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若菜 優李（わかな・ゆうり） 女性/23歳/164cm 職業：スイーツプランナー（企業勤め） 一人称：私 二人称：〇〇さん、あなた（年上）・キミ（年下）、あんずさん 【プロフィール】 有名コンサルティング企業に所属するスイーツプランナー。 次代の流行スイーツの調査・開発、新規スイーツ店のプロデュース・プランニングを 取り扱う部署で働いている。 過疎化が少しずつ進んでいる地域の出身。 昔から頭が良く秀才だったため、「地元のスター」扱いだった。 有名大学へ進学し大手企業勤務となった今、スター化はますます進んでいる。 現在は勤めているオフィス付近に一人暮らし。 【性格】 あまり表情が動かず、口数は多くない。 しかし話すことが不得手なのではなく、会議等の場では意見出し・まとめともに達者。 ビジネストークがめちゃ上手い。 自分が建設的だと考える、論理的な事柄は話す必要があると思えるが、 自分の趣味嗜好や気持ちなどを話す必要性をあまり実感できないタイプ。 言ったところで何か良いことがあるのか……？と考えがち。 地域のあたたかいコミュニティで生きてきたからこそ「助け合いは当たり前じゃん」精神のため、 気持ちを伝えることで人間関係が円滑になるという経験が逆に無い。 甘いものが大好き。一番好きなのは地元の洋菓子店「プリマベーラ」のモンブラン。 ビジュアルが可愛くて好きなのはいちごのショートケーキやパフェだが、 モンブランに勝るものは存在しない。 可愛いものが大好き。趣味はぬいぐるみづくり。くまさんが一番好き。 可愛いものは大切にしたいので、マスコット等を持ち歩いたりはしない。家で手づくりくまさんを愛でている。 外面的にはシンプル至上でクールなビジュアルが出来上がっている。 【あんずとの出会い】 小学4年生のとき、母親に連れられて洋菓子店「プリマベーラ」にやってくる。 店内に満ちている、ひんやりとしているような濃すぎないケーキの香りに、 絵本で見たファンタジーの世界を空想した。 なんかめちゃくちゃ天使みたいなお姉さんがケーキを運んでいて、より想像が加速した。 その日はそれ以降、モンブランが美味しすぎたことしか記憶がない。 店を出ていくとき、母のママ友たちが「いつもウチの子がお世話になってます」だの「また来ますね」だの 言っていることを受けて、「ここって同じ街にある場所なんだ」「というか毎日でも来れる場所じゃん」と めちゃくちゃ衝撃を受ける。 今まで家と図書館と本屋にこもっていたが、それからプリマにこもるようになった。 【あんずとの交流】 プリマにこもるようになってから、全メニュー端からローラーしてみたところ、 モンブランが至高であるという結論に至った。 毎日のようにプリマを訪れていたが、あんずと話すようになったのは誕生日の出来事以降。 お祝いに焼菓子の袋詰をくれたのが、初めての交流らしい交流だった。 焼菓子には眼の前で赤いリボンの飾り結びをしてくれて、天使じゃなくて魔法使いなのかな？？と思った。 リボンはとりあえず、家に飾ってあったテディベアの首に結びつけてみたが、 何か違う気がしたので、耳に結んでおいた。 今でもその子が一番のお気に入り。 それからというもの、あんずとは一言二言はなすようになる。 昔から入り浸っているお菓子屋というと「安心する場所」「居心地が良い」という印象だと思うが、 優李にとっては「特別な場所」という印象の方が強くて、ファンタジーの世界のような 空気感に何度でも恋をしている。 あんずの印象は、優李の身長が伸びていくにつれて「天使」→「魔法使い」→「妖精」へと変化していった。 しかし成長するにつれて、プリマの「過疎化の進む地域にある個人経営店」というステータスが、 どれだけ存続に危機的要素を抱えているか理解できるようになっていき、 「プリマがずっと続いていけるように助けになれる力がほしい」と考え、 スイーツプランナーを志すようになった。 ただ今では、マーケティング面からプリマをプロデュースして存続させたところで、 「それは自分が好きなプリマなんだろうか？」とも感じている。 プリマのために都会（地元比）でバリバリ働いているものの、プリマに行けなくなるのは 本末転倒なので、時間ができたらプリマを訪れている。 地元民からは、「あんずちゃんは今日も元気よ」とよく声をかけられる。 【取得技能補足】 写真術：スイーツ店の宣伝告知用。 値切り：仕事上の交渉術。プランニングと説得の時点で大体いい価格帯にはもっていけるので、使うことはほぼない。

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