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迷宮を旅する小さな乙女。 羽妖精の血の混ざった一族に生まれ、人間としてはかなり小柄な体躯を持った女性。 余り堪え性のない性格で、一所に留まることを嫌い、幼少期は機を見ては各国へと旅に出ていた。 成人を超えた今でこそ多少落ち着きは出たものの、未だにその好奇心は健在であり、外の国々、ひいてはこの迷宮の外の景色を絶えず夢想している。 常に新たな出会いを求めており、そこに新旧の区別はないが、歴史あるものへは特に強い興味を示す。 曰く「新しいものは自分でイチから覚えないといけないけど、古いものはある程度他の人が覚えてくれてるから楽」なんだそう。 また、自他共に『型にはまる』ことを嫌っており、特に子ども扱いをされると露骨に不機嫌になる。 ただし、それはコンプレックスなどによるものではなく、単に容姿や年齢で行動に制限を課されるのがイヤだからと言う理由から。

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