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サプリ(2010.2015)作家ベース：職業技能ポイント(EDU*20) 旅館の捕食者HO2 特長表(2015) 2-2　影が薄い：<忍び歩き>および<隠れる>に+20％。 一人称：僕　二人称：君　　 名前の由来：平安初期古代東北地方の蝦夷の族長である大墓 阿久婁(タモノキミアテルイ)と悪路王伝説の悪路王。 東北山間部の限界集落の神職的な家系出身。和風アレンジされた服装を好む怪奇小説家。基本的に自信家で楽観的な性格だが浅慮なわけではない。 原稿の進みが悪いと締め切り間際だろうとなからろうと、自宅に「魑魅魍魎に会いに行く。」と書置きを残して姿をくらます。 大学在学中に作家デビューし、処女作はリアルな描写が評価されコアなファンを獲得したが、その後出版された作品は右肩下がりである。 事故物件の築数十年の一軒家に住んでおり、何かあった時のために気心知れた人には合鍵を渡している(担当編集やPC達)。 好きなもの：執筆活動、文学、民俗学、神話、土着信仰、歴史、旅行 嫌いなもの：故郷、締め切り 代表作『漆桶(しっつう)に潜む』 ○登場人物 ・梁田…物語の主人公で出水教授のゼミに所属している。メインの語り手。 ・尾口…ヒロイン的な役回り。梁田と同じく出水教授のゼミに所属。梁田とは恋人関係にある女子大学生。 ・出水教授…梁田と尾口の通う都内大学に勤める民俗学者の教授。今回フィールドワークを計画し、集落への異常なまでの興味を示している。 ・外場…村のまとめ役の家長。余所者の梁田達に滞在場所として空き家を貸してくれるなどとても親切であるが…。 ○ざっくりとした内容 都内大学の民俗学教授である名雲とそのゼミ生の梁田と尾口は夏休みの合宿で東北山間部の限界集落「蘇土場村(そとばむら)」へ訪れる。 教授曰く、かつて村では間引きと土着信仰の風習があり、それに関係する祭があるらしいということが語られた。 一日目、村を訪れると閉鎖的だと思われていたが親切な村人たちと仲良くなった少年の協力もありスムーズに調査を進めることができた。 二日目の夜にそれは問題は起きた。教授が貴志家の蔵へと忍び込み、古い文献を盗み出して帰って来たのだ。 そこには間引きの本当の目的は山に祀っている神への贄とそれを信仰する村人が不老長寿を得るための儀式だったと記されていた。 恐ろしい事実を知ってしまったが翌日の夜に祭があるため、祭に参加した後に夜のうちに村を出ようという話でその日はお開きになった。 三日目の夜、祭が始まったが教授の姿がない。教授を探していると少年が山の方へ入っていったと教えてくれ、危険だから気をつけてと心配してくれた。 山を登っていくと薄明かりが見え近づいてみると洞窟があり入口に松明が立ててある。洞窟の奥まで辿り着くと開けた場所に出た。 そして祭壇のようなものの前で何かを模した像を持ち立ち尽くす教授とその教授が見下ろす先に頭部から血を流し倒れている外場の姿があった。 錯乱した教授が洞窟の外へと走り去ると同時に地響きが起こり、危険を感じて洞窟の外へと出ると先程よりも村が明るい気がする。 村の方を見やると建築物は次々に倒壊し、あちこちで火が出ている。そして、地面が割れてそこから何やら真っ黒なものが溢れ出て来るではないか。 それは次々と木々も建物も人々も飲み込んでいく。そして梁田達が振り返れば、自分達の出てきた洞窟から漆桶をこぼすように闇が溢れた。 闇に飲み込まれる瞬間、「だから気をつけてと言ったのに」という聞き覚えのある声が聞こえた気がした。 経験シナリオ 旅館の捕食者:END1

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