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一人称：わたし 二人称：～さん 金髪褐色翠眼の少年のような雰囲気を持ったドール。 性格は穏やかで少し浮世離れしているが基本的には良い子。だがどこか達観したような目をすることも多い。 姉妹が傷つく事を嫌い、無意識に身体を挺して守ろうとする。勝手に体が動くから仕方ない。 そして姉妹の笑顔を見ることがとても好き。ただ、偶に一瞬別の少女が重なって見えることもある。変なこともあるもんだなー？ あと何故か左手の小指がない。なんで？ ぼんやり覚えているのは「あのこ」と約束をしたこと。どんな約束をしたか、そもそも「あのこ」はどんな子だったか全く思い出せないけれどきっと大切な思い出だったはず。でもなぜだろう…思い出そうとするともう動いていない心臓がぎゅっと痛むような、腹の中に冷たい塊を落とされたようなひどい気持ちになるのだ。それこそもう出ないはずの涙がこぼれそうになる程に。 最近目が覚めたら脚が無くなった代わりに機械の脚が付いてた。どゆこと！？でもそんなに不便でもないし慣れたら快適…かも？それにこれでもっと大事な姉妹を守れるね。僕はもう二度と大切なものを失いたくはないから… あれ、失う…？わたしなんでこんなこと考えちゃったんだろう。大切な姉妹は目の前にいるのに。 ↓ミズキの記憶にはない裏設定等 お前は元々出来損ないのアンデッドだ。そんなお前をこの終わった世界で使い物になるようにしてやったのだから感謝するんだな。 脆弱な体の補強に「アーマースキン」で全身を覆ってやる。飾りのような「やぶれひまく」もないよりはマシだ。「よぶんなうで」だろうとも使えるものは何でも使え。 「カンフー」のような身のこなし、バランスを取るための「しっぽ」があればゾンビどもよりは早く動けるだろうな。 せいぜい他の愛らしい姉妹の盾になるがいい。屍肉喰らいのお前にはお似合いだ。 あのことの約束を果たすのだろう？ならば汚泥を啜り、這ってでも生き延びてみせろ。 あのことの約束 ずっと一緒にいよう 彼は見つけてしまいました。 森の隅にごみのように捨てられていたあの子を。蟲が集る身体にははっきりと陵辱の跡がありました。 それからは何も覚えておりません、気づけば周りのものはみんな死んでいましたから。 …そして、彼は笑いだしました。血に濡れた両の手で自らを抱きしめるようにし、狂ったように笑い続けたのです。 それはまるで、涙を流すことのできない彼の慟哭のようでした。

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