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ㅤ ● 𝗣𝗥𝗢𝗙𝗜𝗟𝗘｜プロフィール ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 　Ernest Adams - アーネスト・アダムス 　❙28歳｜男｜放浪者｜𝗜 𝗟𝗼𝘀𝘁 𝗦𝗼𝗺𝗲𝘁𝗵𝗶𝗻𝗴 𝗶𝗻 𝗮 𝗥𝗼𝗼𝗺 　❙基本ルールブック＜放浪者＞＋＜芸術家＞ ● 𝗖𝗛𝗔𝗥𝗔𝗖𝗧𝗘𝗥𝗜𝗦𝗧𝗜𝗖 𝗧𝗔𝗕𝗟𝗘｜特徴表 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 　𝟮𝟯｜親の七光り：信用+20% 　𝟯𝟴｜信頼のおける人：交渉技能三つに+10% ● 𝗣𝗘𝗥𝗦𝗢𝗡𝗔𝗟𝗜𝗧𝗬｜人物像 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 物腰柔らかで品のよい、人好きする笑顔の青年。冷笑主義の毒舌家で性格が死ぬほど悪い。ロバート・エドマンド・タイナーは数少ない素を明かせる友人の一人。 上層階級の名家の嫡男だが絶賛家出中。必要な場面では名前だけちゃっかり使っている。今はニューヨークのぼろアパートに友人と数人で住んでいる。スピークイージーに入り浸ってはそこにいるさまざまな客の身の上話を聞くのが趣味。偏屈だが差別意識は薄く、つまり誰に対しても平等に性格が悪い。 建築家志望。 ● 𝗗𝗜𝗔𝗟𝗢𝗚𝗨𝗘｜台詞例 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「ええ、私がアダムスです。アーネストでかまいませんよ」「なんて素敵なお話だろう。皆様、どうぞ拍手を」 「黙れ。空気が無駄だ」「生まれてきたのがきみのようなお人よしでは、ご両親もさぞ気を揉んだだろうな」 「きみにぼくの何がわかる？ 」「……きみは本当にあれに似てる。まだ寝たい朝にやかましく鳴く、迷惑な鳥だ」 「はっ、世界なんて。大層な名だが、7日で建ったような欠陥住宅だぜ。さっさと倒壊しちまえばいいのさ」 ● 𝗕𝗔𝗖𝗞𝗦𝗧𝗢𝗥𝗬｜バックストーリー ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 使用人を何人も抱えるイギリスの名家の生まれ。 著名な建築家の父をもつ。タイナー家が運営するホテルの一部設計を手掛けた経歴もあり、社交界でも高い地位を持ったが、家では厳格で冷酷な人物だった。息子も自分のような建築家に育てるべく幼い頃から厳しい教育を施し、言う通りにしないと何度も折檻した。アーネストに建築の才がないと見切るや否や、アーネストに対する一切の興味を失った。 妹を産んですぐ母が亡くなるまでは、それなりに暖かい家庭だった。若くして愛する人を喪った父親の悲しみを理解しないではないが、それでもアーネストは心底父親を嫌っている。 妹・ニコラは母によく似た素直な性格で、アーネストとは違い心からの友人を何人も持った。兄である自分を慕い、幼いころからどこにいくにもついて回ってきた妹を邪険に扱うことも多々あったが、かわいい妹であることには変わりなかった。父親の指示に逆らえず使用人すらアーネストを無視するなかで、彼女だけが、父親に辛くあたられる自分をかばってくれた。 花嫁学校に通う彼女だったが、一度だけアーネストに「本当はお兄様みたいに建築の勉強をしてみたい」とこぼしたことがあった。彼女が独学で作ったカフェの設計図は見事な出来で、アーネストの目にも彼女の建築の才能は明らかだった。 アーネストが26歳、ニコラが20歳になる年、父は病気であっけなく帰らぬ人となった。アーネストは父の葬式を終えてすぐにイギリスを逃げるように去り渡米。家督を半ば妹になすりつける形で自由の身となった。 新天地に来たところで相変わらず芽は出ず、アール・デコ最盛期のニューヨークにおいてアーネストの機能的で硬派なデザインは受け入れられにくいものだった。今は酒場とアパートを往復する日々を漫然と過ごしながら、ひっそりと建築の勉強を続けている。 上流階級での豊かな生活、社交界での名声、父親からの期待と称賛、立派な暖炉のある我が家、家族揃って囲む食卓。失ったものは数多く、しかしほとんどは大したものではなかった。それらは興味のない栄光か、あるいは、最初からほんとうの意味では手に入らなかったものだろうからだ。椅子の一つに至るまで父親が手掛けたあの家から一刻も早く抜け出したかったアーネストにとって、今の生活は以前に比べればよほどましなものであるはずだ。 だからこそ、最後に船から見た妹の表情が、うちひしがれたような泣き顔だったことだけが気にかかっているが、今更帰れないのもまた確かだった。 　❙父：バートランド・アダムス 　厳格で冷酷。アーネストを建築家にするべく育て上げ、幼いうちから社交界にも連れ出したが、 　才能がないと判断するや否やいないものとして扱った。 　❙母：リリー・アダムス 　美しい容姿に飾らない性格の女性で、社交界の華として愛された。ニコラを産むときに亡くなった。 　❙妹：ニコラ・アダムス - Nichola Adams 　母に似て天真爛漫な女性。兄であるアーネストをいまでも慕っている。 　今はアーネストの代わりに家督を継いだあと、父譲りの天性の才能を生かし建築家として大成している。 　 　❙決定的な喪失：帰る場所、妹との以前のような関係 ● 𝗠𝗨𝗦𝗜𝗖｜イメージソング ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 　❙𝘄𝗼𝘁𝗮𝗸𝘂 - スピークイージー 　：https://youtu.be/P8aUNilN7JQ ㅤ

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