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雪花　彩吹（ゆきばな　いぶき） 感情表現はあまり隠すことはしないが、言葉数が少なく冷たい印象を与えがち。自他ともに厳しいが、なんだかんだ面倒見が良いところもある。集中すると突っ走って周りが見えなくなることが多い。昔はいまより快活な性格だった。 家族構成は父と兄と弟。母は物心つく前に他界している。父は刑事であり、その背中を追って刑事になった。兄の一人はシンガーソングライターをしている。ここ1年は一人暮らしだったが、最近は2～3ヶ月前に出会った吸血鬼が家に居候している。 名前の由来は冬の七草から。苗字は水仙の別名である雪中花から、名前は蕗の薹から。水仙の花言葉は「尊敬」「私のもとへ帰って」、蕗の薹の花言葉は「仲間」「真実は一つ」。 職業技能は刑事(2015)から、趣味技能は護身のために回避・キック、それを習得する過程で怪我への対処として応急手当。特徴表2-5:鋭い洞察力(目星+30)。 兄⇢灰かぶりハーバリウムPC（https://charasheet.vampire-blood.net/4808855） 弟⇢水深500メートルHO1（https://charasheet.vampire-blood.net/5142118） ｼﾅﾘｵ:bloodaze(HO1)、（ここから予定）、スペクト・ラム、SHOTGUN KIXXING MARRIAGE 以下、秘匿バレあり 1年前に恋人を亡くしている。殺人事件に巻き込まれて死亡した。捜査資料によると、全身から血液を抜き取られ、干からびた無残な状態で路地裏に転がっているところを発見されたらしい。首筋に二つの噛み痕のような傷があったことから、当時は“吸血鬼殺人事件”などと話題になった。 必死に犯人を探したが、目撃者も殆どおらず、未だ容疑者すら見つかっていない。そのうち捜査本部が畳まれ、世間の人々もこの事件を忘れていき、署内でも話題に出す者はいなくなった。しかし諦めることはできず、密かにこの事件の犯人を追い続けている。 ある満月の夜、帰路の途中で怪しげな人影を発見した。事件の手がかりになると考えて、その人影を無我夢中で追い掛けていたが突然、胸を刃物のようなもので貫かれた。間違いなく致命傷だったが、その後やって来たHO2に首筋を噛まれると、どういう訳か一命を取り留めた。 その日以来、身体に変化があった。HO2は何故か自分の傍にいるが、好都合だと考えている。この能力を使ってHO2とともに捜査をすれば、1年前の犯人を見つけることが出来るかもしれないのだから。 よく現場で一緒になる後輩である落合　椿（おちあい つばき）は、満月の夜、瀕死だったとき駆けつけてくれた新米警官だ。それから事情を聞いて1年前の事件について調べてくれているらしいが、特に成果はないようだ。明るくてお調子者であり、よく報告書を忘れて怒られている姿を見かける。 半年ほど前からの新しい上司である草凪　宗一（くさなぎ　そういち）は、仏頂面で厳しい男性だ。規律を何よりも重んじており、例外は一切認めない性格であることを知っている。 以下、大切な人について 桜葉　春花（さくらば　はるか） 厳格な家庭で育ち、高校卒業とともに家と離縁。いまは自営業で生計を立てている。同じく実家を離れて投資家をしている弟（https://iachara.com/view/7092711）が一人いる。 由来は、桜葉は雪花と対比するように。名前は立春の節分イメージから。節分草の花言葉は「光輝」「微笑み」。春を告げる花としても知られている。彩吹にとって春を告げてくれた存在であったため。 彩吹より三つ上の優しく穏やかな性格の女性。兄の親友で物心つく頃からの幼なじみであり、彼女の弟と四人でよく遊んでもらっていた。突っ走りがちな自分のことをいつも傍で見守って時には静止してくれる、芯のある人物。呼びかたはお互いにいぶ、はる。 彩吹が恋心を自覚したのは覚えていないくらい前。物心ついた頃から年上の幼なじみのことが大好きで、よく手を引いて連れ回していた。恋というものを知ってから彼女への感情がそれと同等であるとわかるまで時間はかからなかった。 彼女には妹のようにしか思われていなかったようだが、猛アタックの末に相手が折れてくれたことで高校の頃から付き合いだした。彼女が実家を出て一人暮らしを始めてからは家にもよく遊びに行っており、彩吹も家を出るときから居候するかたちで同棲が始まった。 刑事になることは昔からの夢であり、彼女も応援して支えてくれていた。彼女は自営業でお互いに忙しい日々だったが、朝食は必ず一緒に食べたり、休日が合う日は共に過ごす時間を作ったり、昔からの仲なのもあってすれ違うことなく幸せな日々を過ごしていた、はずだった。 殺される前、彼女はプロポーズを考えていてくれたようで、遺品の中からはお揃いの指輪が見つかった。預かってはいるがなんとなく指は通せずに、彼女のと一緒にチェーンに通して首から下げ、普段は服の下に隠して常に身につけている。 唯一甘えられる場所だった彼女がいなくなってからは、その穴を埋めるように仕事に打ち込むようになり、空いた時間も1年前の事件を追う生活をしているせいで、より自他ともに厳しい性格になってしまっている。本来はもっとよく笑う快活な女の子だった。

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