下海枯れHO1秘匿内容 生きることに大した意味を見出せないでいる。 そりゃもちろん綺麗な景色を見て写真を撮るのは好きなのだがそれを生きる意味にはできていない。 家族も19の時に事故で亡くなってしまっており、また親戚とも大した交流がなく、保護されるような年齢でもなかった為に事実上の天涯孤独。 猛烈に死にたいと言うよりは"生きる意味がない"とか"生きるのに疲れた"と言う方向。 家族がみんな死んだのに自分だけ生きてることに負い目を感じている。 それから死に場所を探し求めるようになり、どうせなら綺麗な場所で、と死ぬまでの食いつなぎとして写真を売っている。 そうやって彷徨い続けて五年以上。 今や体は古傷も生傷も含めてボロボロであるが、最低限露出するような場所には傷をつけないよう気を付けている。 首吊りも試しはするが冬でタートルネックとかで隠せる時だけ。 いずれ死ぬ自分に周りが気を揉んで欲しくないから表面上は大丈夫なふりをして、適当なこといったり無責任なことを言って遠ざけようとした。 その甲斐あってか、友好関係は浅く広く、知人以上友人未満レベルの付き合いしかない。 何よりも湊杜自身が人を遠ざけているから、友人になれるはずもない。 ただ、高校生の頃の唯一の親友がいた。 現在は連絡をとっていないが、19歳のあの日まではとても仲良くしていた。 距離を置いたのは湊杜の方からで、心配してくれていた親友の連絡を無視して番号やメルアドも変えて逃げた。 自分が死んでも誰も悲しみはしない、けど。 でもあいつだけは泣くのかも、と思うと申し訳ない気持ちになる。 けど今更拠り所とするわけにもいかず、探すことも不可能で、ただ罪悪感だけを抱えている。 イメソン 自傷無色 始発とカフカ

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