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桜庭 三春(さくらば みはる)
ID:4804829
MD:67ee7ce9e738665c1e502f472235002d
桜庭 三春(さくらば みはる)
タグ:
唐
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
現在値
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初期
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デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
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初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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通常表示
<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
飄々としている男。 ひょうきんな態度を取る事が多いせいか、軽い人間だと思われがち。本人もそういった印象付ける為に、よくへらりとした薄っぺらい笑顔を見せている。また、何事も飽きたら止める…を繰り返しており、大抵の物事は中途半端な所で放置される事が大半のようだ。一度も何かをやり遂げたことが無い。 一見して不真面目で適当な人間のように思えるが、その実は根は真面目で思いやり深い人物である。 長年の人間関係の拗れから、あえてのらりくらりとした適当な態度を取っているだけで、快く思っていない他人相手でもなんだかんだ義理人情を見せるような部分はある。 本心は「素の自分」で「普通の日々」を過ごしたいと願っているが、どうせ叶うことはないと(恋人が出来るまでは)諦めていた。ただ人よりも優れた容姿と血筋を持ち合わせて生まれてしまったが故の悩みだが、他人から見れば贅沢な悩みだ。だから決して他人には理解されないだろうと考えており、第三者にこの本心・悩みを打ち明けた事はない。(恋人にポロッと零した事があるので、正しくはなかった、だが。) なんか拗れた子供がそのまま大人になった感じ ▽容姿について 人離れした容姿の端麗さがコンプレックス。更に先天性白皮症を患っているのも自身の外見の劣等感に拍車をかけてしまっている。 この容姿(と家柄)によって変に注目を浴び、且つ、自分に気に入られよう・取り入ろうとしてくる人間ばかりが周囲にいたせいで、今までまともな人間関係を築けたことがない。故に、対等な関係である友人というものに多少の憧れを感じている部分はあるが、表には出さない。 外面でしか評価されない虚しさも感じており、いっそ顔面を潰してしまったら楽になれるかもしれない と、考えた事も少なくは無い。親に迷惑がかかるから絶対に出来ないけど…。 容姿の関係で長年苦労してきた経験から人間嫌いになってしまった。表面上の付き合い以外は避ける傾向にあり、友人や親友といった深い関係は作らないようにしている。 しかし、自分の内面だけを見てくれる人間が現れる事をどこかで僅かに切望している。元来寂しがり屋な性格なせいで、なんだかんだ完全に人との繋がりを断つ事が出来ていない。 ○普段の姿 普段はなるべく目立たないように黒髪に染めて、黒いカラコンを入れ、サングラスをかけて過ごしている。 ▽家について 家のこと嫌い!家族はもっと嫌い!世話役の人もあまり得意ではないが、育ててくれた恩は感じている。 大企業の息子らしく処世術には長けている。というか両親の厳しい教育のせいで身に付けざるを得なかった。 幼少期は特に父親からのプレッシャーを感じていて、いつも両親の顔色を窺っていた。三春も両親に恥をかかせてはいけないと思い、必死に愛想笑いの練習もしたし、10歳の頃には社交術も身に付けていた程だ。その努力のおかげか、下心を持って近寄ってくるような人物であってもいや~な人間であってもいつもソツなく相手ができるようになっていた。 現在俳優として発揮できている持ち合わせている演技力はレベルの高い演技力を身に付けたのだった。20歳まではその演技力を良くない方向に使っていたが。 ▽恋人に出会う以前(俳優になる前) 幼少期こそ両親の為に真面目に学校に通い勉強を…としていたが、歳を重ねるにつれて親からのコンタクトが減少した。初めはもっと頑張らないと両親に見捨てられる、という焦りを感じて、更に努力を重ねていたが現状は変わらなかった。 そうして徐々にそんな焦燥感も失せていき、それに伴って軽犯罪に手を染めるようになった。 学生時代は表向きは真面目に学校に通いながらも、裏では万引きや飲酒、喫煙、スリなどを行いストレスを解消していた。内心、両親にバレない事よりもいつか両親にバレて叱られたい気持ちがあったが、結局三春が強運の持ち主だったのか、それとも完全に興味が無くなったのか。両親から何か言われる事もされる事もなかった。 次第に両親とはほぼ他人状態の疎遠になり、現在は絶縁状態に近い。 恋人に会うまでは、手先が器用な事や学生時代にスリをしていた経験を活かして、イカサマギャンブルや適当な人間から財布・貴金属等を盗んで適当に生活していた。 ▽早風 理久(恋人)に対して ○出会いについて 今から8年前に出会った。 初めは街で白杖を持っている早風 理久を見てスリやすそうだと思って近寄った。が、財布をスる前に相手に気付かれてしまう。「服が汚れていたから」と誤魔化しその場を後にしようとするも、早風 理久からお礼がしたいと言われ、渋々了承する。(場を荒立たせたくなかった) 彼との時間は居心地悪かった。何故なら、悪意を持って近寄ったにも関わらず、善意で返されてしまった事に少なからず罪悪感を覚えたからだ。だが、表に出さないように努め、世間話をしてその日は別れた。 後日、お礼のお礼返し(?)にお菓子を持って早風 理久と出会った場所で「いつか通るでしょ」と思って待ち伏せした結果、奇跡的に再会!そしてお菓子を渡して去ろうとしたが、じゃあお礼に…とまたお礼を返される羽目に。オイ! ここから終わらないお礼合戦が始まった。オイ…! また、お礼品の中に万引きやスリで手に入れたものがあったが、早風 理久が純粋に嬉しそうにしている姿を見て、窃盗品をあげるのも軽犯罪に手を染めるのも止めるようになった。早風 理久のおかげって…コト…! 最初のうちは鬱陶しいと感じていたが、次第に彼と過ごせる時間を心待ちにするようになっていったよ~ ありがとう___ 何度も顔を合わせるようになって、段々と友人と呼べる関係にまで昇華していった。彼が人生初めて出来た唯一の友達だ。 容姿も家柄も関係なく対等に接してくれる、優しくて真っ直ぐな早風 理久の前でだけは、ほんの少しだけ素の自分でいる事が出来た。彼と話をするのも、彼の話を聞くのも、彼とどこかに出掛けるのも全部が楽しいと思えるほど、彼と一緒にいる時間が大好きで大切にしていた。でも早風君には素直にそう伝えた事はない。 ある日なんとなく家に泊まってもいい?って聞いてOKを貰ってからは早風 理久の家に何度も泊まるように。そしてそのまま勝手に住み着いた!迷惑 すみません 家では(もちろん外出時も)早風 理のサポートをよくしている。物を取ったり身嗜み整える時に手伝ったり、お風呂とかご飯とか...。ご飯は作れないので練習中だった。 ○恋人になった経緯 早風 理久と友人になって、彼の人柄に惚れて。友情から愛情に変わるまでそう時間はかからなかった。多分家に泊まってもいい?って聞いた時にはもう既に恋愛的な意味で好きになってそう。 恋愛感情を抱いたのはこれが初めてだったし、しばらく彼に素直に打ち明けようかどうしようかずっと悩んでた。 友人関係になって1年経った、丁度2人が出会った日に、「恋人とか欲しくないの?良かったらお試し彼氏になったげようか?」といつもの軽い冗談で探りを入れてみた所、まさかの好感触でそのまま勢いで告白した。めちゃくちゃな勢いだったけど、後悔するよりはいいよね!?のポジティブ思考...。そしたらまさかの了承が貰えてビックリ。人生で一番幸せな日になったよ~ん 早風 理久...!!! ○恋人になってから 爆速で完全に早風宅に引っ越した。 友人だった時も比較的やや素直に接していたが、恋人になってからは更に素直になった。思っていること、感じたこと、我儘などなど…より素直に彼に気持ち等を言葉にして伝えるようになった。 ずっと早風君にべったり 家にいる時も仕事のちょい邪魔くらいになってもべったりだった 脚本家の仕事手伝っても良かったら、手伝っていたと思います! 早風理久の事は好きだけど人間嫌いが治った訳ではなかったので、大学に行かずにずっと早風理久の隣にいた。怒られたら大学に行きます ャ! 交際2年目の春に容姿と家柄についてポロッと零した事がある。なんで言ったのかは自分でも分からないが、なんとなく口から零れてしまった。 早風理久が容姿と家柄の話を聞いて、態度を変えるような人ではないとは分かっていたが、どんな反応が返ってくるのか少し怖かった部分はある。だが、恋人の反応は「独り占めするのは勿体ないから、外の世界で羽ばたいて欲しい」だった。予想外の反応に驚きつつも、考えた事も無い″外の世界で活躍する″という彼の話に、その時は「気が向いたらね」なんて曖昧な返答しか出来なかった。 しかし、結局その1週間後くらいに「理久が俺の為の脚本を書いてくれたらいいよ」と、ちょっと前向きな返事を改めてした。 この辺りから、色々な映画を見たりネットで芝居を勉強したり...俳優業について学び始める事になる。本格的に俳優として活動を始めるのは、出会ってから4年目。 初めてオーディションを受けて貰った役は、4月22日までしか生きられない男の親友役だった。(4月22日 セッション終了日!ニコリ!) ○恋人が容態急変してから この時期はずっと生きた心地がしなかった 鬱...。俳優業もほぼそっちのけで早風理久の傍にずっといた。 元から体が弱いこと、長くは生きられない事を聞いてはいたが、認めたくなかったが故に早風理久の容態が悪くなった事を受け入れられなかった。 治せる医者がいないか海外の方まで探したり、自分で早風理久の病気の事を勉強したり(これは前々からやってた)、自分に出来ることはなんでもやってきたが成果には繋がらなかった。 それでもせめて何か出来ないか、今自分が一番早風理久の為になることは?と考え、早風理久が望んでいた″外の世界で活躍すること″であると結論付けた。その結果、俳優の仕事に力をいれるようになり、少しづつ人気を獲得していった。 勿論、治療を諦めた訳ではなかった為、早風理久を治してくれる医者病院を探す事は止めなかった。 新しい役を貰ったら必ず早風理久に一番に見せに行き、台本の読み合わせも必ず早風理久の前で一番に行った。出演したドラマや舞台は必ず早風理久に録画映像で見せていた。自分が活躍する事によって、早風理久を元気づけたかったのだ。 しかし、快復の兆しもなく、恋人はこの世を去ってしまう。 ○恋人が他界してから 早風理久が亡くなってからは死人のような生活を送っていた。 人に会う事も外に出る事も全くしなくなり、早風理久の家にずっと引きこもっていた。唯一会えたのは桓篤さんくらいだったが、それでもポツポツ会話する程度だったと思う 芸能活動も早風理久がいなくなってからやる意義を失ったため本当は辞めたかったが、マネージャーに止められて休止という扱いに。 早風君の後を追う事も考えたが、なんだか早風理久に怒られそうな気がして、何故か後追い自殺まで踏み込む事が出来なかった。勇気がなかったのもあるかも...カス! こんな生活を2年ほど続けたある日に、桓篤さんから今回の映画の話を貰った。 2年間桓篤さんに気にかけて貰った恩もあり、また、早風理久の命の恩人が必死に頼み込んで来たとあれば無下にする事も出来ない。それに、いい加減立ち直らなければならない事は2年の間でゆっくりと理解も出来ていた。 映画出演する事により、踏ん切りを付けようと了承したのである。 ▽後悔について 早風理久が亡くなる前日の、何かを伝えようとしていた事を何度も夢に見てしまう程、未だに引き摺り続けている。 あの時少し無理をさせてでも彼の言葉を聞くべきだったのかもしれない。 今一番望んでいる事は、早風理久の最後の言葉を知ることだ。過去の出来事故、二度と叶わないことなのだが…。 ▽俳優について 幼少期の苦い経験からか、演技の才能はあったらしく芝居技術を身に付けるのにそう時間はかからなかった。更に元来の真面目で努力家な面も手伝って、ベテラン俳優に引けを取らない程にまで上達した。 得意なジャンルは恋愛もの・ミステリー系・2.5次元の舞台・悪魔や天使などの人外系…などなど意外と幅広い。苦手なジャンルは家族ものであるため避けがち。 完全に早風理久の為に俳優活動をしていたため、早風理久がいない現在、俳優にやり甲斐を感じてはいない。だからといって手を抜く事はないが、俳優活動を続けていくのであれば、いつかまたやり甲斐を見つけられたら…とはぼんやり思っている。 だけど今は桓篤さんのために「しんでしまう1週間後のきみへ」を成功させなければならない。 映画のあらすじを見た時は驚いたが、同時に絶対に成功させたいという気概も湧いた。 この映画が完成したら、iPadに映像データ貰って早風理久のお墓に行って、映画を見せると決めている。楽しみにしてて~;;;;ア~;;; ▽桓篤 智仁に対して 早風理久と付き合って2年目で紹介してもらった人。 最初はなんだこのゴリラ…と思って少し警戒してたが段々仲良くなり、早風理久同様に心を開いていった。めちゃくちゃいい人だったわ 新人時代に時折、オーディションを紹介してもらったり、芝居についてのアドバイスを貰ったりと非常にお世話になっていた。早風理久と同じくらい懐いていたかも かんとくさん~・・・ 桓篤さんの誕生日である4月24日は、毎年早風理久と桓篤さんの三人で食事をするのが恒例だった。プレゼントは時計や日本酒、スーツ一式などなど色々あげてきた。早風理久と一緒に選んでたよ ウキウキ ////////////////////////////////////////// カラーコード:#fafdff 一人称:俺 二人称:君、アンタ 三人称:~さん、~君、呼び捨て 好きなもの…恋人 嫌いなもの…春、他人 苦手…病院、パクチー、ハーブ 趣味…読書、散歩、恋人とお話しする事 誕生日…3/11 ✧2015.俳優で制作.特記あり 説得⇨信用 ○特徴表 ・前職 +60% / ギャンブラーで取得(目星+個人的な関心の技能一つ/回避) ・天才 INT+1 <通過シナリオ> しんでしまう一週間後の君たちへ(HO俳優) 31LOCKERs ________しんみえHO2秘匿_____________ ◆HO2 俳優 公開HO きみは人気急上昇中の俳優(女優)である。 その人気のために、サングラスやつばの広い帽子など目元を隠すものを常に身につけている。 今を輝く俳優であるきみが「しんでしまう1週間後のきみへ」のような低予算の映画に出演することは珍しいだろう。 きみは桜を見ると胸の締め付けられるような思いがする。 また、その身に余るほどの××を抱えて生きている。 <公開探索者作成設定> ・芸術《演技》、《信用》《言いくるめ》への補正+20 ・探索者作成時のAPPロールのみ3d6+3で算出する。 ・年齢指定 20代後半〜30代限定 ・クトゥルフ2015記載の職業<俳優>で探索者を作成すること。 ◆秘匿HO <恋人の存在> きみが俳優を志す前、きみには全盲の恋人がいた。出会いや詳細などは自由に決定して良い。 体が弱く病気がちであり、長くはないだろうと医師には常に伝えられていた。 そして、3年前の春の日、恋人はとうとう亡くなってしまった。 桜の花が雪のようにふぶく春の日だった。 そのためにきみは、桜を見ると胸の締め付けられるような思いがする。 <きみの後悔> 恋人は亡くなる前の日、震える唇できみに何かを伝えようとした。 きみはどうにかそれを聞き取ろうとしたが、か細い呼吸を繰り返す苦し気な恋人の様子から無理に話させることよりも眠らせることを優先し、全容を聞き取ろうとすることを諦めた。 その翌日、恋人は死んでしまった。 きみは、恋人が伝えようとした言葉を聞き取ることができなかったことをずっと後悔している。 恋人が亡くなってからというもの、その身に余るほどの『後悔』を抱えて生きている。 <きみの特性> きみはその容姿の端麗さから、今まで円滑な人間関係を築けたことはない。 更に、現在どこで何をしているのかは知らないが、きみの両親は建設業に携わる大手企業の代表だ。 優れた容姿と秀でた血筋に大金持ちの家系とくれば、周囲の誰もがきみに気に入られようとするし、話題の中心には常にきみを据えようとした。 きみを巡って喧嘩が起きたり、町を歩けば声を掛けられて纏わりつかれるなんてこともしょっちゅうだった。 きみはそんな自分を取り巻く環境に嫌気が差しており、人目につかないように人生をやり過ごしてきた。 注目を浴びる『俳優』なんて仕事はもってのほかで、自分にとって縁遠いものだと思っていた。 しかし、きみの恋人は出会った頃から全盲であり、きみの容姿にとらわれることなくきみと接してくれた。 <きみが俳優を志した理由> きみは、恋人と話しているときだけは心が安らいだ。 やがて交際するようになったある日、恋人に容姿についての悩みを打ち明けたことがある。 恋人には、自分が独り占めするには勿体無い人だから、どうか外の世界で羽ばたいてほしいと願われた。 きみは過去の経験から、その願いを簡単に受け入れることは出来なかったかもしれない。しかしその後、恋人の容態が急変してしまったため、恋人の願いを叶えるべく俳優を志した。 <映画出演について> 映画監督である桓篤 智仁(かんとく ともひさ)はきみの知り合いであり、きみの恋人との事情を知っている。 きみは恋人の死後、そのショックからしばらく芸能活動を休止していた。 だが事情を知ったその上で、きみこそが主演に相応しいと土下座する勢いで出演を依頼してきたのだった。 きみは彼を信頼していることもあり、また、いつまでも死んでいるような生活をしている訳にもいかないため、踏ん切りをつけるように出演することを決定した。 <作成時注意点> ・現在「俳優」という職業にやりがいを見出していたとしても、していなかったとしても、それはきみの自由だ。 ・恋人の設定や出会い、関係性などは自由に設定付けて良い。名前と性別は必ず決めておくこと。 ・簡単な時系列 4年前ほど前に恋人に願われて俳優を志す → 3年前恋人が病死 → 2年程度活動を休止する → 1年ほど前から徐々に復帰し、人気が急上昇した。その段階で映画の出演が発表される。 <秘匿によって追加される探索者作成設定> ・芸術《演技》、《信用》《言いくるめ》への補正+20 ・探索者作成時のAPPロールのみ3d6+3で算出する。 ・年齢指定 20代後半〜30代限定 ・職業<俳優>で探索者を作成すること。探索者や恋人の性別は問わない。 +きみは恋人の死を乗り越えようとしている強い人だ。POWに+1d3 +一方で、いまだ立ち直ることが出来ていない。シナリオ開始時点で正気度を-20しておくこと。 +きみは頻繁に悪夢にうなされる。そのため継続的に精神科に通院しており、服薬をしている。 服用すれば思考が散漫し気分を落ち着かせる効果のある薬を3つ所持している。使用するタイミングは自由だ。 <精神薬> 正気度判定の際、成功にせよ失敗にせよ減少値を最小に抑えることが出来る。 しかし集中力に欠けた状態になるため、使用してから1d6Rの間、いかなる技能も判定が/2される。 <NPC> 桓篤 智仁(かんとく ともひさ) 54歳男性 HO2の知人であり今回の映画の監督も務める人物。 HO2の恋人とはかなり古い仲のようで、恋人いわく「命の恩人、親みたいな人」だと言う。 映画監督を務めたり本を書いたりしているようだが、文化人というよりも傭兵のような見た目をしている。 話して見れば気さくで快活な人物であり、HO2は恋人と3人で食事をしたりすることもあっただろう。 恋人が亡くなってしまって以来、HO2のことを気にかけている。 ❖早風 理久 ▼性格 温和で落ち着いた性格。人が良さそうな見た目をしている。 人に対して割と寛容な方で、相手の本心や本当にしようとしていたことがわかっていても気にすることじゃないと思ったら、追求せず見逃してしまう側面がある。(悪意100%でやったら叱る。怒ることは…三春君には一回もなかったと思う……)しかし一度こうと決めた所は譲らない、しっかり者の一面も持っている。(犯罪とか人の嫌がることとかしてたら叱っちゃうよ~ん!) 割とポジティブ寄りの考え。もし三春君が落ち込んでたりしたら三春君の気が済むまで話とか相談は聞いてたと思うし、その後にカフェとか三春君が好きそうなことを一緒にやろう!って誘ったりして元気づけてたこともあるかもしれない。入院時は結構精神不安定な時期もあった……結構ネガティブな発言だったりヒステリックな行動言動もあったかな…… 友人になって一年経った日にいきなり桜庭の方から「お試し彼氏になったげようか?」と言われた日には「!?」と内心焦りまくりだった。「それは楽しいかもね」と返したが、正直本人はなんて返答したかよく覚えていない。いつの間にかお試しどころか恋人になって…おわ~~~~!!!!!!!びっくりでした。 三春君が嫌なことであれしろ、これしてとお願いしたことは「外の世界で羽ばたいて欲しい」以外は一方的なお願いはしたことない!でも一緒にこれしたい、とか行きたいとかは全然あったと思う。でも三春君が興味持ってくれそうなこととか好きなことが多かったと思います! 俳優として頑張る三春君のこといっつも応援してたよ! また彼には身近と呼べる人物はあまり多くはなかったようで、貴方と桓篤以外の人の話をあまり聞いたことはない。特に三春君と会う前の話はほぼ聞いたことはないと思うかな。病院のお見舞いもあまり人が来なかったです…! あと脚本家を目指していた理由は桓篤さんの影響ってことは聞いたことあるかな…! 「恥ずかしいので絶対に智仁さんには内緒ね…」と口酸っぱく言われたけど言ったか言っていないかは任せます。手伝ってくれるならありがとうっていって書くの手伝ってもらってたかな! 公開事前情報(開示可能) ▼映画「しんでしまう1週間後のきみへ」 管篤 智仁(かんとく ともひさ)という人物が監督を務めている低予算映画。一部の映画館でのみ、今秋上映予定。 主演のHO2を除けば無名の新人俳優ばかりであり、事前に見込める観客といえばHO2のファンばかりだろう。 ジャンルとしては、病気がちな恋人のために主人公が奔走する感動系悲恋映画だ。 HO2のことをHO1が知っているかどうかは各自で自由に設定して良い。 ・あらすじ 梅枝 清顕(うめがえ きよあき)と佐倉 聡子(さくら さとこ)という二人の男女の物語。 主人公は恋人が死にゆく運命にあることを受け入れられず、やりきれない思いでいた。病がちであった恋人は、体調がよかった当初は外で共に過ごすことが可能だった。 しかし、病状が悪化していくにつれて入院を強いられることになる。 外の空気が好きだった恋人に、せめて美しい桜を見せてやろうとするのだが、病状の重さから外出は許されなかった。 そして、恋人の病状がさらに深刻化する。このままではいつ亡くなってもおかしくない、――そう医師に告げられた主人公は、夜の間にこっそり恋人を連れて、夜桜を見に行こうとするのだった。 ▼平岡病院 地下鉄一本で都心まで向かうことが出来る郊外に位置する病院。規模の小さな病院であり、終末期患者を受け入れることが多い。 そのため病棟には余裕があり、周囲の景色も美しい。中庭には桜の木がずらりと植えらえて、ちょうど現在見頃の季節である。 普段は使われていない隔離病棟の空き室を、映画の撮影場所として提供することになった。 推奨技能 探索技能 / 戦闘技能 / 医学or応急手当 / 精神分析 / コンピューター / 電気修理 / 英語 低POW、低INT非推奨
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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