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霞魅　音寧 有名政治家のメイドとして働く女性 温和で温厚で怒ることはない 受け止め、非があれば謝り、人を良く褒め、人の諫めるべきところは諫める。よくできた女性 彼女の事を「偽善者」や不審がる者は多くいるだろう。だが、彼女の言動を見ていれば馬鹿馬鹿しく思える 彼女には善意しかない 彼女は「人の為」でしか動かない。「自分の為」の願いはない 人の「願い」を聞き、叶える「お手伝い」を惜しまない 人の「願い」は良い「願い」ばかりではない。蔑まれ、唾棄すべき「願い」だってあるだろう 彼女は否定しない、蔑むことも苦言を呈することも何もしない。受け入れる どのような願いであれ、彼女は聞き、受け入れ、「お手伝い」をする 彼女は自由意志がないわけではない。「役に立ちたい」という承認欲求などもない 他者にとって「善い人」であろうとしているだけだ その包容力と物事を素直に受け入れる様子はさながら「聖女」と呼ばれるものに相応しいが、魔性の傾国の存在にもなれる存在だった 彼女はどんな願いでも聞き届ける 自分の主人は勿論の事、その周りの政治家や資産家、投資家などの願いをも叶える「お手伝い」をした 彼女は神ではないので、彼女自身が叶えるのではなく、その人自身が叶えれるように「お手伝い」をするだけだ だが、叶えられたもの達は彼女に対してどんどん依存し堕落させる。彼女が図らずとも狂信的な妄信する集団が出来上がる 彼女はその手腕で日本の中枢機関を麻痺させ機能を止めた その罪は重く、投獄されるに至った

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