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キックボクサー志望の大学生。熱血で喧嘩早い。 紳士を目指しており、女子供や老人には優しくするよう祖母に躾られている。弱いものいじめをする奴が大嫌い。 最近、日課のジョギング中に迷子になっていた女の子を助けたら、刺青のある保護者と知り合いになった。 先に亮悟さんと会っていたら警戒したかもしれないが、初対面がのんちゃんを心配して探し回る姿だったため、「のんちゃんを大切にしてる保護者。面倒見のいい苦労人」という認識。 のんちゃんは可愛くて良い子だが、あまり他の子と遊んでいるところを見かけない。心配なので見かける度に亮悟さんのところに連れていくようになった。 3つ年上の兄と同居している。 実家はいくつか県をまたいだところにあり、大学進学を機に(兄は就職の為)2人で越して来た。 家賃は兄が出す代わりに、料理以外の家事全般は弟が担当。パシリとも言う。 割と頻繁にくだらない事で殴り(蹴り)合いの喧嘩になる。この前なんかヨーグルトに偽装してまで隠していた好物のプリンを目の前で食われた。しかも甘すぎて俺の口には合わんだの偽装工作も甘すぎだ馬鹿めだのと文句まで言われた。文句を言いてえのは俺だが？！この人でなし！！ 幼少期から兄に対抗心を燃やし続けているが、口喧嘩含めて1度も勝ったことがない。 あらゆる勝負を仕掛けては何だかんだ一緒に過ごしているので、他人からは仲が良いねと言われる。はあ？ 「このクソ兄貴！」「へーへー分かりましたオニイサマ」 兄:城嶋常一(じょういち) 25歳、会社員。大体の事は人並み以上に出来る。外面は優等生だが、弟には扱いが雑。 弟の手持ちの全財産を無断で競馬に注ぎ込んだりする。レース後に耳揃えて返したんだから非難される筋合いは無いな。勝てばよかろうなのだ！ 料理担当。この俺に胃袋を掴まれている限り、貴様に勝利は無いと知れ！ 「おい愚弟」「貴様また飯を抜かれたいのか？」 行きつけのスーパーで、娘連れの所帯染みたヤクザ者をよく見かける。誘拐ではなさそうだな。

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