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名残乃 花衣人(なごりの かいと) 花冷えに亡く季節 HO2:花 16歳/159cm/男性 誕生日:1/26 アマリリス「誇り」「内気」「輝くばかりの美しさ」「おしゃべり」 オジギソウ「繊細な感情」「感受性」「敏感」 ヒヤシンス(白)「控えめな愛らしさ」「心静かな愛」 職業:患者(ベース職業/放浪者) 職業技能:言いくるめ、隠す、隠れる、聞き耳、忍び歩き、心理学、値切り、博物学 趣味技能:目星、図書館、写真術、精神分析 一人称：僕 二人称：君、あなた 三人称：君たち、あなたたち 心臓から青紫のアネモネを咲かせる美しい少年。物腰は柔らかく表情はいつも穏やかで、敬語で話す。 サナトリウム《アヴリル》への入院前は迫害されながら日本各地を転々としており、自身の病に加えて日本人離れした容姿ということも迫害に拍車をかけた。 また、日本各地を転々としていた時に安値で買った、古い型番のカメラを常に首から提げている。 それでも花衣人は、自身を迫害した人々を憎まなかった。自分の境遇を恨まなかった。 自分が不幸だと嘆くことも、生きているだけで素晴らしいと過度に笑顔になることもなかった。息子のせいで各地を回ることになってしまった両親や、周囲から心無い言葉をかけられる親戚には、当然申し訳なさを覚えたし泣いたこともあったかもしれない。しかし下手に悲観し続けることもなかった。 このような経験をしたにも関わらず、花衣人は極めて「普通の人間」らしく喜び、怒り、悲しみ、笑う少年として成長したのである。 その精神の健やかさから人好きされるであろう笑顔を浮かべるが、やはり花が理由で迫害されている。自身に巣食う花に思うところはあれど、憎しみにまでは辿り着かない。 言い換えれば、どこか他人事のように諦めているのかもしれない。しかしそれも違う。 何故なら、花衣人はたった一度だけ救われたことを確かに覚えているからだ。 たった一度だけ「綺麗だ」と言われたその記憶で、名残乃花衣人という異端の少年は救われた。既に救われた人間が落ちることも、さらに救われることもきっとないのだろう。だからこそ彼は、精神も美しい少年として存在していられる。 将来の夢は自分の撮った写真で植物や自然、建物の風景をはじめとした「生きていないもの」（厳密には生きていても動かないもの）の本を作ること。 何故生きているものに触れられないのか、その理由が思い出せたら（そして自分が治ったら）、本当は堂々と「植物図鑑を作りたい」と言えるのだが…… ☆メタ的には「HO記とHO花で共通する思い出を何か作れたらいいな！」という津島の願望です。 *** 心臓に巣食う花はアネモネ(青、紫)。 花言葉は「見捨てられた」「見放された」、青は「固い誓い」、紫は「貴方を信じて待つ」。 名前：名残の花(取り残っている花。残花。主に桜を指す)+カイト(洋風の凧。海への散骨の際に花を散らすことから死への旅路として連想) イメージ音楽：花に風-バルーン、アークナイツイベント「塵影に交わる残響」イベントPV音楽（https://www.youtube.com/watch?v=ZBFfgpAqw4Q） ◇以下、確認用秘匿 HO2 『花』 症状：心臓に根をはり血管から花を咲かせている / 美しい花 / 君の心臓には花の根が巣食っている。 血管を巡り、皮膚を突き破って花が咲いた。美しい君を飾る花。 隠し通していたが、ついには隠せないほどに育ってしまった。 / 性格 / この美しい花は君にとって呪いのようで、コンプレックスだ。 この花の所為で人々に迫害されて、独りぼっち。 たった一度だけ「綺麗だ」と言われた思い出だけが、唯一の救いになっていた。 / 病気 / 重い病らしく、治療を受ける事が出来るのは18歳からであり、君はそれまでの間このサナトリウムで過ごすことになるらしい。 / 備考 / 君は生きているものに対して、自分から触れることに強い抵抗感がある。 その理由は幼い頃の出来事によって記憶は固く閉ざされているようだ。 APPに関わらず見た目は麗しい子供だ。APPが低い場合、迫害等によって心が荒んでいるのだろう。

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