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職業技能 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ・ベース 2015 就職者ベース ・ステータス合計値 107 酔いどれ神職クソ親父 「命と天秤にかけるなら、酒くらいがちょうどいい。名誉とかくだらねぇ」というほどの酒好き。度々どこからか持ち込んだ酒を秘密の場所に隠している。 度々戦場に行く隊員たちを「よくもまぁ」と上記のセリフで皮肉交じりになじっては、マザーに叱られている。 宮司としての資質は高く、階位に置き換えれば明階くらいの知識を備えているが、そもそも日本人の割合が低いため、その分周りからは一生飲んだくれている人だと思われている。 【過去】 本名は一　=(ひともじ　ひとし)。アルカナの隊長：吊るされた男の一　～の父親である。 もともとは正義感が強く、神話生物に蹂躙される世を憂いて自ら原初のアルカナの隊員に志願。 妻の反対を押し切りほぼ破局する形で妻子を残して戦場に向かった。 類まれな日本刀捌きで活躍していたが、神話生物相手には常に劣勢。一人、また一人と仲間は死んでいった。 それでもいつか妻や息子が平和に暮らせる世界をと刀を振り続けていたが、妻子がいるはずの地域が大規模な神話災害に巻き込まれ生存者0との知らせを受ける。 妻子を捨ててまで勝ち取りに行った希望はスルリと手からこぼれ仲間の死の積み重ねもあった彼は失意の底に沈み隊を脱退。 自ら故郷に足を運ぶこともできず、酒におぼれる日々を過ごすようになった。 それを見かね、以前から仲間を弔ってもらっていたマザーの誘いで半ば強引に追悼課の神職に配属し現在に至る。 息子のことは彼が隊長となった際に生きていると知ったが、当時はまだ幼く覚えていないだろうということ、何より一度捨てあきらめた自分が合わせる顔がないと会ってはいない。しかし、その日は人知れず大事にしていた年代物の酒を開けた。 【性格】 戦場に行く隊員を軽視した発言が多いのは、そうした過去によって見せつけられた現実と追悼課での”残された側”との関わりから。 「大儀だ平和だとデカいもん見ようとするから、すぐそばの大事なもんを見落としちまう」 「ただそばにいれたらそれで良かったんだ。こんなクソみたいな世界でも、1秒でも隣にいられればよかった」 「どいつもこいつも、走り出した時の願いなんざそんなちっぽけなモンさ」 「それがいつしか忘れて勇者になりやがる。墓標にゃなんて刻めばいい？死ぬ間際で人に逆戻りしたやつらの遺言なんざ、目も当てられねぇよ」 死にゆく人、悲しみに打ちひしがれる人、そして自身。いつしか酒は彼にとって現実逃避ではなくなった。 それは戒め。 人の命は小さく儚いのだと、そんな命でも大切なにかはあるのだと。 足元にあったはずの宝物を思い、盃の軽さと自身の命を比べて。 そして今なお戦う愚か者どもに献杯を。 幾ら”くだらない”と揶揄したところで、その姿は依然、輝いて見える。 内に湧いた憧れの感情を、それでもくだらないと嗤い盃を傾ける。

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