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◆有瀬 西都（あるせ さいと） app:7/siz:12 職業:ジャーナリスト 職業pt:EDU×20 職業特記:真実が隠蔽された報道を目ざとく見分けることができる。 ◆特徴表 3,4戦士 周囲の者はすべて武器だと考えている。あらゆる近接戦闘武器（肉体を使った技能は除く）の基本成功率は50％である。 5,10受け身 どんなときでも、きちんと受け身を取って被害を最小限に抑えることができる。ショックのCONロールの成功範囲に+20% ◆性格 ｢説明できない物事を説明可能にしたい｣と思っている。社内では、ある種、好奇心の塊と捉えられており、どんな案件もホイホイ回される。 だがその実、用心深い。 ジャーナリストとして、危険が起こる前に、起き得る最悪のシナリオを一通り描き、常に出口探って仕事に見を投じている。 父が同じくジャーナリストであった。 未だにわからない。他人の秘密を暴き不幸をすする行為は、苦くて吐き気がする。 記事におこすために覗き見た、その人の人間臭さ。度々その臭いに耐えきれず、職場や張り込み中も、嘔吐する癖がある。 ジャーナリストととして、とても向いてるとは言えない。 だが、今回のこの秘密を暴くことで、どんなシナリオに転がったって、数多の悪意の矛先が自分に向かえば… 幸せだ。 それこそ、至高の幸福なのである。 ◆技能 ・回避、忍び歩き、跳躍、特徴表〈戦士〉、特徴表〈受け身〉 　→すべて、幼少期からの過酷ないじめに、必死に抵抗し、耐え抜いてきたから持っている技能。 ・推奨の戦闘技能は、特徴表〈戦士〉で、その辺にあった物を武器として、抵抗するべく咄嗟に手に取る。 それでどうにかしたい気持ち。 　（いじめられてたときも、多分咄嗟にパイプ椅子とかで殴って走って、急いでジャンプしながら階段ショートカットして逃げて…としていた。 独りで踏んばってた。） ◆生い立ち ジャーナリストとは、その人の秘められた「人間臭さ」を無理に暴き、世界の人びとに「エンタメ」としてプレゼントするもの。 サンタクロースだって、同じである。 信じる子供の秘めた願いを、プレゼントとして世界中に配り歩くのだから。 吐き気がする。 気持ちが悪い。 幼少期からいじめられていた。 理由は、父の職業だ。 父はジャーナリストだった。 日々、路傍の石を蹴るような、誰かのささやかな喜びのために。その蹴った石で頭を強く打ったように、誰かを絶望させるために。父は「えらく立派な職業」についていた。 そのせいである。 父はついぞ「やりすぎ」た。 各メディアは勿論、ネット上。果てには、自分と父におよぶまで。 実生活は、夥しく悍ましい罵詈雑言や誹謗中傷、酷く実害のある悪戯で、黒く黒く黒く黒く黒く黒く黒く黒く黒く塗られ、潰された。 死んだように生きることを強いられた。 当時小学2年生だった。 「死にたい」と、サンタクロースに願えるほどの知学を、持ち合わせなかった。 それでも、父の腕に抱かれると安らいだ。 今思えば、父はいつの間にか、目も当てられないほど痩せこけていた。 父と一緒に靴下を作った。 赤の二色刷りのチラシを、この日のために貯めていた。 「あした、くりすますだね！」 「サンタさん、またお手紙くれるかな？」 細い節くれだった手が、壊れ物を扱うように震えながら頭に乗った。 ささやかな楽しみを胸に、冷たく狭い汚い部屋で布団に潜った。 明日来る前に、父は自死した。 サンタクロースは、こなかった。 何故いま、父と同じ職業を？ そう訊かれても、「自分でもわからない」としか言い現しようがない。 他人の不幸は蜜の味という感覚は、どこまで深く抉っても理解できなかった。 苦くて臭くて気持ち悪い。吐きそうだ。 だが、その不幸の刃が自分に向いたとき、どろりと溢れるこの感情は。得体が知れず、ぞわりと背筋を冷たくなで上げ、臓器が握りつぶされるように身が竦む。 走馬灯のように掛け巡る。虐げられ、絶望の底に頭を押さえつけられていた、黒い黒い記憶たち。 それと、父。 ああ、幸福だ 心臓は感動と恍惚に踊るように跳ね、肺は常を忘れたように収縮し、躍る。 これを幸福と言わずして、何を幸福と定義するか？ 父は、世界一の幸せ者だったのだ。 ◆イメソン PAPARAZZI/RADWIMPS　https://youtu.be/tZcJRFc15LY ◆名前由良 PAPARAZZIの間奏部分、私には｢あうるせあうすさいと｣と聞こえるので。逆再生すると｢あいつら　死ね死ね｣と言ってるのが聞き取れる。 イメージとしては、あれですね。ダンガンロンパのあのオシオキされたい、みたいな探索者です。 ーーーーー以下、秘匿原文ーーーーーー ```君は記者、もしくはジャーナリストだ。 出版社か、はたまたテレビ局か。自らの職種にふさわしい報道機関で働いている。 君はこの精肉店の正体を知っている。精肉店の地下には中華マフィアの本拠地が存在し、そこでは様々な非合法の取引が行われているという。 所属する報道機関から与えられた君の任務は、精肉店地下に潜入して詳しい情報を集め、この中華マフィアの悪事を世間に公表する事だ。 競合他社にこの特ダネを盗まれないように、いかなる人物にもこの情報について明かさぬまま任務を達成しなければならない。 また、集めた情報の証拠を激写するために枚数に制限のないデジタルカメラを持っていくと良いだろう。 [推奨する持ち物:デジタルカメラ][推奨技能:写真術]```

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