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悪魔崇拝者たちによって、悪魔の降臨に成功したが使役する事は叶わず…… 悪魔を宿すことで悲しみを感じづらくなっている。 怒りの炎、陽光のレネゲイドをその身に宿す。 宿主の腕を異形のそれへと変貌させる。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ■人物 一人称：僕　→俺。成績普通。モデル体型。表情は乏しい。中性的でダウナーな雰囲気、不気味なほど目を引く高APP(ニャル的な)。 ■生い立ち 両親は、表向き世間でも有名な新興宗教を運営。父は創始者であり総裁。実情は裏社会にも幅を利かせるカルト宗教であり、経済面において暗い部分が多い。さらに知られざる情報として、父親がオーヴァードであり、レネゲイドを介して人知を超えた存在との交信を目論む狂人でもある。彼は経済力を駆使して、秘密裏に遺産などの物品を収集している。この時点ではUGNとの関与は無く、FHとのみ取引関係があった。 一人息子であるPC3は、父親から遺産の依代として期待を受けており、真実を知らされることなく、十分な教育と歪んだ愛情を受けることとなった。父からは、選ばれた子供であること、将来は総裁の地位を継ぐ者であることを教えられ、そういうものかと思っていた。 中学卒業を目前に、父から神聖なる力を得る儀式と偽られ、遺産との適合を実施された。それは成功したがPC3は暴走してしまう。とめどない怒りに支配され、父も、狂信者たちも、何もかもを殺害した。理由は遺産によって悪魔が憑依したため、その悪魔は常に怒り狂いこの世の全てを憎んでおり、憑依した対象に強大な力を授けるとともに、自らの悪意をばら撒こうとしている。 PC3は意識を失っていたため、当時のことを全く覚えていない。悪魔も衝動を解放したことで、冬眠状態に入っている。後日UGNの介入があったが、その技術をもってしても、PC3からはレネゲイドを検出できず、父親に利用されそうになった哀れな被害者として処理された。そして、事件は総裁による信者の宗教的な殺人というシナリオで幕を閉じた。だが、この事件はメディアを大きく騒がせ、連日報道された。 現在は世間の目を逃れるために、Z県へと引っ越し、母親の旧姓を用いて生活している。Z県立高等学校に入学している。 今PC3に自覚があることは、父親の不審死、いつの間にか自分の身体に掘られた禍々しいタトゥー、時々鏡や影を見ると自分の後ろに誰かがいるような感覚、時々どうしようもなく現れるとめどない怒りの感情。父親は「お前は人を超えた存在になるために生まれたきた」と言っていた。今となってはその真意は分からないが不気味で仕方がない。自分の身に起きたことを知りたいと願っている。 現在は母親とマンションで暮らしている。 ■学校 男友達は唯一、南出勝季がいる。今でも報道される宗教殺人事件の関係者であることが、学校でバレないか気にしている。また、時々鏡や影に自分じゃないものが見えたり、後ろに誰かいるような感覚を覚えることがあり、何とか動揺を隠そうとしている。また、背中から肩周り、腕にまで伸びたタトゥーも見つかるまいと生活している。 時々自身の境遇や世間に対して、憎悪にも似た怒りを感じることがあり、ヤンキー狩りをしていることがある。だが、オカルト部に入部後は実施していない。(日常を過ごせばロイスを獲得し、レネゲイドの自覚関係なく、遺産(悪魔)による衝動も表面化しないという解釈) ■部活動 元々は部活動には入っていなかった。万が一のために学内で目立つ行動は避けていたからだ。入部のきっかけは都築風香。彼女の勧誘を最初は拒否したが、「入部すれば、キミが知りたいことがわかるかもしれない」と言われたこと、あと「暴力行為には目を瞑ってあげる」という言葉を言われたことが決め手となって入部することになった。 ■遺産 厳密には物品ではない。儀式の際に掘られたタトゥーが、悪魔との契約、地獄界とのつながりを表している。元々は破滅願望を持ち悪魔崇拝に手を染めた総裁が編み出した黒魔術の類であり、息子に継承された。悪魔は強大なレネゲイドを操ることで、人間たちに干渉する。彼らはこの世の全てを憎んでいる。激しい怒りは、悲しむ余地をなくしてしまう。 ■戦闘 ホラー映画のように、身体が不気味に浮き上がる。厳密には空気中の水蒸気を部分的に凍らせることで、空中に磔にされている状態。腕が悪魔のものになり、手から巨大で鋭利な骨が飛び出す。太陽の如き光と熱を持つ爪は、敵を瞬時に粉砕する。 身体の変異は、幻のように現れそして消える。骨が突き出しても服は破れず、逆にたまに自分の腕や顔が悪魔のように見えたりする。

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